ファントム エピローグ 歩いて行く道
赤い機体の姿はなかった
そしてDD−8873という場所もただの荒地になった
神という存在は消え
その者と同じ運命を辿った者もいた
『フィアさーん!早くー!!』
レイヴン・・・
アナタの存在は消えてしまったけど・・・私はまだ
アナタの事を覚えています
そしてこれからも・・・ずっと忘れません・・・・
もちろんナナミちゃんも忘れてはいません・・・
私達はこれから一緒に暮らしていきます
私もナナミちゃんもアナタの事を覚えているのですから
アナタは本当に存在していました・・・・
ずっと・・・この世界で生きていました
それは事実です
もうアナタには会えませんが・・・でもやっぱり
アナタは生きていたのですから私はこれからも
ずっとアナタのことを思い続けます
そしてこの世界にアナタが存在していた時間を
忘れないように・・・私は生き続けます
また・・・会える日がくればいいのですが・・・・
その時は3人で一緒に手をつないで歩けるでしょう
だからその時まで
『フィアさーん!』
『今行くわ!』
私達は歩き続けます・・・ずっと・・・・
作者:クリムゾンベルセルクさん
|
|