サイドストーリー

ある晴れた日
イレギュラーがそろそろ来るな・・・・
私の最後の時が近づく・・・
目の前の扉の向こうは・・・銃撃戦だ・・・
「レイヴン!弾が無くなってます!撤退してください」
オペレータらしき者の声が聞こえる・・・
「月光があるさ」
機体・・ACの左手から青い刃が現われるその刃はすぐに赤く染まったコアを切り裂き…一機目が撃破された
ACはすぐに振り向き飛んだ翼を持っているように優雅に
刃は三日月の形に動いた
コアを両断し内面図が見える・・・奇妙な点があった・・・それは人が乗っていない・・
もしくは今のやつで消し飛んだか・・そんなことを考えているうちにそのACは機能停止して崩れ落ちた
ACの足音が近づいてくる・・・
「これが管理者・・…レイヴン破壊を」
ACが目の前まで来たが無駄な行為である・・・
シールドはそう簡単には壊せやしないしかしこのレイヴンはやってしまうだろう…
「レイヴン!管理者の中央にエネルギー供給装置がありますそれを破壊してください」
しかしACは動かなかった周りを見ている
「レイヴン!早…くな…通・・信・…害・…が」
いや通信障害では無い・・・このACが回線を切ったとしか思えないなぜなら私は何も命令していない
「管理者…聞こえるか」
不意に声が聞こえた
「今からお前を破壊するそれだけだ」
なんだか涙が出てしまいそうだったが私は今、機械…
数分後にACがエネルギー供給装置を見つけた
「これか…」
月光が光った上へ持ち上げられて…いっきに下に振り下ろされた
エネルギーが無くなっていくそんな中通信を入れた 
「レイヴン貴方に地上を託します」
と・・・
最終命令を下したそれは地上へのゲート開放
地上は太陽が顔を出していたそれは私に…とって…最初で…最後の光…
 
        だったはずなのに
作者:ウィルさん