サイドストーリー

第2話「コーティックスへ」
 僕は翌日、グローバルコルティクスへの契約をした。
レイブン名、コード、などを設定したのち、分厚い本をもらった。

これから、コーティックスはチームでミッションにあたるらしい。(特別に個人への契約もあるらしい)

まずは選定試験を受けた。 別に簡単な試験だったが、ランクはDとあまりよくなかった。

僕は自分のガレージをもらい、機体の構成していた。
パソコンにメールボックスをみてみると、チームを組むディンゴと言う人からメールが来ていた。
“入社おめでとう、 わたしたディンゴだ。 今後よろしく。”
という簡単な文だった。

自分の機体が組みあがった。 結構カッコイイ機体になった。 
軽量脚部に、軽量腕部、色も白にして、 武器はブレードとレーザーライフル。
もし友達が生きていたなら自慢したいくらいだ。機体名は“ビッグ・バイパー”にした。

と、過去を振り返っていると、またメールが届いた。
こんどはエマという人からだ。
“私があなたの、オペレーター及びアシスタントを担当するエマです。
ミラージュから依頼が入っております。 今日中に返事をください”
ミッションの内容は街に展開中の無人MTの全滅、これはチームでの依頼だった。
ディンゴさんにも連絡がいっているらしく、ディンゴさんの方はOKらしい。
もちろん僕も、断るわけにはいかない。
それに自分の機体で早くあちこちを駆りたいからだ。

AC輸送用ヘリで僕のビッグ・バイパーとディンゴさんのジュフティーは目的地へ運ばれた。

もうそこは廃墟だった。 僕は自分の住んでいた街を思い出して胸が苦しくなった。
作者:レオ・ステンバックさん