サイドストーリー

無題
「暑いなぁ・・・」


     ・・・マタキタノカ・・・


 「そうですね・・・」


  ・・・イヤ・・・



「どこを見ても同じ景色というのもきついな・・・」



    ・・・・マタデハナイカ・・・・




 「はい・・・」
 

     ・・・・シカシ・・・・



「んっ?」


    ・・・ナゼ・・・・


  
 「どうかしましたか?」



     ・・・ナゼ・・・・



     
「着いたぞ。」




    ・・・「殺され」ニクルンダロウ・・・




 「アレ・・・ですか・・・」



      ・・・スベテオナジコト・・・



「・・・」
 「・・・」

二人が声が出ないのも無理がない・・・
 そこには・・・数百のMTの残骸があった・・・
  
「ここにあのデータがあるはずだ。」
 「ここまでMTをつぎ込むんですからね。」
「しかし・・・」
 「はい?」
「広いな」
 「・・・私はあっちを。」

その時レーダーに赤い点が一つ点いた。


 「ここは安全ですよね。」
「いや、分からない。もう他社がこのことを嗅ぎつけている・・・
     ・・・かもしれないからな」

二人はそれに気づかず探索を続けた。

  キィィィィィィィン
 
やかましい音が遠くから聞こえる。
 二人はそれに気づく。
  ・・・しかし・・・
      気づいたのが遅かった。


  グレネードが2発飛んでくる。
   
 1機振り向く
「ん?・・・しまっ」 
  
   ガァァァァン
    ガァァァァン

 「うわっ!!」

  その直後だった・・・
   ACの硬直時間の間に1機のACが来て・・・

 青い・・・そして長い光がACに食い込む。
  
  コックピットに一気に届いた。

 「なっ・・・助け・・・」  

 立て続けにACに青い光が食い込む。


  ・・・・・・スベテカワラナイ・・・・・ 


  『もう嗅ぎつけられていたのか』


  ・・・・・・セカイノウンメイハカワラナイ・・・・
作者:JINTEIさん