出会い
「ふうっ。ま、おおかたこれでいいね。」「名前はイーグルに変更!」朝から騒がしいこの
少年は『津茂 悠太』。レイヴンである。パイロットネームは『シオン』。今日はACの
パーツを変えて変えて変えまくった!ということにスカッ!としている。そこへある一通のメールが来た。
ぼくはメールを見た【工場占拠者排除】シ「はい、受託します。」「・・・・早いですね・・。」
声をあげたかれはぼくの専属メカニック、『セリー・ソールン』だ。ぼくと同い年で、小さい時両親を失った孤児である。
ピピピッ!「あ、時間だ。」ぼくはACに乗り込んだ。
「あっ!そういえば!」「な・・なんですか!」とつぜん悠太がしゃべったのでセリーは
おどろきを隠せないようだ。「寮機いらないからね。」「本気!?」セリーが久々に
怒鳴ったのでちょっとおどろきつつ「ジョークです!」
こちら戦場
「あっはっは!そりゃ傑作だよ!」かれはディーク・マーズホン。Eランクのレイヴン。
「まったく、なんでこんな簡単な依頼にこんな・・・ブツブツ。」そしてすべてのMTを
倒した。「敵部隊の全滅を確認。」彼女が専属のオペレーター、レイン・マイヤーズである。
「レイヴン、お疲れさ・・!」「どした?レイン?」ディークが言う。
「敵ACの襲撃を確認!ランカーAC、ブラックローズです!」
「何ィ!?Aランクランカーだとぉ!?」「クッ!しかし2対1!怖くはない!」
ディークの言葉に納得しながらライフルを乱射した。「そんなのあたらない!」
そう言いながらかわし、正確にエネルギーライフルを撃ってくる。ビシュウ!
「ちッ!被弾!」「かわす暇が無い!」次々にレーザーが襲い来る。「・・!これ以上は機体がもたん!」
ディークのACが爆炎をあげる。「く・・くそ・・・。」ドゴォン!「ディーク!」
重量と中量では装甲の差がありすぎた。「く・・ガハッ・・ハァ・・ハァ・・。」シオンの機体からは
火花がちっていた。「なぜ・・とどめを・・ささない・・。」「これ以上は僕の趣味じゃないんでね。」
「・・?」ガクッ・・・・
「・・ヴン・・ますか・・聞こえますか?」「はっ!」シオンが居た場所は白いベットの上だった。
「生きてるね?シオン?」聞きなれた声。「おまえは!」「そう!ブラックローズのパイロット、
フィール・クレイソルだ。」なれなれしい・・。「てゆうかよく半殺しにしたやつ前に堂々と・・・」
「ま・・それはさておき・・ディーク、生きてるよ?」ビュン!「あ・・行っちゃった・・。」
セリーが言う。「いや、50mくらいで倒れてます・・。」
続く・・
作者:クインテッドさん
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