第一話 試験 前編
キサラギ社が発見した新たな大陸は各企業が見逃すはずが無かった。各企業は独自に調査を行い始めた。
当然その調査にレイヴンを使い、妨害工作を行わせたりするため、グローバルコーテックスは新たなレイヴンを採用することにした。
満月の夜に市街上空を飛行する1機の輸送機。
ドークス「これより試験を開始する。目標は市街に展開する暴力集団の掃討だ。
敵勢力は、ランスポーター10機だが、増援が現れる可能性がある」
マグナス「かなりの増援だったら?」
ドークス「場合によっては、雇ったレイヴンが参戦する」
零「保険だな」
ドークス「まぁ、そうだな。ん、そろそろ降下ポイントだ、ハッチを開くぞ」
輸送機のハッチがゆっくり開く。
マグナス「バランサー、ジェネレーター、ラジエーター、火器官制、
各部システム、オールグリーン!戦闘システム起動、いつでもいいぞ!」
零「こっちもいいぞ!」
ドークス「それでは、健闘を祈る」
2機のACが輸送機から市街に降下する。
試験地域から少し離れたところで、銀色のACが待機していた。
リストウィック「ん〜、今回の仕事、出番あるかな〜」
そこに待機していたのはリストウィックであった。ドークスが言った、雇ったレイヴンとはウィックだった。
ウッドラ「新米の腕が、よかったら無いだろうな〜」
リストウィック「新米ってな、まだレイヴンなったわけじゃないけどな」
ウッドラ「まぁ、そうだな」
リストウィック「とりあえず、お手並み拝見といきますか」
その頃、降下したマグナスと零は順調にMTを撃破していた。
マグナス「1機撃破!」
零「3機目撃破!」
マグナス「なにー、もう3機目!!」
零「シュミレーションを何回もやったからな、お前は何回やったんだ?」
マグナス「いっ、一回・・・・」
零「一回〜!?それでよく動かしているな」
マグナス「出来たらいいんだよ、できたら!」
零「それでいいのかよ?」
マグナス「それでいいんだよ」
零「まったく、うおっと!」
突然ロケットが飛んできたが、ぎりぎり回避する、だがレーダーを見るが何も映っていない。
零「どこだ?・・・・ぐわぁ!」
いきなり機体が、右に傾く。
零「左肩に被弾、稼動率30%ダウン、くそ何所にいるんだ。」
マグナス「そこだぁぁ!」
いきなりマグナスのACが、OBで零のACを通りすぎてビルの角の近くでブレードを振った。
一見は何も無いがブレードを振ったら何かが崩れ、そして爆発した。
零「?どうして、わかったんだ?」
マグナス「光が当たったら出来るのは?」
零「・・・・・・・・そうか!影か!」
マグナス「正解、しかも今日は満月だからよく見える。」
零「ネタがわかればもうやられないぜ」
マグナス「出来るだけ、広いところに行った方いいな、建物の影で敵の影消えるからな。」
マグナス「二手に分かれていくぞ」
零「了〜解」
二機の交差点で左右に分かれた。
残りの敵も同じだったが、簡単に撃破された、そしてのこり1機。
マグナス「おっ、最後はレーダーに映ってるぞ。」
零「最後は楽かな?」
マグナス「かもな・・・・ん?なぁお前何機撃破した?」
零「え?6機だけど?」
マグナス「俺は、4機撃破したから、合計10機だろ、1機多いな」
ド−クス「ついでだ、そいつも撃破しろ」
だがその最後の1機は違っていた。そして交戦に入る。
マグナス「ちょっと待て〜、敵ってランスポーターじゃないのか!」
零「え〜い、うっとうしい!」
そのMTは高火力MTだった。そのMTはグレネード乱射し続けた。
ドークス「レーダーに映らないように隠れていたか」
マグナス「試験官、あのMTは?」
ドークス「あぁ、あれはファイアーベルクだ、しかも改造されてるな。見てのとうりグレーネードを撃ってくるが動きは遅いぞ」
マグナス「とっ、なれば、零、援護してくれ!」
零「接近するのか?」
マグナス「あぁ、ブレードで斬る!」
零「かっこいい所持って行かれるが、しかたがない援護するぞ」
マグナス「おお!」
零のACがミサイルを撃ち、ライフルを乱射する。そしてマグナスのACがOBで突撃する、
ファイアーベルクにミサイルとライフルが命中し少しバランスを崩す。
マグナス「もらったーーー!」
ファイアーベルクの右砲身を切り落とした。道ずれにするのか、左砲身をマグナスのACに向けた。
マグナス「させるかーー!」
体制を戻し、そしてファイアーベルクのジェネレーターをブレードで刺した。
???「役目は・・・果たした・・・」
と言うのが、通信機から聞こえた。聞こえた直後ファイアーベルクが爆発した。
マグナス「役目?」
零「終わったのか?」
一瞬、周りが静かになった・・・・・・・・・が、いきなり通信が入ったその通信が彼らを絶叫させた。
あとがき
ようやく第1話が出来ました。
次回は後編ですが、AC対ACなどが、ありますのでどうぞよろしくお願いします。
作者:リストウィックさん
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