EXTERMINATION第四章
次の日、大佐が天井に頭を討った。
そして、血が噴出した。
大佐:「いでぇ!・・・いでぇよ!いでェよ!いでええええええええェェェェェェ・・・よっ!」
部下:「うわぁ、大佐が暴れだしたぞォ!逃げろォ!」
大佐:「血だぁぁぁぁぁ!いでェよォ!」
狂った大佐は周りのテーブルや椅子、部下までも壊した。
そして、大佐は殺意に目覚めた。
大佐:「あれほど血は嫌いだと言ったのに・・・」
大佐:「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!・・・・」
大佐:「阿部さんはどこォ!!!!!!!!!!!」
大佐:「どこなのよォ!」
子供:「何あの人、馬鹿じゃないの?」
大佐:「ぼうやぁ!ポイント10%だコラァ!」
母親:「変なこと教えないで下さい・・・」
と言って親子は失踪した。
その時、満月から黒い影が映った。
そして、その影は大佐の目の前に着地した。
まるで、忍者のようである。
???:「・・・大佐」
大佐:「おお、誰かと思えばぁ、久しいなRAY軍曹」
RAY:「できるなら、会いたくはなかった。こうなった以上ここから先に行かせるわけにはいかない!」
大佐:「私が、お前の部隊を殺ったとでも言うのか。フフフ、お前は優秀だ・・・今度こそ下賎な血を消し去り
我が眷族へと加えてやろうぞ!」
RAY:「部隊の仲間の名にかけ・・・大佐!貴様を倒す!」
大佐とRAYは「圧縮空間アビス」に飲み込まれた。
大佐は自機に「月刀−088」を装備している。RAYは自機に「陽刀−無羅魔殺」を装備している。
両機共に性能は互角!果たして、RAYは「破壊と混乱の世界」を救うことができるのだろうか・・・
大佐:「では・・・いくぞ!」
両機共に接近し、そして大佐のブレードとRAYのブレードが凄まじい勢いで激しくぶつかり合うと同時に
閃光がものすごい・・・
大佐:「どうした?RAY・・・腕が鈍ったか?」
ズバ!!!!!!!という音が鳴り響いた。
RAYの機体のアーマーが一部破損した。
RAY:「クソ!・・・まだだ!」
RAYは大佐を蹴り飛ばし、ブレードを突き出したが、瞬間移動でかわされた。
大佐もRAYの機体に内蔵されているのと同じ「ゼロシフト」を装備しているのである。
ゼロシフトとは、空間を意図的に圧縮させ、その反動で光の80〜90%の速度で移動(亜高速移動)することを言う。
RAY:「そうか・・・ゼロシフトがあったな。これで俺も・・・」
大佐:「いまだぁ!!!!!!」
大佐が突っこんできたが、かわされた。
瞬間移動のせいなのだろうか・・・RAYの姿が全く見えない。
大佐:「おかしい、移動目標をあらかじめ決めておかなければ瞬間移動なんてとても無理なはず。
それなのに貴様は連続的に亜高速移動しているではないか。おかしい!こんなことあるはずがない!
人間の反射神経にも限界がある。貴様はその限界を超えている!」
RAYは大佐をブレードでひたすら斬った。その斬撃から執念を感じさせる。
そして、ついに・・・
バゴォォォォォ!!!!!!!再び大きな音が鳴り響いた。しかもさっきより大きな音だった。
そして、機体の破片が四方八方に飛び散った。
RAYの目の前には大佐を搭乗させたままのボロボロの機体があった。
そしてRAYはブレードを突き出して・・・
RAY:「あんたが・・・あんたが俺の仲間を殺したんだ!そうだろ!」
大佐:「フフフ、だからどうした・・・虫けらが無様に死ぬ姿を・・・この眼で・・・観たかったぞ・・・」
RAY:「俺の仲間が・・・待ってるぜ!」
そしてRAYは、怒りの塊となった激しくブレードを突き刺した。
RAY:「トドメだぁ!」
大佐:「ぐぅああああああぁぁぁぁ!!!!」
大佐の機体が大爆発を起こし半径10キロに大きなクレーターができ「圧縮空間アビス」は崩壊した。
RAYは無事なのだろうか・・・
一ヶ月後・・・
???A:「RAY?・・・RAY!?」
???B:「くたばんなよ」
???A:「RAYがこんなことで死ぬわけないじゃん」
???:「コ・こ・・ハ・・・どこダ・・・ん!?」
三島○×病院の5階の左から4番目の部屋で、救世主が意識取り戻した。彼の名は・・・
マリネリス&スネーク:「ああああああああああああああ!!!!!!!・・・生きてる!」
RAY:「・・・」
知らない人A:「生きてるってよ!」
知らない人B:「もしかして、あの旧チームレッドライトの軍曹か?」
知らない人C:「そうだ!その人だよ!」
知らない人B:「しかし、よくあの爆発で生きてられたもんだな」
知らない人C:「ミュータントじゃねぇのか?」
知らない人A:「きっと・・・宇宙人だ」
こうして、世界は救世主RAYによって救われたのである。
その後、このストーリーを元に映画が作成され、ハリウッド史上歴史に残る作品となった。
完
監督者:RAYさん
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