閑話1「名前のないレイヴン」
地下世界のアリーナに、もう1つの謎めいたレイヴンがいる。
それは、「ネームレス」。名前のないレイヴンだ。
自分の情報や経歴を一切公表しようとせず、さらにアリーナに参戦しない事で有名だが、
最近、参戦を始めたと言う噂がある。
ネームレスは一体何者なのか?
ネームレスは何をしようとしているのか?
謎が謎をよぶなか、ネームレスはついに動きだす。
プルルルルッ・・・プルルルルッ・・・カチャッ
「・・・もしもし?」
『こんにちは、リトルベア君。私はネームレス・・・名前のないレイヴンです』
「誰だって?(今は朝ですけど・・・かっこ笑い)」
『5日後の夜の0時に、グローバルコーテックスの地下5階にある訓練場「レイジングホール」という場所に来て下さい。
この宿泊施設を行ってから、渡り廊下を先に行った所にあり、その先のエレベーターで地下1階に行った所の先にあります。
それから、その近くのグローバルコーテックスのガレージへよって、自分のACでACの専用通路を通って来て下さい』
「何故、0時に?」
『何でも』
「・・・ハッキリ言わせてもらいますけど、無理です。0時だともう就寝時間になってますから・・・もう就寝―」
『自分が強くなると言う方法を知りたく無いのですか?』
「え?」
『私は君に強くなる方法を教えてあげようと思っているのです。来ないとその強くなる方法を見逃す事になりますよ』
「どう言う事ですか?」
『それは、私と戦ってから判る事になりますよ』
「戦ってから判る事?」
『その事は置いておいて・・・本題に戻りますが、今ここで答えれば、判る事ですよ。それに、答えの道は2つあります。
1つは、5日後の夜0時にレイジングホールに来て強くなる方法を知るか、もう1つはNOと答えてその方法を拒絶する事です』
「・・・・・」
『無理なら、答えは聞かなくていいです。何を言おうとも、この2つの道は変わりませんよ・・・・』
「え? ええっ??」
『とりあえず、この一言だけは言っておきます。
来ないと、君は損をするかもしれませんよ・・・。では、5日後の夜にレイジングホールで・・・ブッ』
「ちょ、ちょっと!? もしもし!? もしもし!?」
『ツー・・・・ツー・・・』
「・・・・・」
その日の奇妙な出来事は、リトルベアのもとに届いた1つの、ネームレスと言う謎のレイヴンから届いた電話から始まった。
その奇妙な電話は朝食の席でかかった。
「どうした? リトル」
ちょうどその時、カラードネイルも朝食の席に着いていた。
カラードネイルは誰から携帯電話を受けたと聞くが、リトルベアは「ツーーー・・・ツーーー・・・」と音を
立てている携帯電話を見て、呆然としていた。
3日目の夕方。
久々に受けたACテストを終わらせたリトルベアは、パイロットスーツ姿でカラードネイルと更衣室へ歩いていく途中の事だった。
その途中の廊下で、セブンスヘブンとマイリッジの2人のレイヴンが噂話をしているのを見た。
彼女と彼は、なにやらネームレスについての噂話をしている、と、リトルベアには分かった。リトルベアは、顔を背けた。
「どうした?」
「あ、いや・・・別に・・・あ、そうそう。カラードさん、昨日、僕の電話相手について知りたかったでしょう?
それは、確か「ネームレス」と名のっていたと・・・」
「何? じゃああの男は、E-9のお前に何を話していたと言うんだ?」
「5日後の夜、レイジングホールへ来いって・・・・」
2人の間に、重苦しい空気が流れた。
男子更衣室に着いて、パイロットスーツを着替えている途中、カラードネイルは話し掛けて来た。
「おい・・・リトル、あの男とまさかやると言うのか?」
「いえ・・・でも、「答えは聞かなくていい」と言われましたから・・・」
「・・・『無言の扉ネームレス』『無名の人物ネームレス』・・・あの男、自分の情報や経歴を一切うち明かそうとせず、
公表しようとしない、全てが謎に包まれたレイヴンらしいぞ・・・・・
おまけにアリーナには参戦しないと言う事で有名なのに、最近参戦を始めたようだ」
「・・・・・・はあ・・・・」
「おまけに、分かっているのは、そのズバ抜けた強さを持つレイヴンでもあり、
“黒い死神”エグザイルを凌ぐと言われた強さを持つらしい・・・さらにA-1のメビウスリングやエースよりもだぞ?」
「分かってますよ・・・でも彼から電話がかかって来たのは仕方ない事ですし・・・・・
・・・・ハァーー、『無言の扉ネームレス』『無名の人物ネームレス』か・・・。
ネームレスは、“名前が無い”と言う意味ですから、その名前にぴったりのあだ名ですね」
「ああ、そうだな・・・」
2人はネームレスについて話しながら、男子更衣室を出た。
ネームレス・・・確かに謎めいたレイヴンだ・・・2人はそう思っていた。
5日後の夜。現在の時刻は、PM:11:35。あと少しで0時だ。
リトルベアはベッドの中で、うとうとと微睡みながら、眠気を噛み殺してじっとしていた。
そして、ムクッ、とベッドから起きて、オレンジ色の電球に開いた手を翳して、そして暫くしてからその手を握りしめる。
何かを決断したようだ。
「・・・・よし、行ってみよう」
リトルベアはベッドから抜け出して、カラードネイルが寝ているのを見計らい、
パイロットスーツの入った包みを小脇にかかえて部屋をこっそりと抜け出した。
カッ、カッ、カッ・・・
カッ、カッ、カッ・・・
カッ、カッ、カッ・・・
暗い廊下に響く靴の音。リトルベアは歩く度にヒヤリとするが、警備員はこの施設の遠い所で見回りを続けていると分かった途端、
普通に音を立てて歩きたくなったが、戻って来るのかもしれないと、急いで地下へ向かう。
ピンポン・・・シタヘマイリマス・・・ピピーッ・・・
ゴォォォーーーーーッ・・・・ピンポン・・・チカ5カイデス・・・
エレベーターの内蔵コンピューターが喋る中、リトルベアはエレベーターを降りた。
そして、男子更衣室の扉を開け、急いでパイロットスーツに着替える。
着替えてガレージ内に入り込む。ガレージ内には見回りはいなかったから、入るのは簡単だった。
ダブルウィングの中に乗り込み、機をレイジングホールに向かわせる。
ゴゴン・・・プシュゥゥーーーッ・・・
レイジングホールに行くための専用通路を行き、その先のエレベーターに乗り込んでレイジングホール内におりる。
「!? 誰もいない・・・!?」
リトルベアは、ホールに降りても誰もいない事に驚いた。ネームレスは、5日後の夜にここへ来いと言った筈だ。何故、いない??
その途端、左右に、ビーッ、ビーッ、と、敵襲の合図のサイレンが鳴り響く。
「敵!?」
リトルベアが慌てて左右を見回すと、すると左右のAC専用通路と繋がる扉が開いて、中から2体のACが現れた。
「A・・・AC!?」
リトルベアは驚く。
2体のACは、実はAI機体(強化人間)だ。1体は2脚型で、腕にショットガンとブレード、
両肩に垂直ミサイル、エクステンションに連動ミサイルという武装で、もう1体は逆関節で両肩に大型ミサイル、
腕にプラズマライフルにブレードと言う武装だ。そして2体のAI機体は襲い掛かって来た。
「ふ・・ふざけやがって!!」
リトルベアはカッとなって、エクステンションのミサイルを作動させる。その途端に垂直ミサイルと連動させ、2脚AIに攻撃を集中する。
バシュシュシュシュ・・・ボウン!! ズバッ・・・ドドゥゥーーーーン!!
2脚型は頭を潰され、さらに接近戦に追い込まれて呆気無く撃破された。
バシュュゥゥン!! バシュュゥゥン!!
逆関節AIがプラズマライフルを放ってくる。リトルベアはそれに気づいて左右に躱し、
ブレードを渾身の力を込めて降り降ろし、逆関節のAIを真っ二つに斬り捨てる。
ズバッ・・・ジジジジジジジジジジジジジ・・・ザシュッ!! ドドゥゥーーーン!!
2体のAIが撃破された時、しばらくすると新手のAIが2体現れた。1体は2脚型だが、1体目の2脚型とは違い、
両肩にミサイル、両手にマシンガンと言った武装で、もう1体は4脚型で両肩にデュアルミサイル、
エクステンションのサイドシールドに武器腕マシンガンと言った武装だ。
両方のAI機体はマシンガンを撃って来た。しかし乱射しているが、当たらない。
「そんな曖昧な照準でッ!!」
リトルベアはマシンガンの波を避けながら、もう一度両者に連動ミサイル・垂直ミサイルの二重ミサイルを放つ。
バシュバシュバシュバシュュゥゥゥ・・・・ドドドドドドドドドド!!!!
爆発が激しく起こる。両方とも装甲が薄かったので、呆気無くミサイルのみで破壊された。
そしてさらにまた新手が現れた。今度は前のシャッターが開いただけで、1体だけ。
また2脚で、両肩に大口径エネルギー砲、腕にマシンガンにブレードと言う武装だ。
2脚AIは、襲い掛かって来た。構えなしで極太状の閃光を放ってくる。
バシュゥゥン!! ドドドゥ!! バシュゥゥン!! ドドドゥ!!
しかしこれも乱射しているが、当たらない。
「こちらを正確に狙ってきていないのなら怖くは無いッ!!」
リトルベアはライフルを撃ちつつAIに接近して、目の前に来た途端にブレードを振り降ろし、肩口から斬り捨てた。爆発を起こすAI。
5体目を倒した途端に、新手は出てこなくなった。リトルベアは胸を撫で下ろして溜息をつく。
「何だ、こいつらは・・・」
ぶつくさ呟いた途端に、
「・・・なかなか良い腕を持っているでは無いですか、リトルベア君?」
と、美声年の声が響く。
「その声は・・・・」
リトルベアが声のした方向を向いた途端、いきなり1体の紫色のACが現れた。
それは4脚で、肩にリニアガンにレーザーキャノンを持ち、手にフィンガーマシンガン
(4発同時に発射するマシンガン)とマシンガンを持ったAC。エクステンションには急速旋回用のブースターを付けている。
「ネーム・・・レス!?」
リトルベアが恐る恐る呟くと、そのACのパイロットがサブモニターに写し出される。
長い髪に青い瞳の青年だ。若い。年は28くらい。女の子や大人の女性の誰もが見ても魅了されそうな顔つきだった。
「・・・あの電話の件の答えは、道を已に選んだ様ですね」
「道・・・・・?」
「5日後にここへ来て強くなる方法を知るための道ですよ・・・忘れましたか?」
「・・・・・・」
「おやおや、もう忘れましたか? つれませんねぇ」
「何故・・・僕を?」
「私は最初、君をどこかで見かけた事があるのです。そして私はこう思いました。
この人なら「強化人間」になれる・・・と、思ったのですよ」
「強化人間?」
「強化人間・・・つまりイレギュラー要素という事ですね。
ただ普通のレイヴンでいる時に越えられなかった“壁”を、一気に超える“力”ですよ?」
「壁・・・超える力・・・?」
「越えられない“壁”は、禁じられた力を手に入れる事を遮る“封印の扉”という事ですよ?」
「禁じられた力だって?」
「“壁”を一気に超える“力”は、その“封印の扉”を開ける、ただ1つの“魔法”という事ですよ?」
「どう言う事なんだ?」
「つまり“扉”の向こうにある究極の力を手に入れる事で、強化人間・・・レイヴンよりも強いと言う事なんですよ?」
「じゃあ、あの時言っていた強くなる方法って・・・」
「そう・・・「強化人間」になることです。その「強化人間」になることを遮る“封印の扉”を開ける鍵が、これです」
ネームレスは楽しそうな表情を見せながら、その途端に懐から、1つのオプションパーツを取り出した。
表面にキサラギ社のマークがついている。
「OP-INTENSIFY?」
「そう、キサラギ社が開発していた強化人間になるためのチップであり、“封印の扉”を開けるオプションパーツでもあります。
殆どの人間が使用しています」
「これが・・・」
「君には言ってませんでしたね・・・今さっき現れた5体のAC・・・あれは私が作ったAI機体であり、
OP-INTENSIFYを埋め込んだ強化人間のACでもありますよ。
つまり私が出した5体のAIは、君の実力を知るために差し向けたモノなのです。失敗作でしたからね・・・」
ネームレスは、ハハハと楽しげに笑った。リトルベアは、ゾーッとしてきた。だが、気を取り直して、
「おい・・・あのとき、僕があなたと戦ってから判るって・・どう言う意味なんだ?」
「それも言ってませんでしたね・・・」
ネームレスのAC「ミステリー」がフィンガーマシンガンと左腕マシンガンをダブルウィングに向ける。その途端、
「・・・これの事です」
と、いきなりリトルベアに襲い掛かって来た。
「・・・っっ!?」
リトルベアはあわててダブルウィングを後退させる。そのダブルウィングの立っていた場所に、マシンガンの弾が、チッ、と、飛んだ。
その途端に、3つの銃撃音が響く。
ドドドドドドドドドドドドド!! ドドドドドドドドドドドドドド!!
パパパパパパパパパパパパパ!! パパパパパパパパパパパパパパ!!
ミステリーのフィンガーマシンガン、左腕マシンガン、EOの3種類の一斉射撃がダブルウィングを襲う。
この3種類の攻撃を「トライン・ガトリングス」と呼んでいて、
ネームレスの得意な一斉射撃技の1つであるのだ。これが、ネームレスのズバ抜けた強さの秘密の1つである。
バシュバシュバシュバシュ・・・ドドッ、バチン!!
リトルベアは負けじと2重ミサイルを放つ。だが上空で弧を描いて、ミステリーに飛んでいくミサイルは、
ミステリーのトライン・ガトリングスに打ち消されてしまう。
「くっ・・・」
リトルベアはたじろぐ。しかし正面から撃ち合っても無駄だと判断したリトルベアは、ネームレスのミステリーの側面に回り込む。
側面から攻撃しようと判断したのだ。
「側面から回り込もうとしたって無駄ですよ?」
ネームレスはにやりと笑う。その途端に正面に向けていた3つの銃が、こちらに向きを変えた。
正面を向いているACが、腕だけはこちらに向けて。
「!!」
ドドドドドドドドドド!! ドドドドドドドドド!! パパパパパパパパパパパパ!!
今度は、側面に向けてのトライン・ガトリングスが始まった。リトルベアのダブルウィングは驚いている隙に銃撃の半分を喰らい、
AP4500を切られ、その半分を奪われてしまった。
「くそっ!!」
正面や側面に回りこんでも無駄だ、と判断したリトルベアは後ろに回りこもうとする。
その途端にミステリーの主力武器のMWG-MG/FINGERと、MWG-MGL/300が切れた。
ドドドドド・・バスッバスッバスッ・・・
「あれ? もう弾切れ?」
「もらった!!」
今が好機と見たリトルベアは、ミステリーの両腕のマシンガンをブレードで斬り飛ばす。
バシュゥゥッ!! ズバァァン!! 両腕のマシンガンが、真っ二つになって吹き飛ぶ。
「しまっ・・・!!」
ネームレスは両腕のマシンガンを吹き飛ばされた事に息をのむ。その隙をねらってリトルベアがブレードを振り翳す。
「む・・・!」
「ネームレス、あなたの負けだ!!」
リトルベアは今度はコアにブレードを振り降ろそうと、上にブレードをあげて振り降ろそうとする。だが、
「おっと、その前に!!」
ネームレスは今度は武器をリニアガンに変え、リトルベアのコアに向けて連射した。
ドシュ、ドシュ、ドシュ、ドシュ、ドシュ!! バガァァム!!
「あっ・・・・!!」
リトルベアは今度は逆に隙を突かれ、リニアガンの連射でジェネレータを破壊された。
その途端に行動不能となった。ガクン、と、ダブルウィングが膝をつく。
でもわずかに残るジェネレータのコンデンサに内蔵されているエネルギーで、通信とモニタは生きている。
「・・・なるほど、E-9と言えども実力はそこそこある様ですね。まあ、良いでしょう。OP-INTENSIFYは渡します」
ネームレスの言葉と共に、パシュッ、と、OP-INTENSIFYが手元に現れた。間違い無く極秘のオプションパーツだそうだ。
「リトルベア君、と言いましたか・・・・。また、会いましょう」
その言葉と共に、ネームレスはミステリーとともに姿を消した。
バシュン・・・電源が落ちて暗くなったコクピット内で、リトルベアは呟く。
「・・・ネームレス・・・」
その途端に、彼は意識を失った。
「おい、生きてるか?」
「ん・・・・・・!?」
カラードネイルの声に目を覚ましたリトルベア。気がつけばリトルベアは、宿泊施設の自分とカラードネイルの部屋にいた。
ベッドで、仰向けに寝かされている。
「随分、ゆっくりと寝ていたようだな」
「ええ・・・」
「昨日の夜の0時頃から突然いなくなったんだ、探したぞ」
「・・・すいません」
「それから・・・ネームレスの呼びかけを受けたらしいな」
「何故、それを・・・」
「手元にオプションパーツが持たされていた事と、真夜中居なくなった事の2つの出来事で分かった」
リトルベアは、パソコンのデスクを見た。デスクの上に、「OP-INTENSIFY」が置いてある。
カラードネイルがそれを見てから、使えると思ってデスクの上に置いたのだろう。
それに、自分の体を見てみると、包帯が幾つも巻かれていた。戦う時に気づかなかったのか、怪我をしていたのだろう。
「しかし、あのネームレスと戦うとは、ずいぶん勇敢な肝を持っているらしいな。
まあ、傷が治る間ではゆっくりと休んでいろ。報酬はわたしがなんとかして稼ぐ」
「すいません」
「食事は、ここに置いていく。あとでわたしがトレイを下げにくるからな。
ちゃんと食っておけ。それから何か必要なものがある時は後ろのベッドの壁についてるインターホンを使え。
そうすればコーテックスの係員が来る」
「ありがとうございます」
「では、わたしはちょっと行って来る。食事、ちゃんと食べろよ」
カラードネイルはそう言うと部屋を去った。リトルベアが食事のトレイを見てみると、
ハンバーグにポテトフライ、人参とブロッコリー、そしてコッペパン2個に牛乳のパックと言った食事だ。
リトルベアは、食事を黙々と食べた。
『リトルベア君、と言いましたか・・・。また、会いましょう』
あのときのネームレスの言葉が、頭を過る。
はい、武田です。
今回は閑話を1つ取り上げて、ネームレスについて話を描かせて頂きました。
それに、今回でAI機体(強化人間)も初登場です!
(ネームレスのオリジナルですけどね)
ネームレスの今後の活躍は、どうなるのでしょうか?
では、今回はこれにて。
〈今回の閑話に登場したレイヴン〉
名称:ネームレス(年齢不詳・強化人間)
自分の経歴と情報をまったく公表しようとしない、全てが謎に包まれたレイヴン。
アリーナに参戦しない事と、無口な事から有名となり、「無言の扉」「無名の人物」などという綽名を付けられている。
ところが最近、参戦を始めたらしく、詳しい情報はわかっていない。ただ判るのは、ズバ抜けた強さと言う事である。
そして、無口だったが、最近は感情を露にして、喋るようになって来る事から、特別な感情が芽生えつつある。
AC:ミステリー
頭部:MHD-MM/007
コア:MCL-SS/ORCA
腕部:MAL-RE/HADRO
脚部:MLF-MX/KNOT
ブースタ:CBT-FLEET
FCS:PLS-SRA02
ジェネレータ:KGP-ZS4
ラジエータ:RMR-SA44
インサイド:MWI-DD/10
エクステンション:KEBT-TB-UN5
右肩W:MWC-LQ/15
左肩W:CWC-LIC/100
右腕W:MWG-MG/FINGER
左腕W:MWG-MGL/300
オプション:OP-S/SCR OP-E/SCR OP-S/STAB OP-E/CND OP-ECMP
OP-LFCS++ OP-L/TRN OP-INTENSIFY
〈今回の閑話に登場したAI機体《強化人間》〉
AI機体1:ミステリーADR−01/OX
頭部:MHD-MM/004
コア:MCM-MX/002
腕部:MAL-RE/REX
脚部:MLM-XA3/LW
ブースタ:CBT-FLEET
FCS:VREX-ND-2
ジェネレータ:MGP-VE905
ラジエータ:RIX-CR14
インサイド:None
エクステンション:MWEM-R/24
右肩W:MWX-VM20/1
左肩W:MWX-VM20/1
右腕W:CWG-GS-72
左腕W:KLB-TLS/SOL
AI機体2;ミステリーADR−04/VEX
頭部:CHD-04/YIV
コア:CCL-01-NER
腕部:CAL-44-EAS
脚部:MLB-MX/004
ブースタ:MBT-NI/MARE
FCS:VREX-WS-1
ジェネレータ:KGP-ZS4
ラジエータ:RIX-CR10
インサイド:None
エクステンション:None
右肩W:CWM-TITAN
左肩W:CWM-TITAN
右腕W:MWGG-XCG/20
左腕W:CLB-LS-2551
AI機体3:ミステリーADR−08/DG
頭部:CHD-07-VEN
コア:CCL-01-NER
腕部:CAW-DMG-0204(武器腕マシンガン)
脚部:MLF-MX/KNOT
ブースタ:CBT-DRAKE
FCS:PLS-ROA
ジェネレータ:MGP-VE8
ラジエータ:RMR-ICICLE
インサイド:None
エクステンション:KES-AEGIS
右肩W:CWX-DM32-1
左肩W:CWX-DM32-1
右腕W:None
左腕W:None
AI機体4:ミステリーADR−11/FL
頭部:CHD-MISTEYE
コア:MCL-SS/ORCA
腕部:CAL-44-EAS
脚部:CLL-SECTOR
ブースタ:CBT-FLEET
FCS:VREX-ST-12
ジェネレータ:CGP-ROZ
ラジエータ:RIX-CR10
インサイド:MWI-DD/10
エクステンション:None
右肩W:CWM-S60-10
左肩W:CWM-BM80-1
右腕W:MWG-MG/800
左腕W:CWG-MGL/150
AI機体5:ミステリーADX−17/CAX
頭部:CHD-SKYEYE
コア:CCM-00-STO
腕部:CAM-11-SOL
脚部:CLM-02-SNSK
ブースタ:CBT-FLEET
FCS:VREX-ND-2
ジェネレータ:CGP-ROZ
ラジエータ:RIX-CR10
インサイド:None
エクステンション:None
右肩W:CWX-LIC-10
左肩W:CWX-LIC-10
右腕W:MWG-MG/350
左腕W:CLB-LS-1551
作者:武田 慎さん
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