サイドストーリー

悲しみは絶えない…


ズガガガガガガガガガ!!!!
バシュンバシュン!!
ズガン!!ズガン!!
ビービービー!!

とある市街地でAC2体による激戦が展開されていた。

「俺のスピードについてこられるか!!」

1機は機動性を重視し、全身真っ赤に染まったそのボディは『炎』を連想させる。
しかも早いだけでなく火力も十分ある。マシンガン、投てき弾、ビット全ての炎がヒットした時彼の勝利は決定する。
AC名『ファイヤー・エグゾイル』
パイロット『ホープレス』

「く…ちょこまかと……だが!!」

もう1機は、闇をかき消すような純白のベールに身を包みこみ、昔からの愛銃『KARASAWA』を片手に華麗に地を駆けぬける通称『正義』。女性ならでわの軽やかな操縦が敵を翻弄する。

AC名『ジャスティType−VF』
パイロット『ヴァージニア=G』

バシュンバシュン!!
KARASAWから蒼い閃光発射される。が、その攻撃はことごとく避けられる。

「よっ、ほい、へへ当たらね〜な♪」

「ちっ…なんて速さだ。」

「じゃあこっちからもいくぜ!!」

「いくら速くてもレーダーからは…」

が次の瞬間
フッ…

「何!?レーダーから消えた…ステルスか!!」

もう肉眼にしか頼りようが無くなり、正義の動きが鈍くなる。

(どこだ…?)

ズガガガガガガガガガガガ!!
突然の背後からの攻撃に機体が少し前のめりになった。

「く…後ろか!!」

が振り向いたときにはもうそこに炎は無かった。代わりにあるのは無数の薬きょうだけだった。

(じっとしてるのは危険だな…)

シューーーー
ブースターを発動させとにかく前進した。
ヴァージニアはレーダーを見ていた。

(奴のステルスはもうすぐ切れるはずだ…狙うはその時!)

ピンッ
レーダーに反応があった。反応したのは目の前。

「何だと!!」

ズガン!!!
投てき銃が火を吹く。
ボウン!!!
正義はまともにそれを受けてしまった。

「キャァァァァァ!!!」

大きく機体が揺れる。

「このっ!!」

しかし案の定そこに炎は無かった。

(く…油断してたか…次こそは!!)

スッ…

(今のは…)

スッ、スッ
ビルの間から時より真紅が見える。

(くるか…)

ドクン、ドクン、ドクン…

「………そこっ!!!!」

バシュン!!
一気に旋回しビルの間を狙った。
バウン!!!

「なっ…何ぃ!?」

閃光は見事に炎に当たった。

「馬鹿な!!この俺に当てただと!!!野郎!!」

ズガガガガガガガガガガガ!!!!
マシンガンが火を吹く。
チュン、チュチュチュン
数発が機体に当たる。

「大したダメージじゃない、こっちも!!」

バシュンバシュンバシュン!!!

ズガン!!ボガン!!パリン!!ガラガラガラガラ、ズゴゴゴゴゴゴ
無数の外れ弾が市街地を破壊していく。
そしていつの間にか2機は広い場所に出ていた。
「ここらで決着つけようぜ!!!!」

「いいだろう!!」

2機のブースターから火が出る。とその瞬間!!

ブゥン
突然横のビルに切り口が開く。とそのままビルは崩れていった。

「「何だ!?」」

二人は同時に言った。

切り口に何かが立っている。
その時ホープレスが口を開いた。

「あれは……トゥースピーディー!!!てっことはまさか…」

言わずと知れた幻の機体『トゥースピーディー』。それを操るのは4年も前にこの世を去ったはずの、任務成功率100%、敗北という言葉を知らない伝説のレイブン。

『マネージャー・オブ・ゲンズィ』

「何で奴がここに…」

「嘘よ…彼は死んだはずよ…だって私が殺したのだから!!」

『…久しいなヴァージニア、会いたかったよ。』

「……」

『不思議だろうな、自分が殺したはずの男がこうしていま目の前にいるのだから』

3機のACはピクリとも動かずその場にたたずんでいる。

「おい、今なんて言った?お前が奴を殺しただと?ウソつくなよお前に奴が殺せるわけねぇ!!俺にさえ勝てねえ奴が何言ってやがる!!!」

ホープレスは錯乱していた。当たり前である、最強のレイブンを目の前にすれば誰だってこうなる。

『そう4年前のあの日…』



俺とヴァージニアはクレストからの依頼を受け、内容は市街地で暴走しているACの撃破だった。

『あのさ…』

『何だ?』

『暴走してるACって確かアリーナランクB−4の『ルーキーカスタム』だったよね…』

『そうだが、…お前怖いのか?』

『…少しね』

『大丈夫、俺たちが手を組めばこんなミッション楽勝さ。それにいざって時は、俺がお前を守る』

『ゲンズィ……』

そんなクセェ会話をしながら俺たちは現場へ到着した。
そこの光景はまるで地獄をそのまま表したようなものだった。
家は焼け、ビルは崩れ、道は破壊され、いたるところに人の死体が散乱している。
『ひどい…』

『誰がこんな事を…許せん!!』

しかしそこにはもう目標のACの姿は無かった。奴はアヴァロンヒルに向かったとの情報を得た俺らは急いでそこに向かった。

『はぁ、はぁ、はぁ……』

砂漠の中1機のACが突起物にもたれ掛かっている。

『おさまらねぇ…この痛み、いつになったら無くなるんだ…くそっ!!!!』

彼は頭を抑えながら再び機体を起こした。

『まだ暴れたりねぇ…もう一暴れするか…』

『『そうはさせんっ!!!!』』

突然上空から声が聞こえた。

『誰だ!!』

その質問と同時に2機のACが目の前に降り立った。

『貴様が街を壊し、多くの犠牲者を出した張本人だな!!』

ゲンズィが言った。

『お前のような奴は、正義の制裁を喰らわしてやる!!』

遅れてヴァージニアも言った。
だがそれを聞いた『ハンク』は少しも動揺していなかった。むしろ笑っていた。

『くっくっくっ…噂に聞く最強コンビとやらだな。返り討ちにしてやるよ!!』

いきなりマシンガンを撃ってきた。

『うおっ!!』

それを軽やかに避けたトゥースピーディーはすぐさま後退し、体勢を整えた。
しかし休むことなくマシンガンからは火が出続けている。標的は正義だった。
『わっ、おっと、くっ…』

ゲンズィとは違い少しばかり被弾した。だがダメージはわずかである。

『ヴァージニア!!ちまちま削られてたらヤバイぞ。ここは一旦あの後ろへ隠れよう!』

2機は後退しつつ弾を避け、なんとか突起の後ろに身を隠した。

『よし、俺が囮になる!!お前は影から奴を撃ち抜いてくれ!!』

『分かった!!』

『行くぞっ!!』

一気にゲンズィが飛び出した。それを確認したハンクはすぐに銃を構えた。
ズガガガガガガガガガガガ!!

『馬鹿が!!自分から出てくるとはふっきれたか!!』

たくみにその弾を避けハンクを翻弄する。
ハンクにはもうゲンズィしか見えてなかった。その背後にKARASAWAの銃口が向けられているのにも気が付かない。

(よし、あとはヴァージニアに合図を送るだけだ…なっ!!!!????)

突然機体がストップしてしまった。ブーストのタイミングがずれ、機体が立ち往生した。

『そこだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

容赦なく弾が撃ち込まれえる。

『くっ…何とかして合図を…』

右のエネルギーショットガンを上空めがけて撃った。
それと同時に閃光が放たれる。それはハンクの背後に命中、するはずだった…。
だがそれは余裕でかわされてしまった。

『外した!?』

『おやおや、俺をなめていたようだがそう上手くはいかない。』

(マズイ…ヴァージニアが狙われる)

急いで機体を起こそうとしたゲンズィだが。
ズギャッ!!
ハンクが脚部を踏み潰した。

『ぐわぁぁぁぁ!!!貴様!!』

『貴様はあとでゆっくり料理してやる。そこでじっとしてな。』

するとハンクはいきなりヴァージニアに向かって特攻した。

『うわぁぁ、来るなぁぁぁぁぁ!!』

KARASAWAを連射する、が全く当たってない。

『当たらねぇなぁぁぁ!!』

ドゴッ!!!
ハンクは体当たりを喰らわした。
正義は大きく吹っ飛ばされた。そして突起に突っ込んだ。
ガシャン!!

『キャァァァ!!』

目の前には殺戮の悪魔が立っていた。そしてミサイルのハッチが開かれる。

『これでさよならだ…』

もう成すすべが無く。諦めかけたその時だった。
ガッ!!
突然腕が伸びてきて、悪魔の身体を押さえ込んだ。

『な…貴様まだ動けるのか!!』

それはトゥースピーディーの腕だった。

『ヴァージニア…早くこいつを撃て』

『だめだよ…それじゃあゲンズィも爆風に巻き込まれてしまうよ。それにそのダメージじゃあ機体が誘爆してしまう!!』

『それでいいんだ…』

『良くないよ!!』

『今ここでこいつを倒さなければ、また街が被害を受けてしまう。それに君一人ではとうていこいつを抑えれない。』

『……でもっ!!』

『くそっ!!放しやがれ!!』

だがトゥースピーディーはその力を緩めない。

『さあ早く!!俺の機体が動けるうちに!!』

『……駄目だよ、出来ない!!』

『君を守る、その約束を守らせてくれ。』

『……………分かった』

彼女の瞳からは大粒の涙がこぼれている。
そして銃口を向けた。愛する者へ

『ありがとう…ヴァージニア…』

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!』

閃光が発射される。
バウン!!
見事にそれは命中した。
スガァァァァァァァァ!!!
もの凄い爆風と共に2機のACは瓦礫と化した。

『………ゲンズィ』


その後俺は死んだと報道された。
だが俺は生きていた。運良く爆風でコアのハッチが開き外へ放り出されたのだ。そして瓦礫の下で気を失っていた。
そして眼が覚めたときに俺はコックピットの中にいた。

『何が起こったんだ?』

『お目覚めかい?ゲンズィ君』

俺の頭に直接話しかけてくる何者かの声がした。

『誰だ貴様は!!何故俺の名を知っている!!』

『助けてやったのにその言いぐさ…すばらしい度胸だ』

『…お前が俺を…本当か?』

『信じる信じないは君が判断する事だ』

『……とりあえず礼は言っとく』

『ところで君はいま何処にいるか分かっているかね?』

『ACの中だ』

『そう、それは私が君の機体を回収し再設計されたものだ。』

『再設計?』

『そうだ、私自ら改造した機体。そしてお前にはそれに答えてもらう』

『どういう事だ?』

『私からの依頼を受けろ。』

『……分かった命を助けてもらったんだ。受けよう』

『フフフフフフ…では』



『その後奴は俺にこう言った。お前をヴァージニアを殺せとな!!!!』

「それに従うつもりなの!?」

『命の恩人の依頼は受けないとな』

冷たくゲンズィは言った。

「あなたはゲンズィじゃない!!」

ヴァージニアが言った。

『何を言ってるんだ?俺はお前のパートナーだったゲンズィだぞ。ハッハッハ』

「お話中悪いんだが、戦いの邪魔するんだったら。消えてもらうぜ!!」

やっとの事でホープレスが我を取り戻した。

『貴様…俺をなめているな』

「うるせぇ!!」

いきなりマシンガンを撃ち込んだ。
ズガガガガガガガガガガガ!!

『マシンガン…やな事を思い出させてくれるな。』

だが1発もかする事なかった。そして…

『動きが遅いな。』

「何!?」

いつの間にかホープレスの背後に回っていた。
ブゥン
ブレードが振られ
ズバッ!!
左腕を切り落とされた。

「ちぃぃ!!いつの間に!!」

旋回後、ビットを出す。
ビービービー
ロックはするものの全く当たらない。

「スピードについていけない!!!なんて速さだ!!」

次々に攻撃を繰り出すが、ことごとく外れる。

『ここだよ』

ズガンズガンズガン!!

上空からEショットが雨のように降ってくる。
それをまともに受けてしまい、ホープレスは動けなくなった。

『俺の目標はヴァージニアだ、命は助けてやろう。』

「くっ…この俺が赤子同然に…」

トゥースピーディーは向きを変え、正義をにらみつけた。
正義が一歩後退する。

『さて、遊ぼうか』

「くっ…」

『撃たないのか?ならこっちから行かせてもらう!!』

一気に間合いをつめたゲンズィはブレードを振る。
だが正義は間一髪それを避けた。

『ほらほらほら!!』

跳ね回りながらEショットを撃ちまくる。

「くそっ…!!」

巧みにそれを避けるが、攻撃は一切しなかった。

『どうした?逃げてるばかりじゃ勝てんぞ!!』

だが正義は攻撃しない。避け続けている。

『これでもか!!』

ゲンズィが蹴りを放った。ACが蹴りを放つなど常識外のことだが、彼はなんなくそれをやっている。
ゴギャ!!
それは正義の左肩に見事にヒットした。

「キャァァァ!!」

いくら軽量機とはいえその総重量分の衝撃を受ければどんな機体でも吹っ飛ぶ。案の定大きく正義は吹っ飛ばされた。
ズガガガガガゴガン
地面をすりながらビルに激突した。

『何だこの手ごたえの無さは。それで俺のパートナーだったとはな!!!』

ドクン、ドクン、ドクン
ヴァージニアの中に恐怖が芽生える。

(怖い…)

だが容赦なく猛攻は続く。

『どうしたどうしたどうしたぁぁぁぁ!!こんなもんなのかよ!!!!』

ズガズガズガズガ
次々に繰り出されるパンチによって正義はダメージを喰らい続けている。

『泣け!!叫べ!!苦しめ!!』

(もう駄目だ…)
あの悪夢が蘇る。
しかしもうあの優しいゲンズィはいない。
ふとコックピットに張ってある写真に目がいく。
[ヴァージニア&ゲンズィ]
仲良く2人が写っている写真だった。

(ゲンズィ…私の優しいゲンズィ…。そうよ私の優しいゲンズィは心の中にいる!!あれはゲンズィなんかじゃない!!!!)
ポッ…
ヴァージニアの胸に闘志が灯る。
「お前はゲンズィじゃない!!」
バウン!!
KARASAWAが閃光を放つ。
見事それはトゥースピーディーの腹部にヒットした。

『こいつ…いきなり強くなりやがって!!!!』

ズガンズガン!!
負けじとEショットが放たれる。

「当たらないよ!!」

正義は華麗に中を舞いその攻撃を全て避ける。
ゲンズィに焦りが生まれた。

『調子に乗りやがって!!!!』

ブゥン
ブレードが振られる。それは正義の脚部をかすった。だがヒットはしない。

「甘いよ!!」

バウンバウンバウン!!
KARASAWAkらの閃光が次々ヒットする。

『ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

ついにトゥースピーディはその場に倒れた。
そして正義はそれに銃口を向けた。

『…撃つのか』

ウィンドウが開きゲンズィの顔が写る。
それはいつも共に戦い、共に勝利を分け合い、そしてなにより彼女が1番愛した男の顔だった。

「……くっ…」

KARASAWA銃口がすこしそれた。それを見逃すはずもなくゲンズィは正義を突き飛ばし、ブレードを突きつける。

『馬鹿が、形勢逆転だな!!!』

今まさにブレードが振られる時。

(ゲンズィ…)

ドクン

『ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!』
突然ゲンズィが苦しみだした。
そして叫び声が途絶えたあと……

「ヴァージニア…」

「え?まさか……」

そうだったその聞き覚えのある優しい声。まぎれもなくそれは真のゲンズィの声だった。

「ゲンズィ!!!ほんとにゲンズィなのね!!!!」

「そうさ、俺だよ。本当の俺さ。」

彼女の瞳から涙がこぼれる…喜びの涙だ。

「ヴァージニア聞いてくれ…」

突然ゲンズィは真剣な顔つきで言った。

「真実を言おう、
俺はあの後瀕死の重症ながらもなんとか建物の中に入る事が出来た。しかしそこは決して足を踏み入れてはならない禁断の場所だった。そこは奴の…管理者がいる中枢区画だった。
何も知らなかった俺は扉の中へ入った。その瞬間扉がロックされガスが放たれた。そして俺はその場に倒れこんだ。
気が付いたら俺は実験台の上に乗せられていた。抵抗したものの全く歯が立たずしばらく様子を見ることにした。すると頭の中に直接話してくる何者かがこう言った。

君は選ばれたのだよ…

そして無数のが伸びてきて麻酔を打たれた。そして薄れ行く意識の中俺の中に別の俺が生まれてきている事が感じられた。」

「じゃあさっきまでのあなたは、その別の人格なの?」

「そういうことだ。俺の意識は消えつつあった。だがそこに君の心の声が聞こえた。俺もそれに答えるように心の中で叫んだ。ヴァージニアと、そしてこうなったんだ」

「よかった…本当に良かった…」

「いやそうでもないんだ…」

「…え?」

「もう一人の俺が再び俺を消そうとしている。身体をのっとられるのは時間の問題なんだ…」

「嘘よ…そんなの嘘!!!」

「本当なんだ…もう俺もヤバイ…」

「やだ…せっかく会えたのにもうさよならなんて、あまりにひど過ぎる!!」

「これが現状なんだ、分かってくれ…。だから…」

「イヤっ!!!もうそれ以上言わないで!!!」

手で顔を伏せ首を振っている。
そう彼女は分かっているのだ。彼の言いたい事が…

「俺を殺してくれ。」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」
ヴァージニアは叫んだ。通信を切っても聞こえるぐらい叫んだ。

「分かってくれ…頼む、俺は君を傷つけたくない!!!それこそ俺は地獄を見ることになる!!」

「でも、でも…!!!」

「……俺のために、お願いだ…今殺さなくてもいずれ消えてしまうんだ!!それに…
愛する君に殺されるのなら本望だ!!」

「……」

何も言わずヴァージニアは銃を向けた。
トゥースピーディーのコアが開き、彼の顔が眼に映る。
その顔は笑っていた。
そして…
バウン!!
閃光がほとばしる。それが当たる直前彼は口を動かした。

ア・イ・シ・テ・ル

彼女にははっきりそう言ってるのが分かった。
そして彼は光の中に消えていく。

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!

トゥースピーディーが崩れていく…
それを見つめる女の眼には悲しみだけでなく、怒りが映っていた。

「…………………管理者」

彼女は復讐を誓った。愛する者の仇をとるため…

作者:エマイルさん