サイドストーリー

襲撃
それは突然やってきた。

オペレーター「隕石確認!・・・落下位置この施設から南に10Kmほどの位置です!」
上官「迎撃ミサイル用意!発射!」

バシュゥゥゥゥゥ     ドォン

オペレーター「破壊しました・・・・これは!?AC!?」
上官「なにっ!?AC出撃用意!砲台準備!」
 
3機の青い機体が大地に降り立った。
戦闘はすぐに始まった。青い機体の右腕の銃から青白い光が撃ち出される。
その光がグレネードを構えていたクレスト社のACの頭部、コクピットに直撃し破壊された。
射撃の腕と精度が尋常ではない。
「マジかよ・・・・。」残ったAC−3のパイロットはそうつぶやいた。
ピッピッピッピー  ロックオンが完了した合図だ。
「これでもくらいな!!」 AC−3から大量のミサイルが発射された。
しかし青い機体はほとんどを避け、避けきれないものは迎撃した。
まさか16発以上のミサイルがかわされるとは思わなかったかAC-3の動きが止まった。
それが命取りだ。止まった瞬間光の束でコアを両断されていた。
「くそっ!やられるかよ!」最後まで残ったAC-1はマシンガンを撃った。
ガガガガガガガガガガ
1機の頭部を吹き飛ばし機能を停止させた。
そのとき大きな衝撃が機体を襲った。「くっ!」表示を見るとAPは1/10以下になっている。
「なにっ!?」
ランプはほぼ全てエラーを示している。スクリーンにうつっている青いACがキャノンらしきものの
銃口をこちらに向けた。青白い光が発射されコアを吹っ飛ばしていた。

オペレーター「AC部隊全滅・・・・AC突っ込んできます!」
上官「砲台で応戦し・・・・・」

青白い光が司令塔をのみ込み施設はあっという間に破壊された。
そして青いACは去っていった。
 
その後調査が行われた。コクピットにパイロットの姿はない。
破壊したACの肩には ジオマトリクス というマークが入っていた。
銃はKARASAWA−Mk−2 ブレードはLS-MOONLIGHT 肩武器はレーザーキャノンとマルチミサイル
と判明した。
 
??「地球に対する宣戦布告か?」そう言ったのはかつてナインボールセラフを倒したレイヴン
レイだった。そう言ったわけは同じ日の同じ時間にミラージュもキサラギも襲撃を受けていたのである。
しかもどのACも火星製のパーツだったという。

クレスト代表者「しかしなぜカラサワとムーンライトが火星側にあるんでしょう?」

レイ「それはむこうで作られたものだろう。それらは傑作の兵器だったから
テラフォーミングプロジェクトも使われた。そして計画が成功したあと地球と同じような企業が生まれた。
その企業がカラサワやムーンライトの新型を作っていてもおかしくない」

ピッ

そのとき通信が入った。
「大変です!火星がわれわれに宣戦布告をしてきました!」
「ついに起きてしまったか・・・・・。むこうには強化人間がいる。それに対抗するには
3つの企業が協力するしかない。依存はないな?」
反対するものは誰もいなかった。
作者:ZEROさん