サイドストーリー

無名のレイブン
最近レイブンになったパイロット、H・O。
グローバルコーテックスに登録してないので実力は不明なのだが、
依頼成功率は75%程と、いう事なので、そこそこの実力者らしい・・・。
そして今日もまた依頼が来ているのだが・・・・。



「クレスト施設制圧・・・か。はぁ〜気が引けんなぁ〜。」
彼はクレスト施設を攻撃するという内容の依頼は正直好きではなかった。
理由はというと、彼の親友がクレストの代表者だからである。


「ど〜しよっかな〜?成功させるとアイツがうるさいし・・・。かと言って
報酬が3万オーバーの依頼はあまり来ないし・・・。う〜〜ん、悩む。」


そこへ彼からの電話が、

「はい。H・Oです。」

「おい、お前いい加減金返せよ!いったい、いくら借りてると思ってんだよ!!!
今週中に返さね〜と、30%の利子つけるぞ!分かったな!!!」

「・・・マジで?」

「マジで。何やってもいいから返せ!!じゃぁな」

ガチャン、ツーツーツーツー・・・・。

「ったく、クレストの代表者が何ケチってんだよ。2万ぐらいいいじゃん、2万ぐらい。」

ここでH・Oが依頼の内容を確認すると・・・・。

「ん?待てよ。アイツ何やっても良いって言ったよな・・・。よっしゃ!依頼が受けれる♪」

早速依頼者にOKの返事を出してH・Oはガレージへ向かった。

「おっちゃん。クインテット仕上がってる?」

クインテットというのは彼の機体の名前だ。

「ちゃんと仕上がってるよ。あと、今日は気分がいいから少し改造してやったぞ。」

「へぇ〜、どんな感じに改造したの?」

「ENキャノンの威力を800程上げて、マシンガンの薬莢に少し火薬をつめたぞ。」

「おっちゃ〜ん。また派手にしようとしてる?俺のクインテットは車じゃね〜っての!」

「なぁ〜に言ってんだ、このアホタレ!ACも車も同じようなもんだろ。
地味な音より、派手な音の方が良いに決まってんだろうが!」

「ったく、派手好きなんだから・・・。少しは年考えろっての!」

「え〜い、うっさい!うっさい!さっさと出発せんかこのアホタレ!!!」

「はいはい。分かりましたよ。行きますよ。行くから輸送機出して。」

「む、分かった今出すから待ってろ。」

「OK」



それから輸送機に乗る事10分、目的地に着いた。

「敵勢力は不明。注意してかかれよ。」

「OKおっちゃん。」

無人の輸送機が機体を投下した。クインテットの仕上がり具合はなかなか良いでき。
さすがおっちゃんと言う所だ。
あ、そうそう。良い忘れたけどおっちゃんは俺の専用整備士&オペレーター。
いつでも俺を見守っていてくれるのだから心強い。

「さてと、早い所レーダー五つ破壊して帰るかな。」

そういうと、H・OはいきなりOBで一つ目のレーダーに接近した。

「まずは一つ目!」

マシンガンが火を吹いた。
ギャガガガガガガガガガガガガガガガガ
普通のマシンガンでは有り得ない音だった。

「なんだこの音は!!アレは普通のマシンガンか!?」

敵のMTがビビってるのが分かった。

「ったく、おっちゃん。これさぁ〜派手を通り越してすっごい迷惑。敵さんもビビってるし・・・。」

「アホタレ!そこがいいんじゃね〜か!」

「はぁ〜、もう昔の世代にはついていけない・・・。」

H・Oと、おっちゃんの会話が続いてる中早々と、二つ目のレーダーが破壊された。

「な、なんだコイツは!?異常な早さだ!」

「敵レイブンは誰なんだいったい!!!」

「そ、それが、ランカーACではないので検討の仕様がありません!
今わかってる事は白い機体という事しか・・・。」

「なに?白い機体?まさか!!!」

「敵ACに通信急げ!!!今すぐだ!」

ガーガガーガガガーガー

「む?通信入ってるぞ。小僧。お前に用があると。」

「俺に用?なんだろ・・・?まぁいいや、通信入れて。」

「おい!H・Oお前今何やってんのか分かってんのか!!!」

「げっ!その声は・・・。」
クレストの代表者、そう、H・Oの親友だった。

「今すぐ作戦を放棄しろ!いますぐだ!!!」

「だって、お前一週間以内に金返せって、言ったじゃん。」

「そ、それは・・・。」

「まぁそういう事だから俺は依頼を続行するだけ。
  お前らのMT部隊には傷つけないつもりだから大丈夫だって。安心しとけ。じゃな」

「あ、待てコラ、H・・・」
H・Oは通信を切った。

「おっちゃん、これからは無駄な通信は入れないように心がけといて。」

「うむ。」

「さて、残りのレーダーは3つ。気合入れていきますか!」

OBでいっきに近づいてマシンガンを連射。
ギャガガガガガガガガッガガガガ・・・パスンパスン

「は?なにこれ?」

「あ〜すまんすまん、火薬を詰めすぎたみたいだ。」

「おっちゃ〜〜〜ん!!!!」

「まぁええじゃないか。小僧にはまだENキャノンが付いてることだし。」

「あのねぇ〜・・・まぁいいか。どうせ後3つだし」

そういうと、LICを構えて発射する。
ズゴーーーーーン!
レーダーは跡形も無く吹っ飛んだ。

「おお、すげぇ〜。」

「レーダー3つ目が破壊されました!しかもこちらの攻撃は一発もあたりません!」

「はぁ〜、ったくあいつめ。」

「仕方ない。お前ら、引き上げろ。」

「え、でも・・。」

「いいから引けといっているんだ!早くしろ!!!」

「はっ!分かりました。」

「む?敵が撤退していったぞ。」

「ん?あ、そう?まぁ撤退しようが、しまいが俺には関係ないんだけどね。」

それから30秒も過ぎないうちに全てのレーダーが破壊された。

「よし。作戦終了。帰還する。」

「うむ。」

こうしてH・Oの一日が終わった。
作者:H・Oさん