サイドストーリー

One Raven’s Chronicle No.11 決戦!!サイレントライン(前編)
ついにIBISの軍勢と実際に矛を交える時が来た。サイレントラインとの境界には、クレスト、ミラージュ、キサラギ、
そしてグローバルコーテックスのMTやACが集結していた。
 
クレイ「…壮観だなぁ。よくここまでそろえたもんだ。」
 
ゼン「三大企業は俺たちが思っているよりもずっと強大ってこったな。」
 
アントワネット「ホホホ。大船に乗ったつもりでいてよくってよ?」
 
ウェイン「いつぞやのようにだまし討ち、なんてこたねぇよな?」
 
いつぞや、というのは遺跡にてリップハンターとファンファーレに襲われたときのことである。
 
アントワネット「なにかおっしゃいました?」
 
「はいはい、作戦の説明するんで静かにしてくださいね〜。」
 
不意に見慣れぬ顔がモニターに割り込む。なぜかクレイが露骨に嫌そうな顔をしていた。
 
クレイ「フュミナ!?どうしてここにいるんだよ!?」
 
フュミナ「あら、あたしだけじゃないわよ?メリルさんにエマさんも来ているわよ。」
 
ウェイン「メリル…なにも現場にこなくても…。」
 
メリル「このあたりはこの方が効果的に支援できますから。…必ず帰ってきてください。お願いです。」
 
エマ「あの〜、そろそろ説明始めますよ?」
 
と、婉曲に会話を打ち切るように促す。
 
エマ「今回は三つの小隊に分けて作戦を行ないます。第一小隊は北側、第二小隊は中央、第三小隊は南側より敵を掃討します。編成は、
第一小隊:ウェイン、キョウ、カナン、ゼン、ゼロとクレストのMT部隊。
第二小隊:シリウス、クロス、アントワネット、レグルス、クレイとミラージュのMT部隊。
第三小隊:ガイ、イビキ、ユリカ、フレッドとキサラギのMT部隊。
以上です。何か質問は?」
 
ゼン「待った。俺たち基本的に傭兵だぜ?そんな指揮官みたいなことできねぇって。」
 
言われてみればその通りだ。レイヴンは単独か、多くて二、三人で作戦を行なうのがほとんどだ。
そのため、大規模な部隊の指揮を執る、というのは未知の領域といっていい。
 
エマ「その心配は有りません。MT部隊の指揮は各企業の方で執ってもらいますので、皆さんはいつも通りで構いません。
各小隊のオペレーターは第一小隊はメリル、第二小隊はフュミナ、第三小隊は私です。
では、作戦を開始します。各部隊は配置についてください。」
 
司令部からの作戦開始を受け、一斉に移動を始めた。もっとも司令部と銘打っているが、
大型トレーラーを改造して通信機器などの機材を積み込み、必要最低限の機能を持たせてあるだけに過ぎないのだが。
 
ウェイン「おい小僧…。じゃねぇ、フレッド。」
 
多少わけ有りでこう呼ぶことになってしまった。詳しいことはまぁそのうちに。
 
ウェイン「今度こそオレに勝つんだろう?必ず生き残れ。いいな。」
 
フレッド「…はい!」
 
午前七時二十分。死闘の火蓋が切って落とされた―。
 
 
 
三つの部隊のうち、最初に交戦に入ったのは第二小隊だった。そして、誰もがまずはこう言った。
 
シリウス「おいおい、なんて数だよ。」
 
そこには、地表を埋め尽くさんばかりにMTやガードメカがひしめいていた。クレストなど企業のエンブレムをつけたものや、
ACテスト場から脱走したもの、中にはまだ武装が施されていないものまであった。
 
アントワネット「口を動かす前に手を動かしなさい。達者なのは口だけですの?」
 
クレイ「まぁまぁ、ともかく一機ずつ片付けていこう。」
 
シリウス「そうだな。クロス、突入するから支援してくれ。」
 
クロス「うん、わかった。」
 
シリウスが突入を始めると同時に、クロスはグレネードによる砲撃を開始した。
彼の突入に合わせ、残りの三人もMTの群れに向かっていった。
 
レグルス「………。」
 
グレネードによって吹き飛ばされたMTをレーザーライフルで撃ちぬく。一方レグルスもまた、無言でMTを斬り裂いている。
彼には、ミッションでは逆関節ACを使っているとの噂がある。噂、と表現したのは、実は確かな証拠がないからである。
彼がACに乗り込んだところは誰も見ておらず、これまでにミッション中に出会った者は皆死んでおり、
当然本人は何も言わないため、真相は闇の中である。
 
アントワネット「ホーッホッホッホッ!MTなど物の数ではありませんわ!!」
 
上流階級の見本のような高笑いをしつつ両肩のミサイルを景気良くばら撒いているのは、エンプレスをという
アントワネットの駆るACだ。仕事は中々のものだが、このように乱射するため、常に赤字とのこと。
当の本人は夫がミラージュの重役で、金に困ることはない、と気にしていないようである。
レイヴンの中では数少ない女性陣の中でも年長組で、高圧的な態度からあまり評判はよくない。(らしい)
 
クレイ「あの人見てるとさ、『節約』って言葉が虚しくなってくるね…。」
 
見ていて気持ちがいいくらいの撃ちっぷりに、思わず感嘆の言葉が漏れる。
 
シリウス「ああまったく。装弾数を1桁間違えてんじゃねぇのか?…って、甘い!」
 
横合いから斬りかかろうとしたMTに銃弾をこれでもかと叩き込む。
MTを一瞥することもなく撃破するあたりに、Bランクの実力の片鱗がうかがえる。
 
フュミナ「クレイ、三時方向にMT五機よ!あぁもう、何被弾してんのよ!!」
 
クレイ「だぁ〜、急に話し掛けんなよ!三時方向だな!」
 
彼は愛機、ディスディルトのデュアルミサイルを連動ミサイルつきで放ち、続けざまにレーザーライフルを撃ち込む。
ピーピーとあまり威力のなさそうな音を立てるが、実際はとんでもない。
ミサイルによってMT二機を撃破、続くレーザーライフルでさらに二機。最後はブレードで決めた。
尚、余談であるが、ウェインはレーザーライフルの類が苦手である。機体重量が中量二脚にしては重めで、
ジェネレーターにあまり負担をかけたくない、というのもあるが、一番の理由はその音にある。
ピーピーと耳障りといえなくもないこの音が、彼にとっては少なからず苦痛なのだ。
このことは、Dランクのウォーターハザード戦で、彼が耳栓をして戦っていたという事実が裏付けている。
 
そして、交戦状態に入って十分ほどであろうか。倒せど倒せど次々に出てくるMTにうんざりしだした頃。
 
クロス「弾切れ!?ごめんなさい、補給してきます!」
 
クロスが操るAC、アークMk−Uは、重装甲で固め、武装は全てグレネードという、見ていて清々しい気分
にさせるほど、徹底して高火力を追及している。
一方兄であるシリウスのAC、シルフィード・スフィアは、それとは対照的に、機動性を確保しつつも並み以上の火力を持たせた感じだ。
デュアルミサイルに36発の連動ミサイルがそれを示している。
また、ミラージュの大人気商品、MLB−MOONLIGHTを持ち、格闘戦にも滅法強い。
 
シリウス「なに、取り分はまだまだあるさ。ゆっくり休んでくるんだ。」
 
アークMk−Uは今回の作戦で各小隊の後方に待機している補給部隊のほうへ向かっていった。
 
 
第二小隊から遅れること約二分、第三小隊もまた交戦に入った。ここでも、真っ先に出た言葉は一つ。
 
イビキ「はぁ…。なんて数なんだ…。」
 
ガイ「ぼやいても敵は減らないんだ。行くぞ。」
 
そう言いつつ、一番近いMTにKARASAWAをお見舞いする。
 
ガイ「お前たちは新人だろう?あまり無理はするな。」
 
イェーガーは重量二脚に高性能レーダー、チェインガンにKARASAWAとMOONLIGHTといった構成だ。
一番の特徴はチェインガンを構えずに撃てるようにチューンされているあたりだろう。
これを操縦するガイという男は、歳が近いためかカロンブライブと親交があるらしい。また、面倒見のいい性格で、人望も厚いようだ。
 
イビキ「へへっ、一丁上がり、だな。」
 
マシンガンでカイノスを撃破し、次の獲物を探す。それを後ろから狙い撃とうとするブーバロス。今がまさに
絶好の機会だろう。だが、そのバズーカが火を吹くことはなかった。
なぜならフレッドのAC、フレースヴェルグから伸びたMOONLIGHTによって両断されたからだ。
 
イビキ「ひゅ〜っ、油断大敵…だな。」
 
エマ「六時方向にMT10!」
 
ガイ「俺に任せろ。」
 
素早く機体を反転、イェーガーを走らせる。ドイツ語で狩人の意味であるそれは、その名の意味を体現するかのごとく、
的確にチェインガンを当てていく。その威力はマシンガンの比ではない。次々とMTに穴が穿たれ、撃破されていく。
 
ユリカ「二人とも、支援するから射線を開けて!」
 
ビルの上に陣取ったAC、フェアリーテイルが砲口をMTの群れに向ける。
そして、二機が射線軸上から退避したのを確認すると、トリガーを引いた。轟音とともに砲弾が放たれ、着弾。
直撃したMTは爆砕。周囲のMTも爆風によって少なからず損傷していた。そこに、止めとばかりに二人が切り込む。
 
 
そして十分後―。
 
イビキ「うおっと!…おい、これでいくつ目だ?」
 
ランスポーターを斬りつけながら、今の撃破数を尋ねる。
 
エマ「いまので42機目です。トータルでは237機。敵はなおも増加中です。」
 
淡々とした応答を聞いている間にも、敵は休む暇無く迫る。
 
フレッド「でも、そろそろ底が見えてきたんじゃないですか?」
 
ユリカ「そうかもね。先ほどからランスポータータイプの比率が増加してきているし。
もしかするとカイノスタイプやブーバロスタイプは打ち止めなのかも。」
 
ガイ「それはどうかな?絶対に何か隠し球があるはずだ。例えばACか、また別のものかがな。」
 
各自、このように会話しながらも、しっかりとMTを撃破している。
若干疲れの色が見えるが、それでもまだまだ精神的には余裕が有りそうだ。
 
イビキ「ガイの言うとおり、その辺を頭に入れとかないとな。いざって時に手詰まりじゃ困るだろう。
それにな、奴ら確かに質は落ちてる。だが量はむしろ増えてるんだ。」
 
ガイ「その隠し球が来る前に、補給が必要な機体は補給して来い。」
 
彼は補給を勧めた。確かに、一度に現れるMTは明らかに増加している。
弱さを補うため、常識的には集団で運用する兵器であり、単体で遣すほうがおかしい。
それでもこの数は異常だ。毎分20機のペースで現れるため、さしものACもこれでは分が悪い。
さらに敵方のACと戦うことも十分に考えられ、こういうときの弾切れほど恨めしく、また恐ろしいものは無い。
結局、ユリカとフレッドが先に補給することになった。
 
ガイ「…さて。」
 
イビキ「ああ。こんなのにやられちゃ、カミさんにどやされちまう。」
 
迫り来るMTを前に、二人の男はさらなる闘志を燃やした。もしかするとこの状況を望んでいたのかもしれない。
それくらい、彼らの眼は輝いていた。
 
 
第三小隊とほぼ同時に、第一小隊もまた戦闘を開始した。
 
ゼン「ひゅ〜♪よりどりみどり、だなぁオイ。」
 
キョウ「先行していたMT部隊は?」
 
ゼロ「既に全滅している。」
 
ウェイン「ま、そうだろうな。コレだけ盛大に歓迎されちゃあなぁ…。」
 
カナン「では、始めるか。」
 
五機は一斉に動き出した。
 
キョウ「私とカナンとゼロで突撃する。二人は支援を!」
 
どっこいせ…と。当たんねぇように気ぃつけろよ!」
 
F・ハウンドの左肩はレーザーキャノンからグレネードランチャーに換装されていた。
膝をつき、折りたたみ式の砲身を展開、狙いをつける。どこに撃っても絶対当たる。それほどまでに展開しているMTの数は凄まじい。
 
ゼン「四脚ってのはこういうとき便利なんだよな。」
 
彼は四脚の特性を生かし、歩き回りながらレーザーキャノンを撃つ。これの他には武器腕レーザーキャノンに
小型ミサイルとデコイを装備している。四脚でありながらEN兵器中心とは、よほどEN管理に自信があるのだろう。
 
キョウ「砲撃が止んだな。」
 
ゼロ「…始めさせてもらう…。」
 
そう言ったが早いか、ゼロは漆黒のAC、ラグナ・ブレイカーを疾走らせる。
 
ゼロ「………。」
 
青白い光が右から左に軌跡を描いたとき、目の前にいたカイノス三機が同時に両断され、崩れ落ちた。
一機目にブレードが当たった瞬間にTBを噴射し、強引に有効範囲を広げたのである。
 
キョウ「こちらも負けるわけにはいかんな。」
 
二人もまた、ACを疾駆させる。背中に力が蓄積され、発動。
光の翼をはためかせるACのコクピットの中で、視界が真紅に染まるのを感じた。
月の光が閃く。閃くたびに鉄くずが増える。戦いは乱戦になり、双方うかつに飛び道具を使うことができない。
必然的にブレードが重要になってくる。どういった偶然か、三機のACは皆共通するものをもっていた。
そして、カナンがそれをMTに振り下ろす。
 
カナン「なっ!?だが所詮はMT!!」
 
振り下ろされたMOONLIGHTをそのMTは自身のブレードで受け止めた。青とオレンジが激突する。
 
バシュウッ
 
結果は一秒足らずで出た。過負荷により、EN供給回路が焼き切れ、そのまま自らも運命をともにした。
だが、受け止められたときにわずかだが隙が生じていた。その一瞬をついてカイノスがミサイルを放…
 
ピー
 
てなかった。MAW−POWERによって射抜かれ、そのまま機能を停止した。
 
ゼン「へへっ、楽しそうじゃねぇか。俺もまぜてくれよ。」
 
カナン「ゼンか!協力してくれ。一人じゃ少々骨だ。」
 
バチイィィ…ッ
 
プラズマライフル特有の音が響く。かと思えば、次はMTを一太刀の下に切り伏せている。紫雲。
東方のある地域では、古来より吉兆として貴ばれてきた。そんな意味の名をもつ、逆関節ACだ。
 
キョウ「ウェイン、支援できるか!?敵がこっちに集まってきた!」
 
ウェイン「グレネードはダメだ。お前まで巻き込んでしまう。今からそっちに向かう。そのほうが確実だ。」
 
そう言ってオレはグレネードをパージする。パージされたそれは、ゴトン、と乾いた大地に重々しい音を立てて落ちた。
 
ウェイン「それじゃ、let’s Goだ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あとがき
早いものでついにこの話も佳境です。
まぁそれだけ…(汗
今回から設定資料つけていきます。
理由は特になし(ぇ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
設定資料
ウェイン
本名:ウェイン=レッドハット
性別:男
年齢:21
血液型:AB型
備考
この話の主人公。管理者を破壊したレイヴン。その後しばらくは活動を止めていたが、半年前に再開。
ひょんなことから、サイレントラインを巡る騒動に身を置くことになった。
天涯孤独の身で、キョウとユリカの三人で助け合って暮らしを立てていたが、
強制閉鎖で行き場を失い、レイヴンになることを決心。本名で登録している
理由は、天涯孤独ゆえに偽名を使う必要が無いからとのこと。
性格は直情的だが、慎重な一面もある。割と考え方は古風なようだ。酒豪。
強制閉鎖によって住むところを奪ったミラージュを嫌い、依頼を受けたがらない。
 
F・ハウンド
HEAD:CHD−MISTEYE
CORE:MCM−MI/008
ARMS:CAL−66−MACH
LEGS:CML−02−SNSK
BOOSTER:CBT−FLEET
FCS:PLS−SRA02
GENERATOR:CGP−ROZ
RADIATOR:RIX−CR10
INSIDE:NONE
EXTENSION:KEBT−TB−UN5
BACKUNIT R:CWM−VM36−4
BACKUNIT L:MWC−LQ/15
ARMUNIT R:CWG−RF−160
ARMUNIT L:KWG−ARFL150
塗装
 BASE AID OPTIONAL DETAIL JOINT
R 5   15   0       180   75
G 5   15   15      60    75
B 20  30   45      20    75
備考
主に遠〜中距離での戦闘を得意とする。中量二脚としては重く、
燃費が悪いが、使い切ったものから順次パージしていくため、
さほど問題ではない。窮地に陥るとINTENSIFYシステムが使用可能になり、
能力が爆発的に向上するが、パイロットにもACにも多大な負担になる諸刃の剣である。
そのため、アリーナに突如現れたナインボールを撃退した後は使われていない。
 
 
F・ハウンド(改装後)
HEAD:CHD−MISTEYE
CORE:MCM−MI/008
ARMS:CAL−44−EAS
LEGS:CLM−02−SNSK
BOOSTER:CBT−FLEET
FCS:PLS−SRA02
GENERATOR:CGP−ROZ
RADIATOR:RIX−CR10
INSIDE:NONE
EXTENSION:KEBT−TB−UN5
BACKUNIT R:MWM−S42/6
BACKUNIT L:CWC−GNL−15
ARMUNIT R:CWG−RF−150
ARMUNIT L:KWG−ARFL150
塗装
 BASE AID OPTIONAL DETAIL JOINT
R 5   15   0       180   75
G 5   15   15      60    75
B 20  30   45      20    75
備考
F・ハウンドの問題点の一つであった燃費の悪さを解消した。
しかし、重量はほぼ据え置きで、放熱に関しても爆弾を抱えており、乗り手を選ぶことに変わりは無い。
改装後も変わらず濃紺でカラーリングされている。
 
 
キョウ
本名:キョウ=サカガミ
性別:男
年齢:23
血液型:O型
備考
ウェインの親友にしてユリカの兄。二年前にミッション中に行方不明となった。
その間、管理者の実働部隊として、管理者の筋書き通りに事が運ぶように各
地を転戦していた。管理者が破壊された後はIBISの計画を阻止すべく、ウェインたちと行動ををともにしているが、
それが管理者の意志なのか、それとも自分の意志なのかは定かではない。
冷静かつ合理的思考の持ち主で、目的のためならば敵をも利用する。しかし、決して冷酷なわけではない。辛党。
本名違うんじゃ?と思った方、お忘れください。お願いです(マテ
 
紫雲
HEAD:CHD−07−VEN
CORE:MCL−SS/RAY
ARMS:CAL−44−EAS
LEGS:CLB−SOLID
BOOSTER:CBT−FLEET
FCS:AOX−X/WS−3
GENERATOR:CGP−ROZ
RADIATOR:RMR−SA44
EXTENSION:MEBT−OX/EB
INSIDE:NONE
BACKUNIT L/R:CWX−LIC−10
ARMUNIT R:CWG−HG−80
ARMUNIT L:MLB−MOONLIGHT
塗装(全迷彩)
 BASE AID OPTIONAL DETAIL JOINT
R200  150  160     1     125
G200  150  60      93    125
B200  150  200     200   125
備考
砲撃性能、格闘性能に優れたAC。主に基地攻略に用いられ、
大口径ENキャノンで主要な設備を、防衛部隊はブレードで破壊する戦術をとる。
ACとは基本的にブレードのみで戦うのが不安要素だが、技術さえあれば十分に戦える。
また、F・ハウンドと同様、INTENSIFYシステムを搭載している。
 
 
紫雲(改装後)
HEAD:CHD−04−YIV
CORE:MCL−SS/RAY
ARMS:CAL−44−EAS
LEGS:MLB−SS/KRT
BOOSTER:CBT−FLEET
FCS:AOX−X/WS−3
GENERATOR:CGP−ROZ
RADIATOR:RMR−SA44
EXTENSION:KEEP−MALUM
BACKUNIT R:MRL−RE/111
BACKUNIT L:MWC−OC/15
ARMUNIT R:MWGG−XCG/20
ARMUNIT L:MLB−MOONLIGHT
塗装(全迷彩)
 BASE AID OPTIONAL DETAIL JOINT
R200  150  160     1     125
G200  150  60      93    125
B200  150  200     200   125
備考
大口径ENキャノンを廃し、その分を通常火器に充てることで
より実用的になった。プラズマライフル、オービット、ブレードとEN兵器のみの武装だが、
いわゆる電池を装備することによってENに関する問題を解決している。
紫雲とは古代日本において吉兆とされていた雲のこと。
作者:キリュウさん