サイドストーリー

ACSS10
〜〜最終幕・決戦〜〜
『では・・・行くぞ!!』
「INTENSFY機動!!」
俺はプラズマライフルを構えた
「もう一つの管理者」は大剣を構えた
『でええええい!!』
大剣が振り下ろされる
「そんな物!!」
振り下ろされる大剣を
月光で受け止める
「砕け散れ!!」
「もう一つの管理者」にプラズマライフルを突きつけ、0距離で放つ
『ぐおお!!』
手ごたえはあった

『まだだ・・・・まだ私は戦える!!』
よろめきながら大剣を振り下ろしてくる
「ッ!!避けきれない!!」
プラズマライフルが右腕ごと斬り落とされる
「く!!」
『まだまだまだまだまだぁ!!』
「もう一つの管理者」は闇雲に大剣を振り回す
「ぐわッ!!」
避けきれず手痛い一撃を喰らう
『止めだ!!』
「(やはり駄目か!?)」
大剣が振り下ろされる
『死ねええええええええ!!』

『プログラムを起動して・・・』
「(誰だ!?・・・まさかレイヤードか?)」
『早く・・・・プログラムを』
「・・・これか!?」
『独り言を言う暇は無いだろう!!』

「REMIT CUT、コードネーム:LIHGTNING BREAKER機動!!」
俺の機体は、「ライトニング」名の通り、光り輝いた
そして大剣をいとも簡単にブレードで受け止めた

これなら・・・・勝てる!!

『何!?何が起きている!!』
「これからが本番だ!!」
システム『LIHGTNING BREAKER』で強化された月光を構え、斬りかかる
『く・・・・ただ単に光っているだけではないか!!そんなこけおどし・・・私に通用すると思うか!?』
「こけおどし?ならこけおどしでない証拠を見せてやる!!」
月光を立て一文字に振る

バシュン!!
紙一重で避ける「もう一つの管理者」
『な・・・・ブレード光波!?・・・・そんなもの威嚇にしかならん!!』

ドオオオオオオオオオオオオン!!
『何!?』
爆音と供に、後ろにあった壁が消し飛ぶ
「威嚇?これが威嚇に見えるか?」
『・・・・ふん、面白い。 だが、何があっても私は倒れるわけにはいかん!! この世界の為に!!』
大剣を構え「もう一つの管理者」が斬りかかってくる
『でやああああああああああああ!!』
「く!!うをおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

月光と大剣がぶつかりあい、火花を散らす
『私は・・・・ここでやられるわけには・・・・・・神である私が・・・・・やられるわけには・・・・愚かな人類を滅ぼすまで、私は死ねん!!』
「確かに人類は愚かだ、だからその償いをしなければならない、その償いを見届けるのが、本当の神の役割じゃないのか!?」
『償う?どう償うというのだ?』
「・・・・・そんなこと俺が知った事では無い!! しかし、どのような形でも、償わなければならないんだ!!」
『なら私が、死という形を持って償わせてやる!!』
「その考え方が間違ってるといってるってんだよ!!」
競り合い続けた結果、月光が力勝ちした。

「人類は・・・人間は・・・・・俺たちは・・・・そんな簡単なものじゃない!!
 確かに償い方は分からない。 だが、その償いは、人類にさせるべき事だ!!神が、ましてまがい物の神が手を下す事ではない!!」
『・・・・ふ』
月光を構え、OBを起動する
「これで終わりだ!!」
『・・・・・』
OBで「もう一つの管理者」に突っ込む
「でええええやあああああああ!!」
『どうやら私の役目も終わったようだ』
「!?」

ザシュ
「何・・・だと・・・・・」
「もう一つの管理者」は自らの大剣で、自らを貫いた
『ぐ・・・く・・・此処までが・・・・私たちの・・・・・役割だ・・・・あとは・・・・君らの役割だ・・・・頼むぞ・・・・レイヴン』
「おい!!どういう意味・・・・うをッ」
答えを聞くまでもなく、「もう一つの管理者」は爆発した



『レイヴン・・・・聞こえるか!!・・・・・レイヴン!!』
「え、あ・・・おう」
『全く、通信が全然通じないんだからな・・・・無事か?』
「ああ。 他の奴らは?」
『大丈夫だ。』
「そうか・・・・ ブレイカー・ライトニングメシア、これより帰還する。」
俺は戦闘システムを解除し、輸送機へ向かった



こうして、「管理者」は世界から消え去った。
人類は解放された。 これから、繁栄を続けるだろう。

しかし、今の俺にはそんなことどうでもよかった。
ただ、最後の「管理者」の言葉が気になって仕方なかった。

此処までが・・・・私の・・・・・役割だ・・・・あとは・・・・君らの役割だ・・・・頼むぞ・・・・レイヴン

もしかすると、全て管理者たちに仕組まれていたのではないか?
俺は輸送機にもどっても、ずっと、その事だけを考えていた






完結

あとがき。。。。
おお〜〜〜〜・・・・・
完結しちゃったよヲイ!!(え
・・・・・第二シリーズも誠意製作中です。
世に出すかどうかわかんないけど(^_^;)
主人公がすんごい気障な事言ってますが・・・・・
ほっときませう(え
以上!!m(__)m
作者:狼鮫さん