第二章 第三話 協力ミッション
「やっと来たか、エクレール。」
「時間通りなんだが・・・。」
時計は、ちょうど午前9時をさしていた。
「あ、ホントだ。まぁ、行くか。二人とも準備は、出来てる?」
「もちろんです。」
「準備万全です。」
「よし。アーカイブ砂漠に向かう。サクラ。サポート頼むぜ。」
「わかってますよ、インフェルノ。気をつけてね。」
四機は、輸送機に乗りアーカイブ砂漠へ向かった。
「目標ポイントに到達。これより機体を投下します。」
四機は、着地と同時にレーダーで敵の位置を探った。
「じゃあ、シャナ、刹那。がんばってきてくれ。」
「はい!!」
二機が、敵の下に向かっていくのをインフェルノとエクレールは、少し高い丘の上から二機のACを見ていた。
「大丈夫かなぁ。」
「そんなに心配するなよ、エクレール。ACとMTじゃあ勝負は、見えてるさ。」
「まぁ、そうだけど万が一ってことも・・・。」
「心配性だな。」
「当たり前だろ?あいつらを教育するのが俺たちの役目で、危険な目にあわせて死なせちまったら元も子もないだろ?」
「まぁ、あの二人なら大丈夫さ。あいつらの今の実力をゆっくり見物しようぜ。」
そのころ二人は、
「いっけー!」 タン タン タン タン
「急ぎましょう。敵が集結しだすとあとあと面倒です。」 バシュー
「うん、そうだね。」
なかなかのコンビプレーで敵を殲滅していた。
MTを全滅させたらレーダーに反応があった。敵ACが接近していたのである。
「A、AC!?インフェルノさん、ど、どうしたら?」
インフェルノとエクレールは、通信を受けて、
「わかった。俺たちが撃破するから、少し下がってろ。」
「でもあれってどこの所属のレイヴンだ。」
インフェルノとエクレールは、刹那たちのもとに向かって、2体がかりでACを攻撃し、撃破した。
「さ、作戦失敗。じ・りつ・き・・のう・・て・・・い・し。」
「なんだ、こいつ無人ACか!?」
「どおりで攻撃がワンパターンだったわけか。まぁいい、とりあえず帰還しよう。」
四機は、迎えのヘリで帰還した。
「やはり無人ACじゃ役不足か。まぁいい。八相の復活までまだあるしな。」
作者:テロメラーゼさん
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