サイドストーリー

戦争(後編)
輸送機にのって3日たってようやく惑星Xに着いた。
「やっとついたぜ・・・」とBB
「それにしても静かすぎるぜ・・・」エースがつぶやいた。
そのときだった。
レーダーに無数の敵影が現れた。
「おい・・・どうやら囲まれてるらしいぜ?」
「こりゃやべえな・・・」
「しかたねえ・・・全員、突撃!!」
「了解!!!!」
この声とともに全員が敵に突っ込んでいった。
そして相手も攻撃をしかけてきた。
「バシューン!!バシューン!!」
「気をつけろ!相手の武器は唐沢なみだぞ!」
「わかった!」
「ダダダダダダダダダダダダダダ!!」
「ズドーン!!」
「こいつら装甲がうすいぜ!」
「その代わりに攻撃力があるってわけか・・・」
「やっかいだな・・・」
「こいつでもくらえ!!」
「ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!」
BBがグレネードを乱射した。
「ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!」
「3体目撃破!」
「パーン!パーン!パーン!パーン!パスン!」
「くそ!弾切れか・・・」
エースは武器をチェインガンに変えた。
「タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ!!」
「5体撃破!」
「パン!パン!パン!パン!」
「ハンドガンの弾が・・・」フィクサーが言った。
「ダダダダダダダダダダダダダダダダダ!パスンパスン!」
「弾が切れた!補給してくる!」シルバが輸送機に戻った。
「くそ!オレも弾切れだ!」BBも戻った。
「あとどれぐらいなの?」イエローボートが言った。
「レーダーにうつっているだけであと60ぐらいだ!」
「あと60も?」グナーが言った。
「あとグレネードが3か・・・」エースが言った。
「バシューン!バシューン!バシューン!」
「や!やばい!被弾した!」コルレットが言った。
「だいじょうぶか?」シルバが戻ってきた。
「だめだ!機体がもたない!」
「ズドーン!」
コルレットの機体が炎上した。
「コルレットーーー!!」
「くそーーーーー!!」
シルバがオーバーブーストで敵に突っ込んだ。
「ブゥゥゥゥゥゥン!」
「ズドーン!ズドーン!ズドーン!」
一気の3体の敵機が炎上した。
「あと10体!一気にかたずけるぞ!」
「ダダダダダダダダダダダダダ!!」
「パーン!パーン!パーン!パーン!」
「これでラストだ!」
「ダダダダダダダダダダ!」
「ズドーン!」
「全目標の撃破を確認。」
「やったぞ!!」
そのときだった。
「バシューン!!バシューン!!」
「な!?」
シルバの機体の右腕が大破した。
「なんだよ・・・ありゃ・・・」
目の前にあらわれたのは巨大な兵器だった。
「全員一斉に攻撃だ!!」
「了解!!!」
「ダダダダダダダダダダダダダ!!」
「ズドーン!ズドーン!ズドーン!」
「タタタタタタタタタタタタ!」
「だめだ・・・ぜんぜん効いてない・・・」
「こうなったらオレが行く・・・」シルバが言った。
「そんな・・・無茶だ!」
「オレがヤツにブレードを叩き込んでやる!」
「やめろ!危険すぎる!」
「無茶でも危険でも行くしかないんだ!」
「でも・・・・」
「大丈夫だ・・・オレを信じろ!」
「じゃあな!みんな!」
シルバはオーバーブーストで兵器に突っ込んだ。
そして!
「オレは天国への・・・案内人だ!!」
「ブゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」
「シルバーーーーーーーーーーーーーー!!」
「ウィィィィィン。」
兵器が動き始めた。
「しぶといんだよ!」
エースが0距離からライフルを発射した。
「パーン!パーン!パーン!」
「ズドーン!!」
兵器の残骸の下にシルバの機体のコアが落ちていた。
エースはACから降りてシルバのもとへ向かった。
「おい!シルバ!しっかりしろ!」
「よお・・・エース・・・」
「死ぬな!!死ぬな!!」
「オレもうだめだ・・・まだやってねえことがあるんだけどな・・・」
「じゃあ死ぬな!生きろ!!」
「そうしたいけど・・・もうだめだ・・・」
「だめだ!逝くな!!」
「じゃあ・・・な・・・」
「おい・・・おい!返事しろよ!おい!」
エースの目に涙があふれた。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
エースの叫びがむなしく響いた。




一言メモ
今回の話ではシルバとエースは他人ってことになってるんで。
作者:クリムゾンベルセルクさん