サイドストーリー

MISSION6 NEW PARTS『WING:Arch Angel』
−『新発展地区』セントラル大病院 ガイス病室−

カタカタカタカタカタ…

深夜…まだ隣でレインが寝ている中ガイスはNPCで何かをしていた

ガイス「くそ…これじゃぁでかすぎる……くそ…なかなか思い浮かばねぇ…」

カタカタカタカタカタ…

現在ガイス、『レイダー』に付ける『ルシフェル』の他にもう何個か新しいパーツを考案中である

ガイス「くそ…これもだめ…コンパクトだけど…エネルギーが足りねぇ……………ん?」

レイン「ガイス〜〜?」

ガイス「あぁ、レイン起きちゃったか…ごめんな」

レイン「ふぇ?あれここどこ?」

ガイス「病院だよ…病院、覚えてねぇのか?」

レイン「う〜〜ん…あ、思い出したぁ…」

ガイス「家のことならザングース達がやってくれると思うから今日はここで寝なよ」

レイン「はぁ〜…私に羽があったらビュ〜〜って空飛んで家まで帰るんだけどなぁ〜」

ガイス「ほら、寝ぼけてないでさっさと寝なよ?」

レイン「うん〜〜…お休み〜…」

ポテッ

寝ぼけていたのか、それとも久々に一緒に寝れたからだろうか…ガイスの膝の上に頭を置く

ガイス「おい…寝ちまったよ…ま、いっか…羽ねぇ…んなもん人間から生えたら怖…い…羽…?羽………翼……………!!閃いた!!サンキューレイン♪」

チュッ

お礼に軽くキスをする(笑

ガイス「おし、全体図を練り上げるか…バックユニット…ウィング…」

カタカタカタカタカタ…

思いついたパーツをNPCに書き込み最終調整を行う

 

翌日の朝…

ガイス「はぁ…ダメだ…」

結局夜通し思いついたパーツの構造を練っていたが、ある問題が解決出来ず悩んでいた

ガイス「構造は出来たが…エネルギーの供給が俺の『レイダー』でも追いつかねぇ…ジェネレーターを作るか?いや…それでもたかが知れてる…くそ…エネルギーをどうにかすれば…」

レイン「ふぁぁぁ〜〜…おはようガイスぅ〜〜〜…」

レイン起床

ガイス「おう、おはよう。あぁ〜〜どうすっかなぁ〜〜…」

レイン「なになに?」

ガイス「いやさぁ…こういうパーツを考えたんだけどエネルギーがどうしても足りなくてなぁ…」

バタッ

ガイスがベットに倒れ込む

レイン「おぉ〜〜、これ実現したらすごい機動力が出るね〜」

レインがパーツの構成図を見て言う

ガイス「でもエネルギーがなぁ〜〜…」

レイン「う〜〜ん…確かにこれはかなり厳しいね…うりゃぁ〜〜〜!!」

バタッ

レインがガイスにボディープレスをかます(笑

ガイス「げほ!!いきなり上に乗るな〜!!」

レイン「えへへ…よかったよかった」

ガイス「何が?」

レイン「だってこの頃のガイス…なんか寂しそうってゆうか…冷たかったってゆうか…ちょっと不安だったの…」

ガイス「そうか…ごめんなレイン…心配かけてたな…」

そっとレインを抱きしめ…キスをする

レイン「ふふ…」

ガイス「あのさ…レイン…レインは昨日寝てて聞いてなかっただろうから昨日言ってたことを教えるな」

レイン「あ、大丈夫大丈夫聞いてたよ」

ガイス「寝たふり?」

レイン「なんとな〜くね」

ガイス「そっかそっか、ならいいか」

レイン「うん♪…もうちょっとこのままでいてもいい?」

ガイス「…あぁいいぜ」

レイン「ありがと♪」

再び二人の唇は重なり合う…先ほどと違い、軽くでは無なく深いモノではあったが…

シュィィン…

配膳をしに来た看護婦が入室

看護婦「しつれ…きゃっ!!!」

バタン!!

物凄い勢いで部屋を出て物凄い勢いでドアを閉める

ガイス「あちゃぁ〜〜…」

レイン「………」

二人の顔は真っ赤になっていた、特にレインは顔どころか耳まで赤くなっていた

レイン「食事…」

ガイス「え?」

レイン「食事先延ばしになっちゃったね…」

ガイス「あぁいいさそれぐらい、こうしている方が…今は幸せだって事が実感出来るからな」

レイン「もう…!!」

照れくさそうにガイスとレインは話す

ガイス「さてっと…明日にでも退院しますかね」

レイン「えぇ!?昨日の今日でそんなこという!?」

ガイスの発言にびっくりし(ガイスの上で)レインが飛び上がる

ガイス「大丈夫大丈夫、もう殆ど治ってるんだ。フォグさんの『形見』のおかげでケガの治る速度も異常なぐらいなんだぜ?」

レイン「ほんとに?」

ガイス「当たり前、大丈夫大丈夫。ま、今日一日はゆっくり休んで明日から勤務再開ってことで」

レイン「OK〜、ベルに教えたら喜ぶだろうな〜」

ガイス「そうか?」

レイン「あぁ〜〜ベル可哀想〜〜、ベルったらガイスが入院してからあんまり元気無かったんだよ?ゲイルと遊んだりして気を紛らわせていたりしてたけど」

ガイス「そっか…確かにここは西部から遠いからなぁ」

レイン「まぁね、それにNo,1不在時にNo,2No,3まで長時間西部を開けちゃったらNo,4とかに迷惑掛かるでしょ?」

ガイス「あぁ、まぁな…」

コンコン…

ノックが響く

看護婦「あの…入っても大丈夫でしょうか…?」

ガイス「え?あ、あぁ大丈夫いいよ」

レインがガイスの上からどく

シュィィン…

先ほどの事もあり慎重に入ってきた(笑

看護婦「ど、どうも…お食事を持ってきました、レイン様の分もありますのでご一緒にどうぞ」

顔を赤らめつつ、看護婦はそそくさと立ち去る…が

ガイス「あ、ちょっとごめん…さっき見たこと…誰にも言わないでね?」

看護婦「は、はい…」

レイン「はぁ…わざわざ言ってどうするの…」

レインも顔を赤らめる

ガイス「いやぁ…だって一応言っておかないと言いふらされそうだし…」

レイン「まぁね…ま、ご飯食べましょ」

ガイス「う〜ん…あんま食欲出ないんだよなぁ…」

レイン「ダメですよ〜、栄養はちゃんと取らないと…治るケガも治りませんよ?心配する奥さんもいるんですよ?」

ガイス「ご、ごめん…ちゃんと食べるよ……………ん?栄養を取る…………栄養摂取…………内部からでは無く外部からの…摂取…エネルギー……………摂取…エネルギーを外部から……………!!!!!!!!思いついた!!」

ガツガツガツガツ!!

何かを思い付いたらしく一気にメシを食べる

レイン「そんなに急いで食べたら」

ガイス「う!!う〜〜〜!!」

レイン「ほら!!水飲んで」

ゴクゴクゴクゴクゴク…

一気に食い過ぎ喉を詰まらせる(笑

ガイス「はぁはぁはぁ…あぶねぇ…」

レイン「私はゆっくり食べるからね…」

ガイス「分かってる、さっきのパーツのエネルギー源思い付いたんだ!!」

レイン「ほんと?」

ガイス「あぁ!!待ってろ仕上げる!!」

レイン「うん、ゆっくりご飯食べながら待ってるよ」

ガイス「OK〜〜」

カタカタカタカタカタ!!

異常な速度でキーボードに打ち込む

レイン「(この親あってあの子有りね…やっぱりガイスもすごいわ…)」

メシを食べながらガイスの横顔をぽ〜っと見る

 

−ガイス宅 リビング−

ザングース「お早うございます…誰か起きてますか?」

ぐ〜ぐ〜ぐ〜

誰かの寝息が聞こえる

ザングース「誰の寝息だろう?リビングに誰もいないよぉ?」

フォア『んぁ〜〜〜…もう朝かぁ〜〜?』

ザングース「えぇ!?君も寝るの!?」

フォア『あぁ寝るぞ〜(いつぞやにもあったな…こんな会話…いつだっけ?)』

ザングース「……………機械なのに寝るなんて…興味深い…フォア君ちょっとでいいから君を分解させて♪」

チュピーン♪

ザングースの眼にやっぱり異様な光が宿る(笑

フォア『い、いや…やめて…(分解しようとするのは全然違うな…)』

ザングース「ちょっとでいいから…♪そういえば君のACパーツも普通の構造と違うの?」

フォア『あぁ、かな〜り違うぞ』

ザングース「じゃぁ君じゃなくてACでいいから分解させて♪」

ターゲットをフォアからACへ移動…

フォア『それも勘弁してくれ〜〜〜』

ザングース「大丈夫♪ちょっと片足をバラバラに分解するだけだよ〜♪」

フォア『い、いやだぁ〜〜〜〜!!!』

フォアの絶叫がリビングに響き渡り、ザングースは何とか分解させてもらうように頼む込む(笑

 

−『新発展地区』セントラル大病院 ガイス病室−

ガイスが構成図に手を加えてから1時間強…

ガイス「出来た!!完成だ!!」

レイン「ほんと?」

ガイス「あぁ、見ろよ。内部のジェネレーターだけからしかエネルギーを出せないと先入観から思いこんでた…けど別に外部からエネルギーとなる物質を取り込み、それを材料にエネルギーを生産するという方法でも一向に構わないんだ。新機構の完成だ」

レイン「すごい…!!」

ガイス「あぁ、けどもっとすごいのがあるぜぃ」

レイン「これの他にまだあるの!?」

ガイス「ふっふ〜〜ん、こいつを使えば…グラビティ・コントロールを使わなくても空中にずっと浮いていられる、しか〜も!!大気圏外…まぁ宇宙でもこいつを装備すれば行動が可能だぜぃ!!」

レイン「すごい!!すごいよガイス!!さすが私が選んだ夫だけあるね!!」

ガイス「ふふふ〜〜ん♪こいつのエネルギーを生み出す物質はプルトニウム…核だ、ジェネレーターも改良を加え、核を使用出来るようにしたのも既に構造図は完成済みだ」

レイン「プ、プルトニウム…?どこでそれを入手するの?」

ガイス「実はなぁ、ゾグルデの空気中にはプルトニウムがナノぐらいのサイズで粒子状となってあるんだ。だからそれをこのウィングから取り込みジェネレーターへ移動、エネルギーへと転換するんだ」

レイン「うわぁ〜〜…よくそんなこと思い付いたねぇ…」

ガイス「パーツ名『WING:Arch Angel』完成だ」

レイン「『アークエンジェル』?大天使?」

ガイス「このウィングだぜ?ちょっとかっこつけてアークエンジェルって付けてみた、ふぅ…めんどくさいなぁ…今日帰っちゃうか」

レイン「そだねかっこいいよ♪じゃカウンター行って退院手続きしないと」

ガイス「あぁ、よし荷物まとめよっと」

ガサゴソガサゴソ…

ノート型PCや服などをカバンにしまい込み退院の準備を始める

 

−カウンター−

数十分後…

ガイス「治ったから退院するね〜」

医師「え!?そんな早く治る訳無いでしょう!!さぁ病室へ戻って!!」

バサッ

いきなり上着を脱ぎ傷口を見せる

ガイス「全快。どう?どこか悪いところある?」

医師は呆気に取られ、ガイスにあったはずの傷口を見る

医師「…どうしてこんなに早く完治するのか…まぁ確かに完治しておりますね…分かりました、退院手続きを致しましょう。マリナス様にはこちらから連絡を入れておきます」

ガイス「サンキュ〜」

医師「(昨日あれだけの流血があったのになぜここまで早く治るのだろう…)」

 

−ガイス宅 リビング−

ガイス「みんなおはよ〜さん」

ガイスの帰宅に一同が驚く

ザングース「ガイス君!?まだ傷が治ってないんでしょ!?」

ガイス「ノ〜プロ、全快だ。さてっとパーツ作りに行ってくるかな…」

ザングース「パーツを作る?」

ガイス「あぁ、俺んちオリジナルパーツ作れる工場があるんだよ」

アルマ&ザングース『へぇ〜〜〜、いいなぁ〜〜』

ピーピーピー!!

『グラビティ・コントロール完成…コア移植の為、ACからコアを取り外します』

ガイス「お、ちょうどグラビティ・コントロールが完成したな…っと〜〜〜〜!!俺の『レイダー』のコアも新しく作るから一個だけちょっと待て〜〜〜!!」

『了解、ベル機『ヘーゼル』へのグラビティ・コントロールの移植を開始…』

ガイス「よし、んじゃちょっくら作りに行ってくるから」

タッタッタッタッタッタッタッ…

駆け足でパーツ作成室へと向かう

 

−ガイス宅 パーツ作成室−

ガイス「よし、じゃぁ今からこのNPCからデータを送信するから一度この画面に映してくれ」

コンピューター『了解』

ピピピッ…

NPCからコンピューターへとデータを送る

コンピューター『データ受信完了…構造図映します』

ヴゥゥン…

一度データが正確かどうか確認して打ち込む

ガイス「OKだ、このコアには作成当初からグラビティ・コントロールを埋め込んでくれ」

コンピューター『了解しました、作成パーツ。新型コアパーツ、新型ジェネレーター、新型不明バックユニット…作成終了想定時間…約34時間後』

ガイス「不明って…まぁいいか、了解」

PCは今まで無かった構成図を見たので不明バックユニットっと言ったのだ

 

−リビング−

シュィィン

ガイスがリビングへと入る

ガイス「新型パーツ全部で34時間後に完成だとさ」

レイン「3個ともパーツ作成室使ったの?」

ガイス「あぁ、コアにジェネレーター、ウィングの計3個のパーツだからな、コアには『アークエンジェル』を取り付けるための構造を付けなきゃいけなかったからなぁ…うまく行けばいいなぁ…」

レイン「大丈夫大丈夫♪ガイスが設計したんだもん、絶対大丈夫だって」

ガイス「サンキューレイン、それはそうとアルマ、レイヤードに連絡ついたか?」

昨日アルマがレイヤードに連絡を取るということの話があった

アルマ「うん、大丈夫。もう連絡してこっちに来ることになったよ」

ガイス「OK〜、準備万全さてっと…」

そして早送りし35時間後(ぇ(何

 

−ガイス宅 ACテスト室−

ガイス「それじゃ、大々的に改造した『レイダー』の試運転だ」

『レイダー』はコア以外の破損率はさほど高くなく修理は簡単だった。しかしバックユニット『ルシフェル』は全体的に中破の状態であり、修復にはかなりの時間がかかる

ガイス「AC起動…バックウィング『アークエンジェル』起動…ウィングよりプルトニウムを回収、エネルギーへと変換」

新型の『アークエンジェル』のウィングからナノ粒子状のプルトニウムを取り込み新型ジェネレーターへと送りエネルギーを作り始める

ガイス「よし行くぞ!!」

ヒュッ…

『レイダー』が突如消える

レイン「え?どこに行ったの?」

レイン、アルマ、ザングースは全く『レイダー』の姿を目視出来ていなかったが

ゲイル「なんという早さだ…私の目でも追うのが精一杯だ…」

ベル「ベルはちょっとしか見えないよ〜〜〜」

この二人には見えているらしい…この常人から見ると全くの『無』の空間にACがいることを。確かに二人の目の動きも捉えられなかった…絶えず左右上下へ目を動かしていた

レイン「ゲイル〜ガイスは何をやっているの?」

ゲイル「今は…ブースターを効かせ地上を走り回ったり、空中を飛び回ったりしている…」

ガイス「くはぁ〜〜…」

バシュゥゥ!!

急に中央からACが現れる

ゲイル「どうだ調子は?」

ガイス「上々、けど早すぎて強化人間しかこれは使えないな…Gが半端無い」

ゲイル「そうだな…まぁお前が使う分には何の問題も無いだろう」

ガイス「そうだなぁ…けど俺のACアルゼクティ使っててよかったぜ〜、通常のACならこの速度だとそれだけで大破しちまうよ、各部に過剰な熱反応」

音速を超えると圧縮された空気の壁が強靱な諸刃の剣となる、下手な形で音速を超えようとするとその圧縮された空気の壁のせいで機体は大破する。

『レイダー』は装甲が全てアルゼクティになっているので一応は耐えていたが空気の壁が当たっていた所には異常な熱反応が見られた

ゲイル「所でウィングから何か出ているがなんだそれは?」

キラキラとした『何か』が出ていた

ガイス「なんだ?放射能は漏れないようにしてあるから大丈夫だけど…」

レイン「何か構造上出ちゃうモノなんじゃない?」

ガイス「そうだなぁ…うん、今確認したけどAC全体、ジェネレーター、ウィング、コアには異常が見られない。大丈夫だな」

アルマ「けどこう見るとかなりきれいだよね〜」

ザングース「そうだねぇ〜〜、『アークエンジェル』…大天使か…なんかぴったりの名前だね♪」

それはACを前から見ると確かにきれいだった…8個のウィングがACの背中に付きその後ろからは光りが溢れ、ある意味神々しくもあった

ガイス「よし、んじゃちょっくらみんなで『中央地区』へ行こうか」

ゲイル「なぜだ?」

ガイス「敵の残党処理、そしてザングースの言っていたカプセルを回収し研究。『ファル・スティズ』で行けばACで行くより断然早いしな」

ゲイル「お前が単独で行ってこい、その『アークエンジェル』ならすぐさま着けるだろう?」

ガイス「いや、行ったところでカプセルは回収出来ないっしょ?」

ゲイル「それもそうか…では皆で行くか」

ガイス「OK〜、ザングースちょっと待ってろ。お前のAC組み立てるから」

ザングース「ありがと〜、けど場所さえ教えてくれたら自分で組み立てるよ〜」

ガイス「OK〜ちょっと待ってろ」

ヒュォッダン!!

ACのコックピットから飛び降りる

ザングース「よくそこから飛び降りるねぇ…怖くて飛び降りれないよ…」

ガイス「そぉか?まぁいいか、こっちだはよ来い」

ザングース「うん」

 

−ガイス宅 AC格納庫−

ガイス「ここだ、このコンピューター使えばAC組み立てられるぞ。ただここのACチューンナップして基本能力はめちゃ上がってるけど普通のACと構造変わらないから気を付けてな」

ザングース「うん、じゃぁ…」

カタカタカタカタカタ…

コンピューターにデータを打ち込む

ザングース「4脚…マシンガン…ブレード…リニアキャノン…EO…ミサイル…OK!!」

タン!!

セッティングが決まりEnterキーを押す

ゴォォン…ゴォォン…ゴォォン…ガシュン…ガシュン…

ロボットが扉の向こうにあるACパーツを取り出しACの組み立てを開始する

ザングース「うわぁぁ〜〜すごいなぁ〜、パーツ全部あるんだね」

ガイス「あぁ、けど何個か俺のオリジナルパーツも入ってるぜ、例えばこの改KARASAWAとかな、重量高すぎて結局あんまり使わなかったなぁ…」

ザングース「へぇ〜〜、すごいねぇ〜」

ガイス「あぁ、色々試しに作ったりしたなぁ…ってあれ…」

ザングース「あ、あの1000マシンガン?改って付いてたから試しに装備してみようと思って♪」

ガイス「あれはブレード機能が追加されているだけであんまり役立たないかも…」

ザングース「そうかなぁ?使えると思うけど」

ガイス「ま、うまく使ってくれ。俺は『ファル・スティズ』にいる、ACはそこの通路を下に降りてけば『ファル・スティズ』の格納庫に着くぞ」

ザングース「りょ〜かい」

ガイス「OK、じゃフォア、リビングにいるみんなに『ファル・スティズ』に乗るように言っておいてくれ」

フォア「OK、言っておく」

ガイス「じゃぁ俺は先行ってるから」

ググ…ドン!!スタッ

再びジャンプしACに乗り込む

ガイス「よし行くか」

シュィィ…ゴォォン!!

『レイダー』が異常な速度で壁にぶつかる

ガイス「いってぇ〜〜!!速度出し過ぎた〜〜!!」

『アークエンジェル』により速度を出しすぎたらしい(笑

ガイス「そぉ〜っとそぉ〜〜っと…」

シュゥゥゥ…

なんとかゆっくり動く

 

−『ファル・スティズ』内部 コックピット−

ガイス「よ、ファルひさびさだな」

ファル「お久しぶりです、ガイス」

ガイス「よし、とりあえず首領官邸へ繋いでくれ」

ファル「了解、首領官邸に繋ぎます」

ジジ…

オペレーター『こちら首領官邸』

ガイス「こちら、『ファル・スティズ』ガイスだ。マリナスさんに繋いでくれ」

オペレーター『了解、繋ぎます』

マリナス『なんでしょう?』

ガイス「どうも、これから俺とレイン、ベル、ゲイル、アルマ、ザングースの皆で『中央地区』へ探索へ向かおうと思います。許可を」

マリナス『…いいでしょう、許可します北区代表『アップルボーイ』も連れて行きなさい』

ガイス「分かりました、ありがとうございます」

マリナス『ではご健闘を祈ります』

 

2時間後…

ガイス「よし、みんな乗ったな。それじゃレイン出発だ」

レイン「了解!!反重力装置起動、ブースター発動、全速前進。目標『中央地区』」

ファル「了解」

ガイス「よし、ベル。しっかりと敵さん確認しなよ」

ベル「はぁ〜い」

レインは『ファル・スティズ』の移動を担当し、ベルは『ファル・スティズ』での戦闘が起こった場合の戦闘用の席に座っている

ベル「パパ〜、ここにAC反応4、車両反応1あるよ?」

アルマ「それは多分レイヤードの代表の車両だよ。ベルちゃん」

ベル「そっか〜。じゃぁ放置で♪」

ファル「『中央地区』予想到着時間約32分後です」

レイン「了解」

ガイス「(何事も無ければいいけどな…)」

 

 

 

−MISSION6 END−

機動を生み出すNEWパーツです↓にデータを

ウィング:8

原動力:核、プルトニウム

ウィング埋め込み式ブースター:8

プルトニウム回収口:8

仕組み

まずウィングに付いているプルトニウムを回収する吸引口からナノ粒子状のプルトニウムを回収、それをジェネレーターへと送り核反応を起こし強大なENを生み出す。

生み出されたENの半分ほどは全て『アークエンジェル』へと供給、残り半分は他のパーツへと供給される

プルトニウム回収口はウィング上部に付いており、ブースターはウィング下部に付いている。ウィングは可動式であり全方向への移動が可能

ウィングだけど羽ばたくことはしない、なぜならブースターで移動するから(笑

ちなみに『アークエンジェル』は天使での第3階級であり大天使に位置する、ホントは第1階級の熾天使のセラフにしようかと思ったけど、アークエンジェルの方が響きが良かったんでアークエンジェルに

−後書き−みたいな〜(笑

ども!!朱雀です

はい、今頃ですが注意書き

『当作品は実在する人物、団体には関係ありません。当作品はゲームにも無関係であります。なぜなら!!オリジナルパーツとか存在しないもん…』

えぇ〜〜〜(笑

まぁそんなこんなでSS超!!暴走中かも…(笑

ホントはフォアと一緒に只SLのストーリーを進めて終わりにしようと思ったんだけど途中で暴走開始…(笑

そろそろキャラクタープロフィールでも書こうかな?

朱雀でしたーまた次作でお会いしましょう!!
作者:朱雀さん