サイドストーリー

戦争(前編)
この物語は一通の暗号文からはじまった。
「長官。このような文章が届いてました。」
「見せてみろ。」
女性は一枚の紙を長官に渡した。
「何だこの文章は?」
「わかりません。」
「どうせイタズラだろう。」
「そうですよね・・・。」


そして数日後
「長官!緊急事態です!」
「どうした!」
「セクション515、ならびにセクション608が壊滅しました!」
「なんだと!」
「生き残った者の話ではみたことのない兵器が現れ町を壊滅
状態にしたそうです。」
「すべての企業の社長を呼べ!緊急会議だ!」


そこには3大企業の社長が座っていた。
「一体なんなんだ!」
「さあな・・・」
クレストとミラージュが睨み合いながら言った。
そのとき
「お待たせしました」
長官が会議室に入ってきた。
「一体なにが起こったと言うんだ」
クレストの社長が問いかけた。
「まずはこれを見てもらいたい」
長官は先日届いた文章を3人に配った。
「これは?」
キサラギの社長が言った。
「先日コーテックスに届いた文章だ。」
「なんと書いてあるんだ?」
「それはわからない。」
「で?我々をここに呼び出した理由は?」
「セクション515及び608が壊滅した。」
「なに?」
3人の社長が声を合わせていった。
「生き残ったものの話によると未知の兵器が
現れ町を壊滅状態にしたらしい・・・」
「まさか・・・」
「そうだ・・・ついに惑星Xの攻撃が始まったのだ。」
「どうするんだ?」
「企業争いは一持休戦だ。」
「わかった・・・」
「そういうことなら・・・」
「協力しよう。」
「決定だな。善は急げだ。すべてのレイヴンを集めろ」
「分かった。」

数日たって作戦が決行された。
「諸君、今日はよく集まってくれた。」
そのとき一人の青年が叫んだ
「前置きはいいからさっさと本題に入ってくれ。」
その青年はBBだった。
「ああすまない。それでは本題に入る。先日
セクション515及び608が惑星Xの攻撃により
壊滅した。そこで我々は惑星Xに総攻撃を
かけることにした。」
「それをオレ達がやれと。」
「そういうことだ。」
「わかっているなら話が早い。みんな協力してくれるか?」
「もちろんだ!」
「まかせとけ!」
「この星を守るカッコイイじゃねえか!」
「やってやろうじゃないか・・・」
「みんなありがとう!!さて各部隊の隊長を発表する。」
全員が耳をかたむけた。
「まず第一部隊の隊長はエース!きみに任せよう!」
「了解!」
「そして第二部隊隊長はBB!君だ。」
「わかったぜ!」
「次に第三部隊隊長はロイヤルミスト!」
「了解・・・」
「最後に第四部隊隊長はシルバ!君だ。」
「わかりました!」
「ではみんな幸運を祈る!」
そして全員がACに乗り込んだ。
何十台もの輸送機が飛び立っていった。
作者:クリムゾンベルセルクさん