サイドストーリー

Wednesday is Bad Day #3
先日のデータバンク進入以来、俺は黒服・・・ウェイン=シュナイダーと行動を共にすることが多くなった。
勿論、政府や機関側には気付かれない様に、表向きは機関幹部と専属レイヴンとしてファンタズマ計画に携わっていたが・・・

裏では、確実に[俺達のファンタズマ計画]が進行していた。




[レイヴン評価試験]

依頼主:ウェンズデイ機関   成功報酬:52,000C

我が機関が専属を検討しているレイヴンがいる。
先日、レイヤード地区からやってきたばかりの男だ。
名はフェイヴレイヴ。
グローバル=コーテックス所属 アリーナランクD-1と、これまでの実績は中々だが・・・
念のため直接その実力を知っておきたい。

偽の依頼を出して地下都市アンバー=クラウンの廃棄物処理場に呼び出しておくので、彼と戦闘をしてくれれば良い。
尚、手抜きを避けるため、報酬は勝った場合にのみ支払おう。

使えない奴ならゴミとして処理するだけだ。遠慮はまったく必要ない。
では、頼んだぞ。




「また専属のレイヴンか・・・まったく、何人雇えば気が済むのやら。」

愛用の端末で依頼文を確認しながらボヤく・・・

俺がウェンズデイ機関の専属になって9ヶ月。
その間、何人ものレイヴンが機関に専属として雇われては、使い捨てにされてきた・・・
同業者としては、多少複雑な気はするが・・・所詮レイヴンなど政府や機関からすれば捨て駒。
いちいちそんなことを気にするほど俺は馬鹿じゃない・・・要は依頼主の期待通りに動けば良いだけ・・・簡単なことだ。

もっとも、ここ最近は[俺達のファンタズマ計画]の都合上、作戦中の事故と見せかけて俺に排除されたレイヴンが多いがな。

後の抑止力を減らせる分にはこちらとしても好都合だ・・・。



・・・話を元に戻す。
今回の依頼はウェイン個人からではなく、機関からのものだ。
さっきも言った通り、表向きはウェンズデイ機関専属のレイヴンだからな・・・無闇に依頼を拒否できるものではない。


―取り敢えず、ウェインに連絡を入れる。


「・・・というわけで、これが片付くまではそちらの援護に回れそうに無い・・・済まないな。」

『そうか。・・・まぁ、こちらで何とか片付けるさ。君は本来の雇い主の依頼をこなしてくれ。』

「・・・了解。」


聞いた話によると、何者かがファンタズマ計画の被験者救出を画策しているらしい。
しかも、すでに敵部隊は研究施設のある地下都市アンバー=クラウンに潜伏しているという・・・

彼らは機関の命令でその阻止の為に動いているようだ。

ウェンズデイ機関とアンバー=クラウンの警備の甘さには呆れてものも言えないが・・・
まぁ、ウェインのことだ・・・俺が援護に向かうまでも無いだろう。


あいつにも言われたが、俺は俺の依頼をこなすのみ・・・




―メインシステム 戦闘モード起動―


「こちらスティンガー、[ヴィクセン]出る・・・」

戦闘領域に到着し、俺は輸送車から出撃する。

―依頼主からの通信だ。
『聞こえるか、スティンガー?目の前の施設が廃棄物処理場だ・・・。』

メインカメラを向けると、そこには巨大な施設が地下都市の外壁を天井まで埋め尽くしていた・・・
赤茶色の角ばった無骨な外観と、所々に燃料タンクのようなものも見える。
おそらくはボイラー用の燃料か・・・

「思ったよりも大きいな・・・」

『あぁ。・・・目標は施設中央の[第3溶鉱炉]にいる筈だ。
 今、施設の構造データを送る。それを見れば解ると思うが、
 内部はACでも動き回れるほど広い造りになっている。存分にやってくれ。』

「了解した。」

通信を切り、施設へ侵入する。

「・・・なるほど、ACでも楽に通られるようだ。」

施設の構造データから目標地点までの最短ルートを算出し、ブーストを使い素早く移動する。
長い通路を進み、3つ目のゲートを開放・・・そこから天井を撃ち抜き排煙用のダクトを進んだ先・・・

―この下が[第3溶鉱炉]だ。


飛び降りるヴィクセン・・・
細長いダクト内をしばらく自由落下した後、広い空間に出る。

二層構造の殺風景な空間。
上層には格子状の足場。その隙間から覗く下層には溶鉱炉の光・・・


その足場の上、ほぼ中央に目標は居た。

ヴィクセンのコンピュータが告げる

『ACを確認。グローバル=コーテックスのACデータ照合・・・レッドコヨーテです。
 ASMコード &Nu50042w02ME03ka000010E80aA0yMMe60fa0C# 
 アサルトライフルにマルチミサイルを装備。距離によって攻撃が変化する戦闘スタイルのようです。
 接近戦では、ブレードに注意して下さい。』

ブーストを噴かし、静かに着地する・・・

『・・・何だ、貴様は?』

目の前にいるグリーンのフロート機体から通信が入る。
だが、俺は答えなかった・・・

『なるほど、テストのつもりか・・・いいだろう。』

その雰囲気を察したのか、レッドコヨーテは戦闘態勢に入った・・・

俺も構える・・・


先に動いたのはレッドコヨーテ。
バックブースターを発動し、急速後退による相対距離の確保・・・ミサイルの間合いか。

予想通り左肩のマルチミサイルが起動し始めるが、そんなものを撃たせる俺ではない・・・
レーザーライフルで牽制しながらブーストで一気に距離をつめ、ロックを外す。

向こうも冷静にミサイルからロケットに切り替え、迎撃に移る。
バックブースターを巧みに使い、後ろを取られないように立ち回る・・・

こちらはロケットに阻まれ上手く近づけない・・・
いくら小型とはいえ、その威力はミサイルの比ではないほど強力だ。
それに加え、場所が場所だ。機体の外は軽く300℃を超えている。
ただでさえ機体温度が高くなってしまっているところに1発でも受けてみろ・・・熱暴走は免れない。

俺のヴィクセンには実弾兵器が装備されていない。
緊急冷却による余計なENの消費は遠慮したいからな。

相手もそれが解っているのか・・・決して乱射せず、精確に狙いをつけてからロケットを撃ってくる。
流石はアリーナランクD−1・・・雑魚なりに考えているというわけだ。

ここまで外気温が高くなければ、多少無理にでも距離をつめ勝負を決めたいところだが・・・
相手は高機動のフロート、バックブースター付だ・・・接近する前に機体が火を噴いてしまうだろう。

「・・・ならば。少々、面倒だが・・・」

接近戦を諦め、機体を後退させる。

中距離・・・ほとんどの射撃武器が有効に活用できる間合い。
それ故に最も危険な間合いでもある・・・

『ははは、どうした、ついに自棄になったか?』

・・・言ってくれるな。

『こんな簡単なテストじゃあ、張り合いが無いだろう・・・』

雑魚が・・・少し黙らせてやる・・・

俺はヴィクセンの足を止め、静止状態からの鋭い早撃ちでレッドコヨーテの左腕に装備されたブレードを狙い撃つ。
蒼い光を放つEN弾が、精確にブレードの発射口を撃ち抜き、破壊する。

動きが止まるレッドコヨーテ・・・一瞬の出来事に混乱しているようだ。

「勘違いするなよ?・・・俺のテストはこれからが本番だ。」

『・・・』

何も言わなかったが、通信機からは奴が息を呑む音が聞こえたようだった。
さぁ、これから奴には地獄を見せてやる・・・

腰を軽く落とす予備動作の後、ヴィクセンはブーストを噴かし一気に駆け出す。
デコイを射出しながら高速移動に乗せてレーザーライフルを発射する。

それをフロートの高出力ブースターとバックブースターの急速後退で巧みに回避しながら、
ロケットとマルチミサイルで迎撃するレッドコヨーテ。
その動きは正確で動揺の色は見えない。

「・・・どうやら怖気づいてはいないようだな。」

ミサイルの弾頭とロケット弾を避ける左右への小刻みなステップが、白い残像を残す・・・

―やがて、ミサイルとロケットが飛来しなくなった・・・どうやら弾切れのようだ。

俺はすかさず距離を詰める・・・
アサルトライフルで迎撃してくるが、ミサイルやロケットに比べたら貧弱なものだ。
左腕のブレード、TAROSをシールド代わりにして防ぎつつ接近。至近距離からEN弾を撃ち込む。

連続でEN弾を食らった機体が、熱暴走を起こす。
緊急冷却のためENが著しく低下し、バックブースターが使用できなくなったようだ。

このチャンスを逃す俺ではない。

深く踏み込み、トドメのブレードを叩き込む。
レッドコヨーテの左肩からフロート脚の右前部にかけての装甲が焼き切れる・・・

『こ、こんな所で・・・!!』

浮力を失い黒煙を上げながら着地するレッドコヨーテ。


―勝敗は決した。


では、最後の仕上げといくか・・・


俺はレッドコヨーテがいる足場の一角をレーザーライフルで破壊する。
驚いたフェイヴレイヴが通信を入れてくる。

『な、何をするんだ!?』

さらに足場を破壊しながら俺は冷ややかに返す・・・

「『使えない奴ならゴミとして処理するだけ』これが雇い主からの依頼だ・・・。
 そして、お前は不合格。解るな、この意味が?」

『よ、よせ!やめろ!やめてくれ!!』

「ふっ・・・。」

無慈悲に最後の足場を撃ち抜く・・・
完全に足場を失ったレッドコヨーテは、成す術無く高温の溶鉱炉に落ちていった・・・
沈むAC機体からフェイヴレイヴの悲鳴が聞こえたようだったが・・・気のせいだろう。


「・・・こちらスティンガー、任務完了。 目標は使えないと判断し排除した。・・・以上。」

『・・・ご苦労だった、輸送車両に戻ってくれ。』

「・・・了解。」


輸送車に帰還した俺はヴィクセンを降り、ガレージの隅にあるラウンジで一服する・・・。

端末を開き、今回の収支結果を確認する。
と、そこへ専用回線でウェインからの通信が入る・・・

『スティンガー、聞こえるか?』

「あぁ。どうした?」

『例の被験者救出作戦の妨害をするために、敵を罠にかけたのだが・・・』

「45度分岐点での偽装作戦だな?」

『ああ。しかし、状況が思わしくない。相手側のレイヴンに押されているんだ。』

あの作戦で状況が不利になるとは・・・な。

「解った。・・・こちらの任務は完了している。機体の整備が終わり次第、そちらに向かう。」

『済まない・・・面倒をかけるな。』

「ふっ、気にするな・・・」

通信を切る。
俺は運転士に指示を出し、輸送車をアンバー=クラウン環状回廊45度分岐点へ向かわせた。



―同時刻:アンバー=クラウン環状回廊45度分岐点―



緊迫した雰囲気の中、不気味に静まり返る環状回廊。
その静寂を破るように、1機の白いACが青白いブーストの炎を噴きながら駆け抜ける・・・


・・・前方に3台の輸送車。

「見えた、あれね!」

『くそっ!各機に告ぐ、ここを抜かせるな!』

輸送車に近付かせまいと進路を遮る3機の戦闘型MT[ギボン]。

しかし、白いACはオーバードブーストを発動。
空気を揺るがす大爆音とともに、MT部隊の間を超高速で突破する。

左腕に装備された高出力型のショートレーザーブレードが輝きを放つ・・・
そのまま、追い抜きざまに一撃・・・後ろの車両を斬り払う。
さらに、ブレード発動により解除されたオーバードブーストの余剰慣性とターンブースターを使った急旋回。
そこから続けて、ブレードの二撃目が先頭車両を両断する。

それはあまりに一瞬の出来事だった・・・
突破されたMT部隊が振り向いた時、すでに輸送車両は残り1台になっていたのだから。

『な・・・馬鹿な!』

「後は残ったMTを撃破して、車両を確保するだけ・・・」

愕然とするMT部隊に向け、白いACは再びオーバードブーストを発動させる。

『くそっ、各機散開!奴を包囲しろ!』

戦闘型MTギボンの最大の武器は、高機動力を活かした近接戦闘である。張り付かれての集中砲火を受ければ、機動力の低いACならひとたまりも無いだろう・・・
しかし、白いACの機動力はギボンのそれを遥かに超えていた。

オーバードブーストからの斬撃が、右側の一機を一瞬のうちに両断する・・・
ギボン隊はショットガンで迎撃を試みるが、速過ぎてまともに当てられない。

左右の切り返しでロックを外しながら接近し、レーザーブレードで左側のMTを撃破する。

『この、化け物め・・・!』

小隊長機がACの斜め後ろからブレード攻撃を仕掛ける。完全に攻撃後の隙を突いた一撃だ。
だが次の瞬間、白いACはターンブースターを発動させ、回転斬りでギボンのブレードを弾き、さらに右腕の射突型ブレードを小隊長機のボディに打ち込んだ。

爆発炎上する小隊長機・・・

「これで最後ね・・・」

敵勢力の全滅を確認し、いまだ逃走を続ける輸送車両の確保に向かう・・・


トンネルを抜けた辺りで、作戦領域を突破寸前の輸送車両を補足する。

と、その時レーダーの後方に新たな機影が映り、アラート音がコックピットに鳴り響いた。

「な、なに?」

驚くACのパイロット。
それもそのはず、レーダーに映った光点は信じられないスピードだったからだ。

旋回し戦闘体制をとろうとするACの頭上を、白い影が凄まじい勢いで駆け抜ける。
白いACは慌ててターンブースターを発動させ、振り返る・・・

その目の前に舞い降りたのは、圧倒的な存在感と殺気を発する、騎士の様な外観を持った白いACだった・・・


車両を挟んで対峙する二機の白いAC・・・因縁の始まり。
皮肉にも、分岐点で運命が交錯する。



『ACを確認。レイヴンズ=アークのACデータ照合・・・ランカー[アレクシア]のAC[シルヴェン=ハーズ]です。
 ASMコード &Ns500a2w02ME00Ia00l61gE80a40g3h$80b2wx#
 高機動力を活かした格闘戦を得意とした機体です。ブレード攻撃に注意して下さい。』

・・・こいつ、単機で、しかもブレードのみでMT部隊を全滅させたのか・・・?
だとすれば、なかなか手応えがありそうだ・・・

だが、まぁいい。
今回はこれ以上、この作戦を続行しても無意味、だな・・・


ヴィクセンの足元では輸送車の運転士が必死に助けを求めている。

まったく・・・

「罠を仕掛けておいてあっさり全滅とはな・・・使えない連中だ。」

左腕のレーザーブレードで輸送車両を破壊する。

『なっ!?』

驚くアレクシア。
奴のACにライフルを向ける。

「これは警告だ・・・今の内に手を引け・・・
 貴様ごときが、このスティンガーに勝てるわけが無い・・・」

『・・・』

左右のブレードを構えるシルヴェン=ハーズ
しばらく無言でお互いの様子を窺った後、アレクシアが攻撃を仕掛ける。

駿足からの左ショートブレードが唸る・・・
ヴィクセンはブーストで後退し回避、レーザーライフルで振り抜いた相手のブレードを狙い撃つ。

吹き飛ぶショートブレード。
しかし、シルヴェン=ハーズは怯むことなくさらに踏み込み、そこから必殺の射突型ブレードを繰り出した。
この位置ではまともに回避できない・・・
俺はクロスカウンターの要領でレーザーブレードを叩き込む。

ヴィクセンの左肩にENMAのステークが、シルヴェン=ハーズの右肩にはTAROSの青光が突き刺さり、お互いの肩が吹き飛ぶ・・・

攻撃手段を失ったシルヴェン=ハーズにライフルを突きつけ言い放つ。

「いいか・・・俺は面倒が嫌いなんだ!!」

ここで始末してもいいが、今回は取り敢えず威嚇にとどめておくか・・・
ブーストを噴かし、高速で作戦領域から離脱するヴィクセン。

シルヴェン=ハーズも追撃する様子は無かった。





―作戦終了後:ウェンズデイ機関アンバー=クラウン支部―


「味方の輸送車両を破壊するとは、いったいどういうつもりだね、スティンガー君?」

幹部の一人が問い詰める。
今回の作戦で俺がとった行動の責任追及・・・まぁ、軍で言えば軍法会議だ。
目の前に座った幹部達の中にはウェインの姿も見える。

さて、どうしたものか・・・返答次第では「粛正」されるだろう・・・

とはいえ、いちいち言い訳など考えるのも面倒だ。
いざとなればこいつ等まとめて葬るまで・・・

それにウェインもいる。あいつが何とかするだろう・・・

「答えないか、スティンガー!!」

「・・・俺は自分の任務を遂行したまでだ。」

「何だと!?仲間を殺し、作戦を失敗に導くのが貴様の任務か!?この作戦にどれだけの経費を掛けたと思っているんだ!?」

顔を真っ赤にして叫び散らす幹部にさらりと言い放つ。

「『使えない奴ならゴミとして排除するまで』これがあんた等が俺に依頼した任務だ。
 ・・・あれだけの作戦を用意しても戦果を上げられない奴等など、この機関に居ても役に立たんだろう?
 だから排除したのさ・・・ご希望通りゴミとしてな。」

「う、ぐ・・・」

絶句する幹部。
その横で笑い出すウェイン。

「シュナイダー君!!」

その様子を見て別の幹部が声を上げるが、ウェインは笑いながら提案する。

「これは、一本取られたな・・・確かに君の言う通りだ。
 それに相手側のACにも損害を与え撤退させることにも成功したわけですし・・・
 どうでしょう皆さん、今回は穏便に厳重注意ということで? 彼のような人材は我が機関に必要不可欠かと思いますが・・・」

ウェインの一言で幹部どもが黙る・・・
その後、全会一致で俺の処分は『厳重注意』のみとなった。



その夜、俺とウェインはアンバー=クラウンの高級ホテルのバーで落ち合った。
今夜は俺の奢りで酒を振舞う・・・一応首も繋がったわけだしな。

「・・・済まない、今回は面倒を掛けたな。」

「いや、君がACを撃退したおかげで暫くは相手も行動を控えるだろう・・・助かったのはこちらのほうだ。」

グラスを傾けながら微笑むウェイン・・・

「だが、そろそろ機関の老人達も邪魔になってきたな・・・我々の計画を成功させるには奴等は不要だ。
 この先は、機関の連中に気付かれないよう必要なデータと人材を確保しつつ、ウェンズデイ機関を潰していくことにしよう。」

「・・・『俺達のファンタズマ計画』のために、か。」

「そうだ。・・・これからはこういう場所で定期的に落ち合うことも増えるだろう。宜しく頼むぞ、スティンガー。」

俺のグラスに酒を注ぐウェイン。

「あぁ、いいだろう。」

軽い乾杯の後、お互いにグラスを傾け、ウィスキーを一気に飲み干す・・・




―夜が更けていく・・・俺達の闇と供に・・・―








[あとがき]

ど〜も、FUBUKIです☆
ついに出ました!
「いいか・・・俺は面倒が嫌いなんだ!!」
・・・くぅ〜! スティンガー、カッチョエェーッ!!(何

そして、本編の主人公アレクシア嬢も登場です。・・・つ〜か、どこに本編なんて存在するのやら;
まぁ、ゲーム中のプレーヤーだと思ってもらえれば結構です♪

さて、今回は「救出」のミッションをNXの「偽装」ミッション側から描き、さらにAAの「レイヴン評価試験」を組み込みました。
名言である、『使えない奴ならゴミとして排除するまでだ』が好い味出してる(?)と思います★
ミッションの進み具合からすれば、次回あたりで、あの「ピンクの無敵ACに乗ったとんでもない依頼主」も出てきそうですね。

もし感想などございましたらyou_fubuki@ホットメェルまで☆

でわでわ、また次回作でお会いしましょう・・・
最後に、読んで下さった皆様、ありがとうございました。m(_ _)m
作者:FUBUKIさん