第二話 試験 後編
ドークス「西から敵の増援のMTを確認した!数は3機だが油断す!さらに、9機増援を確認!ちっ!さっきの部隊は囮だったか」
零「マ、マジ!」
マグナス「勘弁してよ、さっきより多いぞ!ところで、囮って?」
ドークス「試験の標的にするための囮部隊だったという事だ」
レーダーを見ると、MT部隊はこちらを囲みながら向かってくる。
マグナス「囲まれるぞ!」
零「囲まれるのは、美女がいいな」
マグナス「んなこと言ってる場合か!」
ドークス「雇ったレイヴンを参戦させる。敵部隊を撃退しろ」
マグナス「生きて合格するかな?」
零「死んじゃ合格じゃないでしょ」
マグナス「ツッコムなって、まぁいいとして、行きますか!」
零「了解」
一機の戦闘ヘリが上空に現れ、ロケットを撃ってきたが、零のACは軽々と避け、ライフルで撃ち落としたが。
マグナス「いつの間に!」
マグナスはいつの間にかMTに囲まれていた、先程の戦闘ヘリは囮だったらしい、しかも零がいなかった。
レーダーを見ると、緑の点が赤の点を追っている。
マグナス「よく囮を使ますな、おいそれは囮だぞ」
零「えっ!あっ、ほんとだ!」
マグナスはようやく気づき戻ろうとするが、零とかなり離れていた。
マグナス「戻ってくるまで持つかな?」
リストウィック「おいおい、誰か忘れてません?」
囲まれている一角が爆発した。
マグナス「え!だれだ!?」
リストウィック「雇われたレイヴンだ、聞かされているだろ?」
マグナス「あっ忘れてた」
リストウィック「普通忘れないだろ」
マグナス「忘れやすいから・・・・」
リストウィック「とりあえず体制を整えるぞ、MTに囲まれたら新人レイヴンより厄介だからな」
零がいる方角の一角をグレネードで蹴散らしOBで突破し零と合流した。
リストウィック「お前らあと弾数はどのくらいだ?」
零「残り弾数は、ライフル34、ミサイル18、そっちは?」
マグナス「え〜、ライフル41、ミサイルが20だ」
零「ほとんど使ってないな」
マグナス「ブレードばっか使ってるからな」
ボスゲーン「今回の試験者はなかなかやるな、そしてレイヴン付か」
突然通信機から声が聞こえた!
ドークス「敵ACを確認、こいつが親玉だろう」
ウィック「ACが出てくるとはな、俺はACの相手をする、お前らはMTを頼む。」
零「楽な方取ってない?」
リストウィック「じゃあ、現役相手に勝てるか?しかもその機体で」
マグナス「勝ってみるさ、そうじゃなきゃ生き抜けないだろ」
リストウィック「・・・・おもしろい、やってみろ」
マグナス・零「了解!」
そう言うとウィックはMT部隊の方に向かっていった。
ボスゲーン「ほう、あえてレイヴンに任せず自分たち相手するとは、威勢はいいようだが勝てるかな?」
マグナス「ああ、勝ってやるさ、そしてレイヴンになる!」
敵ACを正面に捕らえた、ACは重二脚の機体だった。
マグナス「か、硬!」
マグナスはライフルを乱射するが、ライフルは全然効かなかった。
ボスゲーン「先程の威勢はどうした?」
零「なら、これならどうだ!」
零がミサイルなら効くと読みミサイルで攻めるが。
ボスゲーン「パーツの勉強してからこい」
ミサイル撃墜装置でミサイルを落とした、そしてバズーカを乱射する。
マグナス「ぐっ!ミサイルが!」
前に出ていたマグナスのミサイルが破壊された。
零「下がれマグナス!」
零が叫び後退したとたん前が爆発した。
マグナス「あっ危ねー」
マグナスは辛うじて回避したが、次はロケットが襲う。
零は、マグナスの援護するがまったく効いてない。
零「くっ、効かなきゃ意味ないぞ」
マグナス「ブレードしかないか。零、援護してくれ!」
零「またやるのか、よしいくぞ!」
ミサイルとライフルを連射したが、当然効かなかったがマグナスは接近することが出来た。
マグナス「おおおおおおおぉ!」
マグナスはOBの状態でブレードを振りかぶった。
ボスゲーン「まだまだ、青いな」
ボスゲーンはブレードを振りかぶる前にマグナスのACにタックルを食らわせた、そしてマグナスは吹き飛ばされた。
ボスゲーン「死ね」
零「マ、マグナス!」
零は助けようとするが、遠くから援護をおこなったためマグナスと離れていた、間に合わない。
突然コアに向けられていたバズーカが撃ちぬかれた。
リストウィック「お約束ってやつかな?」
ボスゲーン「な!MT部隊は!?」
リストウィック「全滅だよ、お経も唱えてやったぜ(仏教?)」
ボスゲーン「くっ、このままでは分が悪いな、後退するか。」
彼のACはOBを展開して後退して行った。
マグナス「たっ、助かった〜」
あとがき
二話が終わりました、やっと
さて第三話ですが自分が一番書きたかった話しです。
新キャラ登場
作者:リストウィックさん
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