それぞれのEPILOGUE
サイレントラインでの一件以降、地上開発は目覚しい発展を始めた。
企業間での競争も激しさを増していった。
そして、
ーーあれから3年ーー
この日、俺はクレストの依頼を受けていた
ブレイカー「・・・・・全く・・・・」
??『何か不機嫌ですね?どうかしましたか?』
オペレータの問いかけにかったるく答える
ブレイカー「どうかしたって・・・・・なんか最近、多すぎない?」
??『仕事が多いってのはいい事でしょ?』
ブレイカー「仕事熱心だね・・・エマさんは・・・・・」
エマ『そんなこと言ってないで、さっさと片付けてください。まだ後2件有るんですよ?』
ブレイカー「まだそんなにあるの!?」
エマ『承諾した貴方が悪いんですよ?』
ブレイカー「あうぅ・・・・マウスがバグって連続クリックしたのが運の尽きか・・・・・・」
エマ『そういうことです。はい、会話はここまで、さっさと片付けて下さいよ。 早くしないと始まっちゃいますよ?』
ブレイカー「?何が?」
エマ『何がって・・・・友人の結婚式あるんじゃなかったですか?』
ブレイカー「ンガッ Σ\(゜Д\)!!」
そうだった・・・・・
あ、友人ってのは・・・・あれだ、あの〜〜〜・・・・誰だっけ?
ああ、アップルボーイだ。 やっと思い出した・・・・・
え、誰とって?
・・・・・・・誰だったっけ?
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ、思い出した。
レジーナとかいう女レイヴンだったな。
え、なんでって言われても・・・・・・・・
・・・・・・サイレントラインでの一件のあとから付き合い始めてたらしい。
まあ、その事を知ったのもおとといなんだが・・・・・・
何でも父親が死んで、傷心中のところを慰めて、そっから始まったんだと。
・・・・・・ありふれた設定だな。
何だ?ネタ切れだからやっちゃいましたって感じ?(違います!!
まあ何はともあれ今日ゴールインってわけだ。
・・・・・・・今思ったんだけど、
結婚をゴールって考える人多いけどさ、その後はどうなのかね?
いや、別にひがみとかそういうわけじゃないんだけど。
結婚をゴールにするわりには最近多いじゃない、離婚。
ぶっちゃけどうなんだろうね?(何が?
・・・・っていうか。
交際3年って長いの?(え
ま、いいや。
ついでに言えばロイヤルミストとレインさんも結婚したんだっけ?
・・・・・・一体どうしたんだ作者。
LOVEパワー全開じゃん(スンマセン
まあ・・・こっちはあれだ。
できty(ピーーーー)らしいけど。
うわぁ・・・・なんか俺さ、
すっっっっっっっっごい ひがみおじさんになってない?(うん
・・・・・話を戻そう。
あともう一人、マーク。
キサラギ社の後をついでなんだかんだ忙しいらしい。
まあ、当然ながらレイヴンは引退だ。
で、俺はと言うと・・・・・
アナウンス『さぁ、ついにやってきました!!』
会場の人々「わーーーーーーーーーー!!」
アナウンス『今回の挑戦者は、敗北を知り更に力をつけて帰ってきた王者、メビウスリング!!』
会場の人々「わーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
アナウンス『この挑戦を受けるのは、突如現れた漆黒の破壊者、ブレイカーでっす!!』
ブレイカー「(・・・・随分と熱血してるな、アナウンサー。)」
会場の人々「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
メビウスリング「今度こそ、貴様を倒す!!」
ブレイカー「これで5回目だが、そんなにこのランクが欲しいのか?」
メビウスリング「違う!!私は・・・・ただ強くなりたいだけだ!!」
ブレイカー「だったらよそでやってくれ!!」
アナウンス『では始めます!!レディ・・・・GO!!」
ブレイカー「一気に・・・・」
アナウンス『---と言ったら始めてください』
ブレイカー「はいぃ!?」
アナウンス『レディ・・・・GO!!』
ブレイカー「(・・・・子供だまししやがって!!)」
試合開始と同時に、OBを起動させ、メビウスリングの「ムゲン」に突撃する
メビウスリング「その手はもう喰わない!!」
ムゲンがジャンプブーストで回り込む
ブレイカー「・・・・・貴様の負けだ」
メビウスリング「何!?」
俺はそのまま直進、OBを切り、ジャンプしながら旋回する
ブレイカー「・・・プラズマラッシュ!!」(プラズマライフルを連射するだけ
紅の光弾がムゲンを目掛けて飛んでいく
が、ムゲンはジャンプブーストからの着地で起きた反動で動けない
メビウスリング「ち・・・・デコイバリア!!」
ムゲンの肩の部分が開き、ミサイルかく乱用デコイが射出される
紅い光弾はデコイに当たり、爆発する
メビウスリング「よし!!次・・・・ぐわッ!!」
次の行動に出ようとするムゲンに、蒼い剣が突き刺さる
ブレイカー「終わりだな」
アナウンス『・・・・え〜〜煙でよく見えませんが、勝者、ブレイカー!!その頭上の王冠が本物だと言う事を証明しました!!』
会場の人々「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
そう、俺は
あの後アリーナに参戦し、A-1になった。
今は王者として君臨している。
あれから3年がたったが、今でも俺は悩んでいる。
本当に、これで良かったのか?
「後の役割」って・・・・何なんだ?
管理者は一体・・・・・何が言いたかったんだろう?
何故管理者は・・・・・・
あ、言い忘れたが、やはり今までの一件、全てが管理者に仕組まれた事だった。
そんな妙な事でどれだけの犠牲が出たと思ってるんだ、と憤る前に、俺は思った。
誰がこんな事をプログラミングしたんだ?
管理者が作られた当初はこんなプログラムは入ってなかったはずだが?
・・・・・・まさか機械が、AIが心を持っていたとでも言うのか?
管理者は完全に機能を停止してしまった今となっては、
そんな疑問を解決する意味も、理由も、また、その方法も闇の中だ。
あとがき
はい、随分と遅くなりましたがエピローグです。
最終回より長い?
まあ・・・・・途中奇妙な表現がありますが・・・・・・
次回シリーズは・・・・・
短編かACNの長編ですね。
まあ、細長い眼で見守ってください。
また、細長い眼で見守ってくださった方々、有難う御座いますm(__)m
ではまた(^_^)v
作者:狼鮫さん
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