サイドストーリー

戦い
宣戦布告から1週間後、俺はコーテックスに呼び出された。
場所は出入り禁止となっているセクション513だ。呼び出された場所に着く前に2機のACの残骸を見つけた。
色とパーツからするとブラッククロスらしい。もう片方はクラッシュボーンのようだ。
奴らがアリーナから消えたのは1ヶ月ほど前のことだ。(なぜこんなところに・・・?)そして広場に着いた。
すでに全員来ていた。青い軽量2脚…サイラスのダブルグラディウス。
パイルと月光を装備したジェットのトロンベ。マシンガンとオービットを装備したシリウスのシルフィード。
その妹のクリス。機体は金色のフロート。両手にブレードを装備したカトルのサンドロック。
俺の機体の色と同じ漆黒のカイルのデスフォース。
そして名機KARASAWAを装備したフィーのリーン・ラグナロクmk-3セシルス
レイン『全員集まりましたね。ここに集まってもらった理由は
[アリーナトップクラスのレイウ゛ンに武装強化をして欲しい]と思ったからです。』
「しかしなんでセクション513なんだ?」
『それはミラージュ、クレスト、キサラギの共同開発の工場があるからです。
これから皆さんには装備の交換をしてもらいます。サイラスさんジェットさんシリウスさんカイルさんゼロさんは
KAGERYU-ML を装備してください。重量は月光とほとんど同じですが威力が3200あります。範囲は9です。
カトルさんは両手の武器を外してDAW-HSを装備してもらいます。実体形のブレードのようなものです。
フィーさんはLB-LSを装備してもらいます。重量、レンジはCLB-LS-2551と同じですが、威力が月光とほぼ同じです。
最後にクリスさんはWEM-MMを装備してください。連動マルチミサイルです。
全て皆さんのパーツの強化型なのですぐに使いこなせると思います。生きて帰ってくれば報酬300万払われます。
パーツ交換が終わり次第エレベーターに乗ってください。』
「了解」 「解った」 「OK」  「しかしすごいパーツだな」「ああすさまじい威力だ」
 
パーツ交換が終わり全員エレベーターに乗り込んだ。通信が入る。
『エレベーターが地上に出たら戦闘を開始してください。敵は30機ほどです。MTはほかのレイウ゛ンがするので
ACが出たら戦ってください』
エレベーターが地上に出る。ドグァァァァァン
「いきなりかよ!」グレネードが足元に着弾したのだ。
「熱源感知!AC8機だ!」「ちょうどだな。」「撃ちまくり天国ね」 「置いて行くぞ」
 
サイラスは重量2脚と戦闘を開始している。チェインガンの弾が飛び交う。弾は地面をたたく。
「こいつはなかなかやるな!」砂煙でお互いの姿が見えなくなった。
 
黄色い機体は白い機体と戦っている。黄色はジェットのトロンベだ。
射撃武器がロケットしかないにもかかわらず軽量機体と互角に戦っている。
「フン」白い機体がブレードを振り上げた瞬間ロケットで左腕を吹き飛ばす。ジェットもブレードを振った。
 
シリウスはかなりの苦戦を強いられている。黒い4脚ACと撃ち合っているが、カラサワ、グレネード、プラズマキャノンの
連続攻撃で、ほとんど防戦一方となっている。
「ちっ、マシンガンとオービットじゃほとんどダメージを与えられんな・・・むっ!」
4脚のブレードをぎりぎりでかわしたのだ。
 
クリスは自分と同じフロート機体と戦っている。相手はグレネードを連射してくる。
「狙いが甘いよ!」そう叫びつつミサイルをロックしていく。ミサイルのロックが完了した。
「いっけ〜!」ズドドドドドド   敵のフロートは全弾直撃を免れたが、両腕は使い物いならないようだ。
その時肩のグレネードが火の玉を吐き出した。
 
白い4脚と戦っているのは、カトルのサンドロックだ。ヒートショーテルを使おうにも武器腕の連射が激しく
近づくことが出来ない。中距離からチェインガンを撃つことで時間を稼いでいる。
「懐にはいれれば・・・・よしやってみるか!」カトルはSLシステムを起動した。
「システム・・・・キドウ・・・」
 
黒い機体が2機戦っている。片方はカイルだ相手の激しいブレードでなかなか斬りかかれない。
「くらえっ!」隙を突いてブレードを振ったが。 バヂィィィ
左のブレードで受け止められた。
「なにぃぃぃ!!」
そして右腕のブレードが輝きを増した。
 
フィーは逆関節最強のレイヴンだ。今ここに最強の逆関節機体を決めるかのように戦っている。
ゴガァァァァン ゴガァァァァン   カラサワの青い光と相手の赤い光が飛び交う。
「そこだっ!」カラサワの青い光が右腕に当たり吹っ飛んだ。相手は大型ミサイルを撃ち出した。
「うわわわっ 怖えぇぇ」そう言いつつ回避行動に移った。
 
そして俺も戦っている。
「なんか大はずれって感じだな・・・・」目の前には赤く カラサワ、月光を装備したACがいる。アレスだ・・・。
「いくぜっ」俺はOBをチャージした。アレスは俺に向けてカラサワを撃った。弾は頭部を狙っている。
そこにOBが発動し間一髪で避けられた。そのまま突っ込んで斬ろうとしたが月光で防がれた。
そして斬りあいになった。
 
砂煙が消えかかったときサイラスの目の前にバズーカの銃口があった・・。
しかし弾が撃ち出される前にパイルでコアを打ちぬいた。
「や〜危なかった〜手伝いに行くか。」
 
ジェットもブレードを振った。そして肩についているロケットとキャノンを切り落とした。
バランスが崩れたところにもう一度ブレードを振りとどめをさした。
「火星のレイウ゛ンはこんなものか?」
 
シリウスに向けてまたブレードが襲い掛かる。バヂィィィ
ブレードは受け止められた。サイラスが受け止めている。
「危なかったな。手貸すぜ。」「俺もだ」「感謝する・・・」サイラス、ジェットのおかげで相手は火花を散らしている。
突然グレネードを足元に撃ち爆煙に姿を消した。煙が消えたあとには4脚の姿はなかった。
「退いたか?」「だろうな」
 
グレネードは当たらなかった。
「はいはいそんなんじゃ当たんないわよ。これでとどめ!!!」
ミサイルの連射でフロート機体は爆発した。
「よ〜し、次!」
 
サンドロックはOBを使いすさまじい勢いで突っ込んでいく。ショーテルの一撃で右腕を切り落とした。
そして高く飛び上がった。
「僕の邪魔をしないでよぉぉぉぉぉ!!!」
ザシュザシュッ 敵のACは十字に切り裂かれた。
「はあはあ、これは消耗が激しすぎる・・・・。次にいかなきゃ・・・。」
 
「なんとぉぉ」右腕のブレードを防ぐためカイルはブレードの角度を無理やり変えた。
直撃こそ避けられたが左腕を失った。
「しまった!」次のブレードを受けられないと判断し機体を後退させようとしたとき、右腕と右足を切断された。
「うわぁぁぁ」ガシャァァァン  バランスを崩し大地に倒れこむ。機体はもう動くことは出来ない。
黒い敵が目の前に迫る。タタタタタタタタ・・・・・・
「これで何もかも終わりかよ・・・。」死を覚悟したが、何も起こらない。
「大丈夫ですか?」カトルの声がした。
「いや大丈夫じゃない。機体はもう動かない。・・・・アイツは?」
「今クリスさんが戦っています。もうすぐ終わります。」轟音が聞こえ通信が入った。
「終わったよ〜」 「とりあえず回収してくれ。」
 
フィーは大型ミサイルから逃げながらカラサワを連射している。ゴガァァァァン ゴガァァァァン ズガァァァァン
その1発が相手の肩の大型ミサイルに命中し残っていたミサイルに誘爆した。
「今だッ」  ゴガァァァァン
そこへカラサワを撃ち込み破壊し残っている敵を排除にかかった。
 
バヂィバヂィィ  何度もスパークが走る。お互いダメージを与えられないでいる。
「これじゃ昔と同じだな・・・・。」そう言いつつ俺はショットガンを撃った。青い光がアレスのカラサワを破壊した。
 
その時仲間のACが来た。7対1は不利と悟ったようだ。アレスはOBで撤退した。
『敵部隊の全滅を確認お疲れ様。帰還してください』
作者:ZEROさん