ACSS06
〜〜第六幕前編・動き出した神〜〜
傷ついたエグザイルは彼の信じる「神」、
「もう一つの管理者」のもとへと向かっていた
『神よ・・・・・どうか・・・・・慈悲・・・・・を・・・・』
「また・・・・貴方ですか・・・・」
エグザイルの目の前に白い一機のACが立ちふさがる
『おお・・・・神よ・・・・・私に・・・・・・どうか・・・・・慈悲を・・・・』
「貴方に与えるような慈悲などありません・・・・消えなさい」
『・・・!!な、何をおっしゃられるか!? 私は貴方に・・・・こんなになるまで仕えてきたというのに・・・・」
「問答無用・・・・・です」
『そんな・・・・・ぐわあああああああああああああ』
次の瞬間白いACから光が発っせられ、エグザイルは跡形も無く消え去った
「役立たずに慈悲を与えるほど・・・私は甘くありません」
ーー3日後・ガレージーー
俺はコンピュータを起動させ、依頼が無いかを確認した
「・・・・1件、か」
それは久しく会っていないアップルボーイからの僚機同行依頼だった
「受けてやるか・・・・返信、と」
ーー輸送機内ーー
「よう、元気だったか?ブレイカー」
「まあな・・・・ん、機体改造したのか?」
「ああ、機体作り直したんだ、この前大破しちまったからな」
「いくら賭けた?」
「789200C、だな。 保険とかでオレ自身は半分くらいしか出してないけど」
「ほ〜〜〜(保険なんてあったか?)」
「で、お前の機体はどうなんだ?随分変わったよな?」
実は前にエグザイルとの戦闘で、火力不足か?と感じたので少し機体を変えたのだった
「基礎フレームは変えてないからな。プラライつけただけだが9500Cも掛かった。」
「お〜〜プラライつけたのか。」
「弾数が少ないがな・・・・ブレードで何とかすればいいし」
「まーな」
そんな雑談をしている間に目標地点に到着した
ーーキサラギ電力施設プラントーー
『オペレートは私が担当します。宣しく』
「あれ?レインさんは兄さんの専属じゃなかった?」
アップルボーイが間抜けな声を上げる
「ロイヤルミストがまだ入院中だからじゃないのか?」
「あ、そうなんですか?」
『ええ、まあ・・・』
「今度は居眠りするなよ」
『まだ根に持ってるんですか?』
「念には念を、だ」
『はいはい・・・・・では作戦概要を・・・・』
「『はいはい』ってなんだ!!」
『えーと・・・・消化装置を機動後、また戻ってきてください。ただし、今回の事故には・・・』
「無視かよ!!」
「酷いな・・・・」
アップルボーイがつぶやく
「外気温はまだ普通だな」
『ガードメカが熱によって暴走しています。 気をつけて』
「じゃあドカーンと行きますか」
「アップルボーイ・・・・・」
「何?」
「消化装置起動させるだけなのにドカーンってのは・・・・・」
「あ」
「(またやられたりしないだろーな?こいつ)」
それから俺らは、消化装置を起動させた
『消化装置の機動を確認。 帰還し・・・・・!!コンデンサルームにAC反応!? レ(ザッ)』
レインからの通信が途絶えた
「ジャマーかな?」
「だろうな」
当たり前のことを聞くなよ
「AC反応、か・・・・」
「久しぶりの戦闘、だな」
こういうときはよく気が合うようだ
「じゃ、行きますか!?」
そういってOBを噴かし、コンデンサルームへ向かった
コンデンサルームには一機の白いACがいた
「カスタム系?」
「武装は・・・・プラズマライフルとグレネード、か」
『君達が・・・・「イレギュラー」か?』
そのACは話しかけてきた
「イレギュラー、か懐かしいな」
「ブレイカー、知ってんのか?」
「『存在してはならないもの』または・・・・・『救世主』ってところだな」
「はあ?」
『ふん、分かっているようだな・・・・・消えろ!!イレギュラー!!!』
そしてグレネードを放ってきた
「おい!今あいつ構えてたか!?」
「いや・・・・・(INTENSFYか・・・厄介だな)」
『消えろ・消えろ・消えろ!!!』
グレネードを乱射しているが当たらない
「・・・・射撃ってのはこうするんだよ!!」
俺の新機「ライトニングメシア」からプラズマライフルから高出力エネルギー弾が発射される
ドォォォォォォォォォン・・・・
『がはッ・・・・』
「次はこいつだ!!」
アップルボーイの「エスペランザ」から高機動ミサイルが放たれる
ドガガガガガガガガガガ・・・・
『ぐわああああああああああ・・・・』
そして白いACは沈黙した
「終わった・・・かな?」
「でないと困る」
しかしそいつは再び動き出した
『キエ・・・ロ・・・イ・・・・レギュ・・・ラー・・・・』
「まだ動くのか!?」
「アップルボーイ!!下がれ!!」
「え!?」
「(INTENSFYでカタをつける)」
『イレ・・・ギュラ・・・−−』
白いACはプラズマライフルを構えた
「砕け散れーーーー!!」
二つのプラズマが同時に放たれた
ドゴォォォォォォォォオオオオオオオオォォォォォ・・・・・
『うぐあぁ・・・・・』
「危機一髪、か」
白いACがその場に倒れ、噴煙を上げる
「・・・・・なに今の?」
「INTENSFYを使ってプラズマライフルの残弾を一発に凝縮して撃っただけだ」
「ほ〜〜、でINTENSFYて何」
「その事は後でな」
「なんだよケチ・・・・・おい・・・このAC・・・・エンブレムが・・・・」
「あ?エンブレム?・・・・!!」
そのACには「DOVE」
『管理者』のエンブレムが刻印されていた
つづく・・・・とイイね(え
亜止俄輝(あとがき)
はい第六幕!
林檎男子(アップルボーイ)が帰ってきた!!
機体が変わった!!
ので
設定資料
エスペランザ・・・・・頭:CHD-SKYEYE
コア:MCM-MI/008
腕部:MAM-MX/MDD
脚部:MLM-MX/066
ブースター:CBT-FLEET
FCS:AOX-X/WS-3
ジェネレータ:CGP-ROZ
ラジエータ:RMR-SA44
インサイド:None
エクステンション:CWEM-R10
右肩武器:None
左肩武器:CWM-HA40-8
右手武器:CWG-RF-150
左手武器:MLB-HALBERD
オプション:
S-SCR E/SCR S/STAB E/CND ECMP
L-AXL L/TRN CLPU
ASMコード:I8OAKfXW4W1mKVyW42
ライトニングメシア・・・・・頭:CHD-SKYEYE
コア:MCL-SS/RAY
腕部:CAL-66-MACH
脚部:CLL-HUESO
ブースター:CBT-FLEET
FCS:VREX-WS-1
ジェネレータ:CGP-ROZ
ラジエータ:RMR-SA44
インサイド:None
エクステンション:None
右肩武器:None
左肩武器:None
右手武器:MWG-XCG/10
左手武器:MLB-MOONLIGHT
オプション:
S-SCR E/SCR E-LAP SP/E++ TQ/CE
ASMコード:IOySKXXW0004SN0D02
作者:狼鮫さん
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