共同作戦
火星に着いて 一週間が経とうとしていた。
未だに調査すらしていないオレ達は少々 つまらない日々を過ごした。
そんなつまらない日を目茶目茶にしたのはそう思っていた少し後だった。
「地球からのレイヴンは至急 会議室まで来てくれ」
そんな館内放送が耳に入った。
会議室には はじめて見た顔もいた。
「では これより作戦会議及び編入者の説明をする」
一人の研究者がそう言った。タグを見ると名前は削れていてよく読めなかった。
「今回の作戦は 旧開発地区の調査だ ココには旧大戦じに大量の機動生物…
つまりディソーダーが発生していた場所だ 最も今入るはずが無いがな」
「ちょっと待ってくれ オレAC持ってないぞ!!」
オレはあらかじめ言っておいた方が良いと思い 発言した。
「ならば君には オペレータを勤めてもらう」
――ついてねー 出撃できないのかよ
「では 編入者に自己紹介をしてもらおうか」
なにやらやる気のなさそうな男が前に出てきた。
「カイル 見りゃ分かるが男だ ACはフォーニング 他になんかあるか?」
かなり手短に終わった。
今度は 軽そうな男だ。
「オレの名前は紅男 赤く燃える紅の男だ ACはクリムゾンレオパルド よろしく頼むぜベイベェ〜〜」
しばらく静まり返っていたのを 元気な声が貫いた。
「私アイリス、アイリス・リヒテンブルグ ACはアルバトロス.スカイ よろしくね!!」
んで また暗い…っつーか 静かな奴が出てきた。
「ZEROだ ACはラグナ・ブレイカー」
かなり手短に そして静かに終わった。
最後の男が前に出てきた。
「我の名はアーノルド・イェーガーなり AC名はガイスト・マイン 皆よろしく頼む!!」
結構古風な男だ…。
「明日には出撃してもらいたい では各自自由にしていてくれ」
この自由時間の間がこの場での最後のくつろぎだと言う事を誰も知らない
…そうアーノルドという男を除いては…
作者:ジェットさん
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