サイドストーリー

ACSS01
〜〜〜第一幕・イレギュラーと破壊者〜〜〜
ーーー管理者中枢ーーー
この日、管理者はふと思った。
『私が破壊されれば「奴」は必ずこの世界を滅ぼすだろう。』
『その時「彼」目覚めさせるしかないのか?人にして人で無い「彼」を』

ーー2ヵ月後ーー
「こちらアップルボーイ、これより管理者破壊を刊行する。」
そういってアップルボーイは管理者へ立ち向かっていった。
ガガガガッという音と供にランカーレイヴン・サイプレスとそののACが現れた。
「貴様何をするつもりだ・・・」
「よう、狂信者。 どうもこうも無い。依頼を受けたから、それを遂行しに行くだけだ。」
「き、貴様ッ!!」
そういってすぐさまブレードで斬りに行くサイプレス。
「邪魔するな・・・ッ」
サイプレスの攻撃を見切って後ろからブレードで突き刺した。
当然ブレードはコクピットまで達し、サイプレスは絶命した。


「此処が・・・中枢か・・・」
このとき管理者は決断した。
『やはり「彼」を目覚めさせよう。 この「イレギュラー」は「奴」を倒せないかもしれない。』
「データ確認・・・弱点は・・・・そこかッ!?」
ズバァ!!
中枢に侵入したアップルボーイ機関部へのエネルギー供給路をブレードで断ち切った。
「これで・・・終わったのか・・・」
『機関ユニットの損傷率が90%を超えました。 地上へのゲートロックを解除。』
『現肯定をもって全機能を停止します。』
この時はまだ誰も知らない。 地上が何なのか。 何がやって来るのかも。


「目標達成これより帰還する・・・」
ピ・・・ウウィィィィン・・・
「な・・・」
アップルボーイがそこで見たのは、一機の黒いACだった。
「(見たことの無いパーツ・・・新型?)」
「・・・!誰だお前はッ!!」
「うわ!!」
アップルボーイが驚くのも無理は無い、突然目の前のACがライフルを構えてきたのだから。
「そ、そういうあんたこそな何なんだ!!急に出てきて偉そうに!!」
「あ、すまない・・・」
「え」
アップルボーイは正直驚いた。 相手があっさりと謝るとは思わなかった。
「で、自己紹介がまだだったな? 俺はグローバルのレイヴン、アップルボーイだ。あんたは?」
「分かんない」
「は?」
「記憶がまだはっきりしてないようで・・・」
「ほ〜〜〜(まだ?)」
「本名は分からんが、レイヴンズネストの・・・ブレイカーだったかな?」
「レイヴンズネスト・・・?(聞き覚えが無い)」
「ああ、言うまでも無くレイヴンだ。しかしあんたも変わった名前だな。」
「偽名に決まってるだろう!!これでも一応気入ってるんだよ!!っていうか「も」って何!!!どっかの誰かと一緒にすんな!!!!」
「す、すまん・・・(何もそんな怒ることもなかろうに)」
「まあいいや、とりあえず上まで戻ろう。 話はそれから聞く。」
「ああ・・・」

『後は頼みましたよ・・・私は貴方が悪魔でなく、救世主であることを願います・・・』
「!!」
「?どした?」
「いや・・・ちょっとした空耳だ。」
「そうか・・・じゃあ行くぞ。」
「おう・・・(なんだったんだ今の声?)」


ーー帰宅(?)路ーー
『レ・・・レイヴン聞こえるか!? レイヴン!!』
「聞こえてるって。で、どうしたんだウニオン?」
『ウニオンじゃない!!ユニオンだ!!』
「そんなことはどうでもいいから。何があった?」
『ぐぬ・・・・・管理者を破壊したは良いが・・・生態兵器が何処からとも無く出てきていて・・・』
「ふ〜〜〜ん。で?」
『今までに5人レイヴンがやられた・・・』
「!!」
『今もまだ応戦中だ!!速く君も合流しろ!!』
「・・・・分かった」
「アップルボーイ・・・どうかしたか?」
「生態兵器の襲撃があったそうだ。」
「!」
「これから各ブロックの生態兵器を排除する。」
「あんな奴らか?」
「え?」
そこには大量の蜘蛛型生態兵器が群れていた。
「あ〜らららららららら〜」
「お、余裕だな。 もっと驚くと思ったが?」
「だってさ〜〜たかだかでかい蜘蛛モドキに・・・・ぐあっ!!」
「アップルボーイ!?」
『レイヴン!?どうした!?応答しろ!!レイヴン!!』
「くそッこれだから通常の人間は!!」
「(通常の人間?じゃあ俺は違うのか?)」
とっさに出た言葉とはいえさすがにこれには躊躇した。
「周波数は・・・これか!?」
「おいッあんたこいつ(アップルボーイ)のオペレータか!?」
『え、あ、ああ・・・』
「こいつはダメージを受けて動けそうも無い!!今から連れて帰るから本部の位置をこっちに送れ!!」
『わ、分かった。周波数は?』
「IOySKXXW0000KNWea2だ!!急げ!!・・・ついでにオペレートしてくれ!!」
『了解した!!』
「ブレイカー・フライングメシア、これより戦闘に入る!!」
随分とノリの良いオペレータでよいと思うブレイカーだった。


















じかいにつづけ!!(え

設定q(>∀<)〇
アップルボーイ・・・・グローバルコーテックスのレイヴン。
           新米ながらかなりの腕の持ち主。
           後に存在してはならないもの「イレギュラー」としてブレイカーと活躍する予定
           今回の一言「偽名に決まってるだろう!!これでも一応気入ってるんだよ!!」
                      現搭乗機 エスペランザ
                                頭:CHD-02-TIE
                コア:CCL-01-NER
                腕部:MAM-MX/REE
                脚部:CLM-01-EDF
                ブースター:CBT-FLEET
                FCS:VREX-WS-1
                ジェネレータ:CGP-ROZ
                ラジエータ:RMR-SA44
                インサイド:MWI-DD/10
                エクステンション:CWEM-R20
                右肩武器:CWM-S40-1
                左肩武器:None
                右手武器:CWG-RF-160
                左手武器:MLB-LS/003

                オプション:
 S-SCR    E/SCR    S/STAB   L/TRN    E-LAP    
 

                ASMコード:EGC2KXXcZWG0GBWe00


ブレイカー・・・・・過去の事を思い出せない軽度の記憶喪失。一応主人公。
          後に自らが「人にして人でないもの」であることを知る。
          今回の一言「分かんない」
          搭乗機  フライングメシア
               頭:CHD-SKYEYE
               コア:MCL-SS/RAY
               腕部:CAL-66-MACH
               脚部:CLL-HUESO
               ブースター:CBT-FLEET
               FCS:VREX-WS-1
               ジェネレータ:CGP-ROZ
               ラジエータ:RMR-SA44
               インサイド:None
               エクステンション:None
               右肩武器:None
               左肩武器:None
               右手武器:CWG-RF-150
               左手武器:MLB-MOONLIGHT

               オプション:
 S-SCR    E/SCR    S/STAB   L/TRN    E-LAP    
 M/AW     CLPU     

              ASMコード:IOySKXXW0000KNWea2


管理者・・・・地下都市レイヤードの管理人(違)。
       この人が何なのかは今となっては誰にも分からない。
       今回の一言『後は頼みましたよ・・・私は貴方が悪魔でなく救世主であることを願います・・・』


ノリの良いオペレータ・・・正式名マーク・キサラギ。
             実は「キサラギ」の後とり息子
             でもって実はレイヴン。 随分な熱血君。
             今回の一言『了解した!!』

背景・・・・アップルボーイが管理者を破壊した後の話になる予定。(予定ばっかやね・・・
作者:狼鮫さん