サイドストーリー

人物紹介
レイヤード編

ラゴウ(パラサイト・エッヂ):乗機【ペインチェーン、ブリオニア】(オリジナルキャラ 主人公)

レイヤード誕生以前に存在した強化人間技術研究所で実験体として生み出された。
その後ある女性レイブンにより研究所が壊滅、そのとき同レイブンの養子として拾われ、育てられる。
しかし、間もなく地上は荒れ果て、地下世界の管理コンピューターが暴走したときの抑止力として冷凍睡眠につく。この時十六歳。
数世紀後、地殻変動による大地震によって装置が故障、記憶を失いながらもレイヤードに目覚めた。
(なお、その際の地震によってセクション513が封鎖されている。)
二年間ほどレイヤード中を彷徨い、その後導かれるようにレイブンとなる。
レイブンとなって四年後、レイヤードの管理中枢AIが暴走、陰ながらこの事件の解決に深く関わっていく。
地上に帰還を果たしてからは五年間の歳月をかけ、自分のような者を生み出さないために強化人間に関する研究所を片っ端から潰していった。
黒髪を無造作に耳まで伸ばし、ラフな格好を好んでいる。27歳。


リア・クリスティー:乗機【ダスティーミラー】(オリジナルキャラ ヒロイン)

レイブンとなったばかりのラゴウにオペレーターとして出会う。この時十六歳。
当時無愛想を極めたラゴウと接触していくうちに内面の優しさに触れ、惹かれていくこととなる。
その後、管理者の暴走に巻き込まれ、ラゴウの力になりたい一心でACに乗ることを決意する。
地上に出てからは公私共にラゴウをサポートし続けている。
金髪を肩で揃えている。ハデな服装をあまり好まず、男物の服を着ていることが多い。25歳、女。


エース:乗機【アルカディア】(オリジナル設定)

ラゴウとはレイブン試験時の同期。才能に恵まれ、アリーナのトップランカーとなる。
その頃のラゴウは強化人間としての力や記憶と共に技術までも失っており、嫉妬心からトラブルが起こる。
これをきっかけにレイヤードに秘められた謎や隠された歴史と向かい合っていくことになる。地上に上がってからは行方不明になっている。
黒髪をオールバックにし、常にパイロットスーツを着用している。あまり知られることは無いがサングラスを集めるのが趣味。30歳、男。


アイ・R・ネスト:乗機【ABIS改修型ナインボール】(オリジナルキャラ)

エースのオペレーター。しかし実際はイレギュラーに成り得る者の監視としてABISによって使わされた。
既に死んだ人間の肉体の臓器を全て機械化し、内部動力によって動かしている。
脳に直結されたAIには過去にイレギュラーと敵として関わった者たちのデータが詰め込まれており、戦闘時には人格が次々と入れ替わる。
操り人形同然の体だが、僅かに人間性が残っていた。ABISがデータから作り上げたナインボールに乗り、ラゴウの前に立ちはだかる。
赤毛の髪を後ろでまとめ、メガネを着用している。年齢不明、女。


アンチロウ:乗機【アキレア、アキレア・ツヴァイ】(ゲーム主人公)

反企業派のテロに巻き込まれた際、鎮圧のために現れたラゴウによって命を救われる。その姿に憧れレイブンとなった。
レイブンとして活躍していく内、秩序を破壊する者『イレギュラー』と呼ばれ、企業から暗殺されかけたこともあった。
暴走した管理者を打倒した伝説のレイブンでもある。地上でも相変わらずレイブンを続けている。
短く切り上げた髪が印象的。明るい性格。20歳、男。


エグザイル:乗機【アフターペイン】(オリジナル設定)

記憶を追い求めるラゴウの前に現れた謎の男。その正体はラゴウのクローンであり、実働部隊の指揮官でもある。
ABISの配下と思われていたが、実際はIBISの配下でありその思惑は謎に包まれている。
ラゴウのクローンだということに強い劣等感を抱いており、自分を証明するためにラゴウを執拗に付け狙う。
クローンだけありラゴウと同じ外見をしている。年齢不明、男。


管理者(オリジナル設定)

レイヤードを管理する中枢AIのプログラムの一部。ラゴウの母によってABISの監視を命じられる。
しかし、逆にABISによって本来の存在意義とは別の行動を余儀なくされ、支配者としてレイヤードに君臨するようになる。
その後、アンチロウによってエネルギー供給システムが破壊されたさいにその呪縛から逃れる。


ABIS(オリジナル)

レイヤードの管理中枢AIの名称。人知れず暴走をはじめ、実在する強化人間として冷凍睡眠についていたラゴウから細胞を取り出し、
クローンであるエグザイルを誕生させる。
(名前の由来はIBISとAIを混ぜたらABISになった。)


IBIS(オリジナル設定)

地上に存在する、衛星砲等によって守られている未踏査地区、サイレントラインの奥にある『もう一つのレイヤード』に存在する管理中枢AIの名称。
ABISへハッキングし、エグザイルの冷凍睡眠を解き、自分の手駒にしたりと暗躍を続けている。



地上編

ケイト:乗機【禍閃紅、妖閃紅、龍閃紅】(オリジナルキャラ)

極秘裏に建設された強化人間研究所にいた被験者。ラゴウが同研究所を襲撃した際に発見、自分の養子として保護した。
色々と不明な所が多く、三機の紅いACを操る術を記憶としてではなく、知識として持っている。そのため本人にも三機のACの事はよくわからない。
黒い髪と真っ赤な瞳が特徴。言葉遣いが非常に悪く、感情を表すのが苦手。十五歳、男。


カイザー:乗機【ロイヤルミスト】(オリジナル設定)

レイヤードではランクA3を誇った凄腕のレイブン。地上に出てからはレイブンを引退し、ミラージュに身を寄せていた。
その経歴を買われ、ミラージュ、クレストのトップ間で極秘に決められた【オペレーション・ファントムキラー】の総司令官となる。
激戦の終盤に自らACに乗り、ケイトの【龍閃紅】と激闘を繰り広げるも敗北、ケイトは殺そうとはしなかったが、乱入した謎のACによって殺害された。


カツラ(オリジナルキャラ)

キサラギ社の治安局局長。身分を隠していたラゴウの正体を見破るなど、優れた能力をみせる。
社長との漫才(カツラ自身はケンカしているつもりでいる)は社内ではかなりの好評がある。
40歳、髪は地毛である。


キサラギ・レイ

キサラギ社社長。経営不振を招いた責任を取り辞任した前社長とは全くの無関係であるが、社長職を継ぐにあたり、キサラギの名を継いだ。
非常に若いがどこか達観しているところがあり、高い信頼を得ている。
金髪にブルーの瞳をした純粋なフランス系の顔立ちをしている。公の場ではオールバックにしているが、私的の場では無造作にしている。20歳、男。



あとがき

普通ならもっと早めに出すもんですけどなんだかんだでこんなに遅くなってしまったことをお詫び申し上げます。
要は、ごめんなさいってことです。
作者:ミストさん