サイドストーリー

〜第2章〜空の激戦

−紫雷龍宅 リビング−

紫雷龍「くそぉ〜〜〜!!!使えねぇ〜〜〜!!!!」


いきなり絶叫する紫雷龍w

紫翔龍MkU『ん?どした、絶叫して』


自分の部屋にいながら紫翔龍U世とやりとり出来るのは電話と似たような機能、ワイヤレスCALLのおかげである。
(特注品、紫雷龍専用の物ですから)


紫雷龍「だってよ〜〜この前お前がいた格納庫に【OP-INTENSIFY】あったろ?あれ偽物だったんだよ…」

紫翔龍MkU『ありゃりゃ…』


紫雷龍「あ゛〜〜〜〜〜!!!!むかつく〜〜〜!!!!」


ピピッ
テーブルに備え付けてあるテレビ電話の様なモノから電子音がなる。
紫雷龍はキーのウチ1つを押し、画面に女性が表示される

紫雷龍「はい、こちら紫雷龍」

レイン『レイヴン、依頼が来ています』


紫雷龍「んな堅くしゃんべんなくてもいいじゃ〜〜ん」


レイン『それじゃ普通にしゃべりますね、依頼というのは…』

依頼者:クレスト
依頼内容:新機能運用テスト
報酬:31000C


レイン『です、輸送機上でのテストみたいですよ〜〜』


紫雷龍「どうする?ひきうけっか?」


念のため戦闘を行う本人に確認を取るw

紫翔龍MkU『やろうぜ!!俺もミッション参加してみたいし〜〜♪』


紫雷龍「よし!!じゃぁまた格納庫で装備変えっか!!」


格納庫と言っているのは以前まで紫翔龍が格納されていた遺跡であり、そこを俗に『格納庫』とよんでいる

レイン『あ、ちょっと!!』


紫雷龍「ん〜〜?」


急に呼び止めるレイン

レイン『なんで場所教えてくれないの?他の人に知られないため?』


紫雷龍「そゆこと!!(んなわけね〜〜し、ただ場所わかんねぇんだよなぁ…)」


レイン『ん〜…わかりました、じゃぁお気を付けて〜』


紫雷龍「んじゃ、ちょっと武装変えてくるわ〜、紫翔龍MkUAC起動して待っててくれ。後さ、俺『格納庫』の場所覚えてないから紫翔龍MkU『格納庫』まで案内頼めるか?」


紫翔龍MkU『りょ〜かい』

紫雷龍「んじゃ、レインちゃんちょいと行ってくるわ」

そう言い、テレビ電話の様なモノの電源を落とし足早に紫翔龍MkUが格納されている自宅の地下にあるAC格納庫へと向かった


−『格納庫』−



紫雷龍「んじゃぁセッティングチェンジ!!」

コックピット内に存在するキーボードを使用し、変更する武装や脚部等を入力する

電子音声「装備変更…MWG-KARASAWA…MLB-HALBERD…MWC-LQ/35…MWC-LQ/15…脚部変更2脚カラ4脚ヘ…MLF-RE/006装備完了…発進準備完了…」

ゴゥン…
電子音声の後、重低音を響かせながら壁にある扉が開放されその中に格納されているパーツをロボットアームが掴み、それぞれのパーツを交換してゆく

紫雷龍「よっしゃ!!、じゃぁ行きますか!!俺たちの初ミッションだ!」

紫翔龍U世「おう!!わくわくするな!」

AC格納台が動き出しカタパルト発射位置まで移動し、地上へと射出される


−『輸送機内』 ACコックピット−

3時間後…輸送機の内部に格納されている紫雷龍達

レイン『依頼内容は最初にミサイル回避テスト、回避テスト終了後パワードスーツを破壊します、以上が依頼内容です』

紫雷龍「OK!!んじゃぁ始めてくり〜」

レイン『了解、これよりミッションを開始します。後部ハッチ開放後、輸送機の上もしくは空中よりパワードスーツを撃破して下さい。』

ウィィィィンズズンッ
輸送機の後部ハッチが開放され、中から『紫翔龍MkU』が出てくる

紫雷龍「よし!!どっからでもかかってこい!!」

レイン『あ!!紫雷龍、ミサイル回避テスト中はパワードスーツへの攻撃はダメです!!回避テストが終わり次第破壊してください』

紫雷龍「りょ〜〜かい〜〜」

ゴォォーーヒュンヒュン…
数秒後、別の輸送機よりパワードスーツが出てきてミッションが開始される。開始直後からミサイルが飛ばされてくる

紫雷龍「チッ、結構避けるのむずいな…おわ!!」

回避運動を行っていたが別方向からのミサイルを数発被弾してしまう

紫翔龍MkU『俺も手伝うか?いくらかはACの反応速度も上がるだろうから少しは楽になるはずだぜ』

紫雷龍「おっしゃ!!頼むぜ!!」

紫翔龍MkU『了解、これより支援する』

ヴゥン…ヒュンヒュンヒュン……
一瞬ACのアイカメラが光り、その後急激にミサイルを回避しだす

紫雷龍「(すげぇ簡単に避けれる…どうなってんだ?いつもの俺の動きじゃねぇ…むしろACを自在に操れてる…兄貴もこんな感じに乗りこなしてたのかなぁ…って別のこと考える暇なんかねぇ!!!集中集中!!!)」

その後はミサイルを全弾避け、4脚にも関らずスイスイと空中や輸送機の上をブーストを吹かし続けていた

クレスト『1分経過…よし十分なデータだ、ではパワードスーツを破壊してくれ』

紫雷龍「了解…お前ら覚悟しろおおおおおおお!!!!」

ギュィィ…ドゴォォォォ!!!
OBを稼動させながら空中にいるパワードスーツをKARASAWAで撃ち抜きまくり、最後のヤツにハルバードによる牙突で破壊する!!

紫雷龍「いよっしゃ!!全パワードスーツ撃破!!」

レイン『お疲れ様、紫雷龍。それでは帰還してくだ…なに!?このMT部隊は!?』

今までいなかったはずのMT舞台がどこからともなく出てくる。

紫雷龍&紫翔龍MkU『うぉぉ!!あぶねぇな!!!』

レイン『識別信号確認、ミラージュの部隊です…けど無人…?レイヴン!どうやらミラージュの無人MT部隊は暴走、もしくは襲撃に来ているようです!』

クレスト『レイヴン!予定外だがMT部隊を全撃破してくれ!!報酬は追加する!!』

紫雷龍「了解、しかしめんどくせぃ…けどこれほっとくと輸送機まで破壊されそうだしなぁ…帰れねぇしなぁ…倒すしかないか…」

バシュゥゥン…バシュゥゥン…
空中をふよふよとブーストを利用しながら浮き、KARASAWAでMTを次々と落としていく

紫雷龍「後はお前だけだ!!くらえ、牙とt(ry」

ヴゥン…ズン!
最後のMTにブレードが突き刺さり、爆散する

レイン『お疲れ様です、では帰還してくだ…なに!?あれは!?』

ゴゥゥンゴゥゥンゴゥゥンゴゥゥン…
妙な重低音を響かせながら飛行してくる巨大な『モノ』が近づいてくる

紫翔龍MkU『ん、あれは…』

紫雷龍「どした?」

紫翔龍MkU『あれ1000年以上前に作られた奴だ。大型空中浮遊型MTだ、かなり強いぞ。ミサイルとかグレネードとかその他色々』

紫雷龍「了解、といいつつまた手を貸してくれ。紫翔龍MkU」

紫翔龍MkU『OK、俺もまだ死にたくないしな』

バシュゥゥンバシュゥゥン…パスッパスッ
KARASAWAを撃っていたが弾が切れる

紫雷龍「ありゃ!?KARASAWA弾切れ!?じゃぁMWC-LQ/35とグレネードで攻撃っと!」

ガオゥン…ガオゥン…ガオゥン…ドゴォォン!!…ドドドドドド…

レイン『大型MTの撃破確認、帰還してください』

紫雷龍「了解、クレストさん報酬ヨロシクね〜〜♪」

クレスト『う、うむ…(あんなんでかい奴だから追加報酬10000Cじゃぁ安いよなぁ…痛い出費だ…)』


今回短いな…今度こそ長いのを書こう…



−追記−
うむ、ひどいの一言でありましたorz
だいぶ修正を加えたので(つか既に結構別物になりつつある)少しはまともになってくれたかな…
今後のストーリーと噛み合わないセリフや、『格納庫』の構造も多少いじりました。
なんとなくカタパルト発射式にしてみたかったんです(;´Д`)
それでは3章の修正も頑張るぞ〜ヽ(´Д`)ノ
作者:朱雀さん