〜カトル&ナユキの一日〜(外伝編)
カトルはナユキの部屋のドアの隙間から顔を出して、ナユキを呼んだ。
カトル「おい、朝だ起きろ」
ナユキ「・・・うにゅう」
カ「・・・・おい」
ナ「・・・くー」
カ「朝だ・・・」
ナ「・・・すー」
カ「・・・・・・」
ナユキはまったく起きる気配がなかった。
カ「寝言か・・・・?」
カトルは寝言なのか気にしながらもナユキを呼んだ。
しかし、起きる気配がまったくないのでキッチンに向かった。
カトル「朝飯作って食べるとするか」
トントントントン
カトルはとても料理が得意中の得意なのだ。
ジュージュー
とはいっても目玉焼きだけなのだが・・・。
カ「よし、できた」
皿の上に目玉焼きを置いた。
カ「いただくとするか」
パク モグモグ
カ「今日も良い出来だな」
ガタン ダダダ バタ
階段から何かが落ちてきたようだ。
カ「また、落ちてきたな」
ナ「いたたたた・・・」
カ「やっと起きたか」
ナ「・・・すー」
カ「よく寝れるな」
カ「お前今日、用事があるんだろ」
ナ「ふぇ?」
カ「用がないなら俺はまた寝るからな」
カトルは自分の部屋に戻ろうとしたが、ナユキがカトルの足首をつかんだ。
ナ「待って・・・すぐ着替えてくるから」
カ「それじゃ、俺は外で待っているから早く来いよ」
カトルは外に出て行った。
カ「・・・・まだか」
カトルは10分以上外で待っていた。
カ「まさか、あいつ!!」
カトルは急いで家に入った。
カ「やっぱりな」
ナユキはまた寝ていた。
カ「待ってたのに意味ないな・・・・寝るとするか」
カトルは自分の部屋に戻って布団に潜り込んだ。
ナ「カトル〜!!」
カ「起きたか」
ナ「起きたかじゃないでしょ!!何時だと思ってんのよ!」
カトルは時計の針を見た。
カ「まだ、11時じゃないか・・・」
ナ「もう、11時なの!」
カ「寝坊したお前が言えるのか?」
ナ「うー・・・私も寝る」
カ「話を変えるな!」
もぞもぞ
ナ「おー、暖かい・・・」
カ「おい、何で俺の布団の中に入るんだ」
ナ「いいじゃないのー」
カ「よくないから出て行け」
ナユキは布団にしがみ付いていて引っ張っても放れない。
カ「なかなか粘り強さがあるな・・・・それならこれはどうだ」
コチョコチョコチョ
ナ「あはははは」
カ「これで放す気になったか?」
ナ「やだ、ここで寝るもん」
カ「もう一回やるか」
コチョコチョコチョ
ナ「あっははは」
カ「ふう、これでどうだ?」
ナ「・・・すー」
カ「もう寝たのかよ・・・」
ナ「・・・くー」
カ「俺も入って寝るか」
カトルはナユキが寝ている布団に入って寝ようとした時だった。
ガチャ
扉が開いた。
キヤマ「カトルさんあれさ・・・!!」
運悪くキヤマが部屋に来た。
キ「カトルさん一体何をしようと・・・はっ!!まさか!!」
カ「ちょっと待ってくれ誤解だ!」
キ「失礼しました!!」
カ「キヤマさん!!話を聞いてくれ違うんだ訳があるんだ!!」
誤解された一日だった。
そして、キヤマの誤解を解く為に、一週間掛かったらしい。
カト言
いや〜、気まぐれに書いていたら出来ちゃいました^^(ぇ
あんまり誤解はされたくないですよね^^;
あんまりACは関係ない内容ですが気に為さらずに^^;(おぃ
カトル=カ ナユキ=ナ キヤマ=キ
なので読み易くはなっていると思いますがどうでしょうか?^^;
作者:カトルさん
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