サイドストーリー

MISSION 『FINAL』 Final Battle in 『Space』 and 『Zogulde』…continuationV
−宙域 AC『エターニア』コックピット−

エル・フライレ「う〜ん…まだまだいるねぇ…」

敵軍を攻撃しつつも、残りの数を確認する

エル・フライレ「やるかな〜、『セラフィム・ブレード』展開、角度調整、行くよ!!『スパイラル・シフィティム』!!」

ギュォォォォォ!!!!

バックユニットの『セラフィム』で『セラフィム・ブレード』を発動し、ウィングの向きをどちらも調節することで飛行機で云う錐揉み角度にし、回転しながら敵陣へ突っ込んでいく

回転を加えることにより、ただの横直線しか無いブレードを円形攻撃に変え、ウィングブレードの効果範囲を広域に広げた。これこそ『紫電』と呼ばれた由縁でもある。しかし、弱点が一つある

エル・フライレ「うわ〜〜〜!!!目が回るよ〜〜〜!!!」

コックピット自体も物凄い勢いで回転するので搭乗するレイヴンは目が回ってしまう。最悪、コックピット内は嘔吐物により大惨事になりかねないw

バシュッギュォォォ!!!

『スパイラル・シフィティム』を解除し、一旦静止する

エル・フライレ「うわぁ〜〜…世界が回るよぉ…」

如何に、『スパイラル・シフィティム』を使いまくり慣れている人でもかなりの回転であり必ずと言って良いほど目を回すw

エル・フライレ「よ〜し、粗方倒したねぇ〜。後は通常攻撃で行くよ!!」

バシュンッギュォォォン!!!

『セラフィム』を展開し再び敵陣へと突っ込んで行く…



−『リヴァイバル』 コックピット−

一方月基地に回収された巨大AC『リヴァイバル』はと云うと…

ドラント「まだか!?てめぇら遅すぎるんだよ!!殺すぞ!!」

整備士A『す、すみません!!後1分ほどお待ちを!!』

チュィィバチッバチッガシュン

現在はエースに破壊された『イスローグ』を換装し、新たに取り付けている最中

整備士長『終わりました!!いつでも出れます!!』

ドラント「ったく…おせえんだよ…『リヴァイバル』出るぞ!!」

ギュォォォォォォ!!!

ブースターを稼働し、基地から発進する。この先どのような相手に当たるとも知らずに…



−『エスペランザ』 コックピット−

アップルボーイ「む〜〜…敵多いなぁ…」

皆が皆、敵の数が多い事を嘆いていたw

アップルボーイ「よ〜し、イクス2連装ENキャノン展開、行くぞ!!」

バックユニット『イクス』に装備されているENキャノンで一気に敵をなぎ倒す

アップルボーイ「ん〜、やっぱりオリジナルパーツってすごいな〜」

その時、月基地から出てくる大きな機影

ドラント『うぉらぁぁ〜〜〜!!!貴様ら全員ぶっ殺してやる!!かかってこいやぁ〜〜!!!』

アップルボーイ「うわ…ま〜たすごいのが出たねぇ〜。ガイスさんに頼まれてたし、あれを落としますか!!」

ドゴォォォ!!!!

ブーストを吹かし、ドラントの乗る『リヴァイバル』へと向かっていく。しかし、月基地からまた大きな機影が出現する

地球艦艦長D『なんだと!?まだあの大きな奴がいたのか…』

機影は2機、合計3機の『リヴァイバル』が現れた

ドラント『くはははは!!!!どうだ!?この圧倒的な力の差は?ふはははは!!!来いゴミ共!!消し炭にしてくれるわ!!!!』

地球ACレイヴンA『ど…どうする…?』

地球ACレイヴンB『いや…聞かれても…』

アップルボーイ「はいは〜い、僕がやりますんで他のMTとかACお願いします〜」

地球ACレイヴンA『それではお任せしました!!!』

ギュィドゴォォォォ!!!!!

気のせいかOBの出力が妙に高かった気がするw(逃げ足はいと早しw

アップルボーイ「はやっ!!まぁ僕だけでやるから、いいけど…」

ドラント『ははは!!貴様一人でやるつもりか!?甘い…甘すぎるぜ!!』

ダラララララララララ!!!!!

リヴァイと同じくマシンガンとライフルによる火器の乱射が始まる

アップルボーイ「おっと!!近づけないなら遠距離から攻撃するまで!!イクス2連装ENキャノン展開!!発射!!」

バシュゥゥゥゥン!!!!!

巨大な緑のEN弾が『リヴァイバル』を襲う

ドラント『ふん、そんな攻撃k…』

ビービービー!!!

ドラントの乗る『リヴァイバル』のコックピットに警告音が鳴り響く

ドラント『ど、どうした!?』

アップルボーイ「なめてかかるからそうなるんだよ〜〜!!」

打たれた部分…そこには既に装甲が破壊されその部分だけではあるが、火器も全て破壊されている

ドラント『くそ!!仕方ない!!ACモードへ移行!!』

ガコォンガコォンガコォン…

『スティンガー』より変形速度が遅いモノの、巨大なACの姿へと形を変えていく…

ドラント『どうだ!?この巨体!!墜とせるモノなら倒し墜として見せろ!!!!はははははは!!!!』

アップルボーイ「バカだね〜、全てにおいてバランスは重要。何かに偏るだけならまだしも『大きさ』という概念にとらわれすぎてて、機動がよろしく無いよ?」

ドラント『それをこの火器とアイカメラの量で補うんだろうがぁ〜〜〜〜!!!!』

再び先ほどと同じく、そこら中から弾が四方八方に飛んでいく

アップルボーイ「はぁ〜、気付いてないのかな?その無意味さに!!」

ドゴォォォォ!!!!

機動力にモノを言わせ、雨の如く降り注ぐ弾丸の荒らしを駆け抜ける

ドラント『何!?』

アップルボーイ「どんなに!!火器の量が多くとも!!!当たらなければ意味が無い!!!」

バシュゥゥゥ!!!!

右腕の『エナジーバースト』とイクスの2連装ENキャノンをぶっ放し、右足を吹き飛ばす

ドラント『ぐぉ!!貴様ぁ!!!!』

アップルボーイ「何?」

普通に答えたw

ドラント『うぜ〜〜んだよ!!!!!!ザコ共を皆殺しにしてやる!!!』

ゴォォン…ゴォォン…ゴォォン…ガシュン…キュィィィィィ!!!!

バックユニットになっていた『イスローグ』を展開し、戦場となっている場所へ標準を合わせる

アップルボーイ「くそ!!やらせない!!!」

ドゴォォォ!!!!

ブーストをフル稼働し、『イスローグ』を破壊しに行く

ドラント『おらおら!!!早くしねぇとザコ共がみ〜んな死んじまうぜ!?はははははははは!!!!!』

アップルボーイ「くそ!!じゃぁこれでどうだぁ〜〜〜!!!!!!」

バシュゥゥゥゥゥ!!!!!

火器を『イスローグ』に向けて撃たず、コアにあたる部分へ撃ち込む

ドラント『何!?』

アップルボーイ「撃つ前に機能を停止してやる!!!」

バシュゥゥゥゥゥ!!!!バシュゥゥゥゥゥ!!!!バシュゥゥゥゥゥ!!!!

火器を乱射し、コアへと撃ち続ける

ドラント『ぐぉ!!ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

ドゴォォォン!!!ドゴォォォン!!!ドゴォドゴォドゴォ!!!!

何とかコックピットを撃ち抜いた

アップルボーイ「はぁ…危なかった………!?」

キュィィィィィ!!!!

ドラントの乗っていた『リヴァイバル』は墜ちたはず…なのに、『イスローグ』は尚もENチャージを行っている

アップルボーイ「まずい!!!撃つな〜〜〜!!!!」

ドゴォォォォォォ!!!!!!

『イスローグ』から巨大な光のEN弾が射出される

アップルボーイ「みんな逃げて!!!!!!」

エル・フライレ『大丈夫』

ギュォォォン!!!ヴゥン…

突如、EN弾の前に1機ACが飛び出しENシールドを展開する、しかしENシールド範囲は明らかにAC一体分しか無かった…

アップルボーイ「それだけのサイズじゃ守り切れませんよ!?」

エル・フライレ『ん?大丈〜夫、『ディアゼス』最大稼働!!!!』

バシィィィィ!!!!

今まで少ししか無かったENシールドの範囲が、一気に広がった

ドゴォォォォォォン!!!!!

エル・フライレ『ふぅ、危なかったぁ〜〜』

ENシールドを展開していたとはいえ、全くの無傷でその場に佇んでいた。『イスローグ』を受けたにも関わらず、翼を携えたACはプラズマが迸る中に佇んでいた…

アップルボーイ「す、すごい…」

エル・フライレ『ふぅ…よし、まだまだ行けるね。もう少し頑張ってみようね?あなたはもう一つの大きなACお願いします。僕も片方やるんで』

アップルボーイ「了解!!」

ドゴォォォ!!!ギュォォォン!!!

2機のACは残りの『リヴァイバル』に向かい、攻撃を始める

エル・フライレ『行くよ!!『スパイラル・シフィティム』!!!』

アップルボーイ「こっちもだ!!『FULLエナジーバースト』!!!」

エル・フライレの『スパイラル・シフィティム』は前回と同じ、しかし今度はAC自体までENの範囲が届いており、ACの内部を貫通する事も出来る

アップルボーイの使った『FULLエナジーバースト』は右腕の『エナジーバースト』とイクスの2連装ENキャノンを消費ENを気にせず、最大の出力で撃ち込むのである

ドゴォォォォン!!!!ギュォォォォォ!!!!!

2機ともコアをモノともせず、ぶち抜く

アップルボーイ「ふぅ…やばいなぁ…チャージニングになっちゃった」

『FULLエナジーバースト』でENを全て使い果たしてしまった

エル・フライレ『お疲れ様です〜、それじゃ僕はここで』

ギュォォォン!!!

紫の閃光を残し、その場から移動する

アップルボーイ「う〜〜ん…あの人もただ者じゃないね〜。口調は違うけどガイスさんみたいだ」



−『ジェネシス』 コックピット−

そして、舞台は再びガイスの元へと戻る

ガイス「やっぱりやるな!!!」

ギュォォォン!!!ドゴォォォォォ!!!!

二つの閃光は絶えず攻撃を繰り返し、周りの味方や敵すらも寄せ付けないほどの気迫を感じていた

ヴィクセン『貴様もなかなかやるな!!『蒼き閃光』!!』

ガイス「は?『蒼き閃光』?」

ヴィクセン『貴様の通り名だ。どうだ?なかなかよかろう?』

ガイス「ん〜、確かにいいな。よし、それ貰った」

ガイスの通り名『蒼き閃光』に確定w

バシュゥゥゥ!!!バシュゥゥゥ!!!ガキィン!!キィン!!

絶えず2機は飛び交い、時にはENライフルを撃ち、時にはブレードで攻撃する

ガイス「くそ、なかなか当てられねぇ…今度はこっちをやるか!!『ファスト・サーチ』発動!!」

『ファスト・サーチ』以前にも書きましたが、ガイスの能力の一つです

ガイス「さて…どんな効力がa」

急に『スティンガー』が幾つもの半透明な状態の機体が本物の『スティンガー』より先に動き出した

ガイス「お?これが『ファスト・サーチ』か…先読み能力、いいねぇ♪」

読みとった思考を脳内に直接写しだし、相手の行動を先に読み回避したり出来る。やりかたによっては相手の動きを読み、それに合わせ攻撃する事も出来る

ヴィクセン『何を一人で言っている!!貰ったぞ!!!』

ガイス「あんたの動きはもう『見えてる』んだ。貰った!!」

『スティンガー』がブレードを振ってくるが、『ジェネシス』は必要最小限の動きで回避し、ブレードを当て右足を斬り落とす

ヴィクセン『ぐぉ!!』

ガイス「ホント使えるなぁ…『ファスト・サーチ』」

ヴィクセン『くそ…新たな能力か…』

ガイス「…なぁ、そろそろ負けを認めたらどうだ?お前の軍隊は俺らが総崩れにした。エル・フライレって奴も一人で『リヴァイバル』を2機も墜としてる…このままやっても無意味だと思うぜ?」

ヴィクセン『…ふん、確かにそうかもしれぬ…しかし…今まさに強者と戦っている。こんな面白い戦いは『紫電』以外誰も見せてくれなかった…だからこそ!!貴様とは決着を付けたいのだよ!!!』

バシュゥゥ!!バシュゥゥ!!ヴゥゥン…

ENライフルを乱射しながらブレードを発動させ『ジェネシス』へと迫ってくる

ガイス「俺は言わなかったか?あんたの動きは見えてるって!!」

斬!!!

再び『エクセリオン』を使い、今度は右腕を斬り落とす

ヴィクセン『ち、やはりその能力の前では分が悪いな…』

ガイス「そうだろ?大人しく負けを認m…!?」

突然ガイスの身に懐かしき嫌なモノが襲う

ガイス「ぐぉ…はぁ…はぁ…『ファスト・サーチ』の…代償は…これか…よ!!」

心拍数の不定期化…過去、ガイスが同じ症状に悩まされていた(病気では無いです

ヴィクセン『なにやら苦しそうだな』

ガイス「へ…気のせい…だ…」

ヴィクセン『そうか…なら続きと行こうか!!『蒼き閃光』!!』

ガイス「わざわざ二つ名を言って頂いてどうも…行くぜ!!」

ギュォォォン!!!ブワッ!!

『ファスト・サーチ』により、何とか回避出来たモノの痛みと心拍数の不定期化により反撃出来なかった

ヴィクセン『ふん…ずいぶんと威勢が無くなったな?』

ガイス「へ…そいつはどうも…すみませんねぇ、けど…痛みがあろうと俺はやる!!」

ギュォォォン!!!バシュゥゥ!!!

再びKARASAWAMk.Uを撃ち、『ファスト・サーチ』で行動を読み『ヴィクセン』に当てるがあまりたいしたダメージにはならず普通に行動している

ヴィクセン『くくく…どうした?その程度では私は墜ちないぞ?』

ガイス「うるせぇ、もうブレードしか無いあんたに負けちゃ世話ねぇしな!!」

ヴィクセン『私は例えENライフルが無くとも十分戦える。行くぞ!!』

ガシャン…ガシィン…ドゴォォォォォ!!!!

ブレードを一旦外し、先端部分に取り付けた

そして、最大出力とも思える速度で『スティンガー』が『ジェネシス』へと向かっていく

ガイス「あんたの動きはもう見えているって言ったろ!!!」

バシュゥゥゥ!!!

リミッター解除をしたKARASAWAMk.Uを『ファスト・サーチ』に合わせ撃つがギリギリで回避される

ヴィクセン『こんな言葉を知っているか?「神風」』

ガイス「しらねぇな」

ヴィクセン『まぁ、元々地球の言葉であるからな…別の呼び方を「特攻」、今私がしていることだ』

ガイス「特攻?お前まさか」

スティンガーは飛んでくる弾丸を受けても尚も『ジェネシス』向へと向かっていく

ヴィクセン『『蒼き閃光』、貴様の予想は当たっていると思うぞ?回避出来るか?』

ヴゥゥゥン!!!ヴヴヴヴヴヴ…

ブレードが『スティンガー』全体を包み込み、まるで矢先の様な形になり『ジェネシス』へと向かっていく

ガイス「くそ!!頼むぜ『ファスト・サーチ』!!」

キュィィン

すぐさま神経回路に先読みした情報が脳に直接流れ込み、情報を得る

ガイス「真っ直ぐか…けど、引く訳には行かないな!!」

バシュン…ガシッ…ヴゥゥゥン

KARASAWAMk.Uを2つともパージし、背中に存在していた『エクセリオン』を両手で握りしめ先端を『スティンガー』へと向ける

ガイス「『ファスト・サーチ』解除、ここからは真っ向勝負だ…!!」

ヴゥゥゥン…ドゴォォォォォ!!!!

2機の距離はどんどん縮まる

ヴィクセン『私が勝つか…それとも負けるか、『蒼き閃光』よ。良き戦いだった。さらばだ』

ガイス「あぁ…けど、俺は死ぬ訳にいかないんでね…ヴィクセン、悪いな」

ヴィクセン『私とて死ぬ気は無い。行くぞ!!』

ガイス「来い!!!」

ガキィィィィィィ!!!!!!

2機のACがぶつかり合った時…その衝撃は戦場と化している宙域全てに響き渡った…

2機のACはそれぞれ最大出力でスラスターを吹かし、負けじと押す。

ガイス「負けるかっ!!!行けぇ!!!!」

ヴィクセン『進むのだ!!行け『スティンガー』!!!』

ガイス&ヴィクセン『うぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!!!!』

ビキッズガァァァン!!!!

鍔迫り合いの如く続いたブレードによる鬩ぎ合い…確実にブレードがヒットし、1機のACから煙がモクモクと上がっている…

ヴィクセン『やはり…やるな『蒼き閃光』…私の負けのようだ』

煙を上げているAC…それは『スティンガー』。辛うじてコックピットは外れているモノのコアの右半分を引き裂き、右腕は宇宙の彼方へと飛んでいった…

『ジェネシス』も脚部をENで焼かれ、装甲が無くなっていた…

ガイス「おい早く脱出しろ!!今ならまだ間に合うだろ!?」

ヴィクセン『…ふん、ここで脱出して何になる?例え逃げたとしてもそこには『絶望』しか無い…私のしでかした事は到底許せるモノでは無いのだよ…』

ガイス「だからって、お前は自分の命を捨てるのか?」

ヴィクセン『勝てれば良かった…そうすればこんなにも惨めな思いをせずともすんだのに…私が命を捨てるのは…せめてもの償いだ、戦場で命を落としていった者達へのな…』

ガイス「…」

ヴィクセン『すまなかったな…リヴァイ…ドラント…他の子供達よ…良き父で無かった私を許してくれ…さらばだ…『蒼き閃光』…そして子供達よ…』

ガイス「…じゃぁな、ヴィクセン…」

ヴィクセン『ふん…』

ドゴォォォォン!!!!

まるで終焉を知らせるかの如く、その爆発は辺りに響き渡った…既に『地球軍』も『月軍』すらもこの状況をただ見守っていた…

ガイス「終わった…か…」

アルセ『宙域にいる『月艦隊』も含め、全員耳を傾けて下さい!!『月基地』より、『投降するとの意志』を確認しました。これ以上の戦闘は無意味となったのです。すぐに戦闘を止め、各機帰投しなさい!!』

ガイス「わぉ、これでだいぶ楽になるなぁ〜…」

…ギュォォォン!!!

無言ですぐ目の前に漂っていた『スティンガー』の残骸に一礼し、『ファル・スティズ』へと舞い戻る

レイン『やったね、ガイス!!』

ガイス「あぁ」

イーグル『お疲れ』

アップルボーイ『お疲れ様です』

エクレール『お疲れ様〜』

ベル『おっつ〜〜♪』

ガイス「…あれ?ロイヤルミストとエースは?」

アップルボーイ『ロイヤルミストさんは戦死しました…エースさんは何か先に『地球』に降下したみたいです』

ガイス「そうか…『ゾグルデ』に帰ったらちゃんと全部報告しなきゃな」

ゲイル『おい、ガイス』

ガイス「ん?なんだアニキ…って何でここにいるのに通信が入るんだ!?」

気付けば周りの『地球軍』と『月軍』、更には『ゾグルデ』のみんなもあたふたしていた

ガイス「なんだよいっt……………………………………えぇ〜〜〜〜〜!?」

皆が見ていた『モノ』…物と云えば物だが正しくは『惑星』…

ゲイル『丁度終わったようだな』

ガイス「あ…あぁ…けど…アニキまさかその惑星にいる訳じゃ…」

ゲイル『いるぞ』

ガイス「なんでぇ〜〜〜〜〜〜!?」

ゲイル『この惑星は『ゾグルデ』だ』

ガイス達は殆ど宇宙に出たことが無いので自分たちの惑星が外から見ると、どの様な感じなのか全く知らないのである

ガイス「まさか…こんな遠いとこまで移動してきた訳じゃないよな?」

ゲイル『正解だ。ワープ機能を使ってな』

ガイス「なるほど…地球の奴らも『移動する』とか何とか言ってたから…まさかワープとはね…」

アルセ『その星は!?なんなのです!?』

ガイス「あ、どうも。アルセさん。これが『惑星ゾグルデ』です。何かワープ機能でここまで来たとか…」

ゲイル『その青い惑星の周回軌道に乗せるがかまわんか?』

アルセ『え、えぇ…』

ガイス「と云うことで、ここに『地球』『月』『ゾグルデ』の3つの惑星が集結した訳だ」

アルセ『絶対地球に落とさないで下さいね?』

ゲイル『大丈夫だ』



数日後…『惑星ゾグルデ』は『地球』の周回軌道に乗り、『地球』の衛星となった

そして、その日…『地球』『月』間で完全に終戦が決まり、再び平穏な日々を取り戻した…

そして…『ゾグルデ』も『地球』と『月』との交流を深めるべく、マリナスは『地球』のアルセ、そして『月』の代表と会談し共に平和への道を歩むと決める

ただし、マリナスの一言でそれぞれの惑星は軍を持つことになる…

マリナス「そういえば、我々の住む『ゾグルデ』には先鋒隊として、送った者達と同等の力を持つ者が結構いますので攻め込んできたら構わず制圧しますね?」

……………えぇ〜〜〜〜〜〜







−ALL MISSION CLEAR−



−報告書−

お疲れ様でした、全ミッションのクリアを確認致しました

しかし…このミッションは終わりましたが、まだ『全て』が終わった訳ではありませんよね?

この中にはまだまだ隠れている事件や、話などがまだまだ隠れているかも知れませんね。MISSIONは終わってしまいましたが、引き続き私は捜査を続けます

新たな動きが有り次第データを転送致します。これまでMISSIONに付き合って頂き有り難うございます。

それでは、またいつか会う機会がありましたらその時はお願いします





−あ…後書きだった−(何

どぉもぉ〜〜〜♪朱雀でぇ〜〜す(HG風にw

いやぁ…MISSION終わってしまいました…

しかし!!まだま〜だ書きます!!多分…

この後オリジナルパーツ、キャラクター、AC及びMT、戦艦の設定を書きます

それでは読んで頂いたホント有り難うございます!!!

まぁ、MISSIONは終わりましたがまだ書きたいことがあったり…w

しかもMISSIONの終わり方…あんまり締まりがない気も…(ぇ

上記の−報告書−…ただ書いてみたかっただけw

それでは、またその内会いましょう♪
作者:朱雀さん