西部編 |
◇ゲンズィ とにかく「ワナ」を見つけ出したり 町の人々に仕掛けてもらったりする事が一番の特徴ですね。 クレイジーバンチがワナに掛かるのを見ていると さながらトラップシュミレーションのようでした。 時間こそ少ないものの、町の風景やマッドとの関係は分かりやすく非常に面白いです。 --------------------------------------------------------------------- ◇アーヴァニック テーマは「協力する強さ」でしょうか? あれだけ弱気だった人々が、敵対していたキッドとマッドが、 恐れる事なく「クレイジーパンチ」に立ち向かい、そして勝利を挙げる…。 それはそうと男同士の複雑な交友関係が物凄くカッコイイです!! 「友」という交流を超え、「恋人」のように深い関係にもなっている。 しかし二人とも敵対していて、その間は常に緊張している!! 渋いです…マジ渋くてカッコイイです…! |
SF編 |
◇ゲンズィ とてもヒステリックなシナリオです・・・。 ある意味バイオハザードより恐いような気がします。 なにせ6人の乗務員のうち、4人が船内で死ぬんですから! しかもベヒーモス脱走後は触れた瞬間にゲームオーバーですからね(苦笑) 一番恐かったのが船長が2回目にモニターで現れたときです。 「それは気の毒に・・・」と言った瞬間、船長は初めから死んでいたと分かりましたから。 ドット絵でここまで恐怖心を引き出されるゲームは他にないでしょう。 --------------------------------------------------------------------- ◇アーヴァニック かなり小さい頃、この編は絶対やりたくありませんでした。 背筋が凍る怖さです!!GC版バイオ超えたも同然だ!これは!! 言い過ぎかもしれませんが…確かにこれは怖いです! テーマは「人のくだらぬ弱さ」だと思います。 カークを愛していたレイチェルは、カークが死んだ後狂ってしまい、 カークの死体を自室へ持っていき話し掛ける…。 ヒューイはレイチェルのことを未だに愛している。 その思いからレイチェルをベヒーモスから守った。 だが結果的に二人ともその命を引き取る結果となってしまった…。 結果的に残ったダースとカトゥー。だが彼らは助け合いもせず、 ただその罪をなすりつけ合うだけ…。 だが最後にロボット嫌いだったダースはキューブにその心を許した。 そしてそれは、この船全体を救うきっかけとなった。 そしてロボット嫌いだったダース伍長は、この事件後軍を辞め、 医療目的のロボット開発メーカーに勤務した(エンディング参照)。 …私はダース伍長に惚れましたね…カッコよすぎだからこのハゲは!!(ちなみに私は男…) 曲もかなり怖いですよ……。 |
功夫編 |
◇ゲンズィ このシナリオも弟子が2人殺されてしまうわけですが SF編とは違い、感動できるシナリオです。 特に最後にリーと戦うところで弟子が奥義を出そうとするところで 「鳥児在天空飛翔 魚児在河里游泳」が流れるところは、さすがスクウェアのゲームだ! と思いました。 ちなみに「ユン」を後継者にするシナリオがなんとなく一番感動すると思います。 --------------------------------------------------------------------- ◇アーヴァニック おそらくテーマは「師弟関係」(うわ、ひねりねぇ〜)。 この複雑な人間関係はいいですね〜! 「心山拳」という拳法を中心になっているストーリーですね…。 「拳法とはこれだけ大事で、感動できるものなのか…」と、エンディングで思いました。 しかし何だ!!この曲の良さは!!曲だけで感動できるぞ!! ちなみに私は「レイ」を後継者にすれば一番感動できると思いました。 仲間にする時は、老師をコテンパンにしてやるために拳法を習った。 「老師」とは呼ばず、「ジジイ」と呼んでいた超勝気な女性。 しかし最後にソウズ、マンズと戦って息を引き取った老師に対して 「お師匠さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 と、号泣しながら叫んだレイに私はやたら感動しました…! |
現代編 |
◇ゲンズィ バトルのみのシナリオです。 ストーリーもただ「最強」を目指すという分かりやすいものになってます。 そして、最後に出てくる人物は一体誰なのか?未だに分かりません・・・。 --------------------------------------------------------------------- ◇アーヴァニック テーマは「真の最強」とでも言っておきましょうか? 最強を目指す男、高原日勝。 全ての相手を倒した後、現れる真の最強「オディ・オブライト」。 だが彼は上を目指す気持ちは無く、その「称号」にあぐらをかいていた。 「格闘家」としての心がまるで無かったのだ。 彼が負けたのは、これが原因だったのではないか? そしてもう一つ、「心の強さ」が彼には無かったのだと思う。 全てを力でねじ伏せていたのだと思う。 「心の強さ」はどんな世界にも言える。例えそれが格闘技であっても…! ちなみにこれ描いている人は「皆川亮二」。ARMSという漫画を描いていた。 この漫画結構人気があるらしいが、私は読んでいない…。 |
原始編 |
◇ゲンズィ セリフが一切無く、吹き出しにも"絵"のみが表示されるという一見分かりにくいような気がしますが、ストーリーが単純なので逆にセリフが出ない方が分かりやすいと思います。 全シナリオ中、唯一コミカルで笑えるシナリオです。 ゴリが何度もドつかれるのは多少かわいそうな気もしますが・・・ あとポゴの唯一喋る言葉である 「あ・・・あ・・・あいぃぃ〜〜〜〜」とは一体なんなんでしょう? --------------------------------------------------------------------- ◇アーヴァニック 何度やっても吹き出してしまうな、これは…。笑える。笑ってしまう。 テーマは「統一心」ですかね…。 どんなに強い相手も、人間束になれば何でも出来るぞと!!(違うような…) でも最後の「おーでぃーおー」戦はいいですね…。 「みんな、準備はいいな?」「うん!」「行くぞ!」「GO〜〜〜!!」みたいな。 そしてエンディングは、今まで敵対していた部族同士の和解。 なんか祭りみたいのも開いちゃって…まあ飛んでるだけと言えば飛んでるだけですけど(笑) |
近未来編 |
◇ゲンズィ オープニング直後の「GO!GO!ブリキ大王!!」がかなり印象的ですね。 ちゃんと歌になってるので歌ってみると楽しいかもしれません。 シナリオ自体は最後に無法松が死んでしまい、その怒りでアキラがブリキ大王を動かせるようになるという感動ものです。 ストーリーが難しい気がしますが2回やってみればよく分かると思います。 --------------------------------------------------------------------- ◇アーヴァニック いや〜このコテコテなアニメっぽい乗りが最高ですね〜(笑)。 アキラの最後の言葉がとてもカッコよく、感動します。 しかしマツの根性はマジですごいです。ブリキ大王の為に命を捨てて…。 「無法松は死なねぇんだよ…この…ブリキ大王が…ある…かぎ…り…。」 テーマは「心」かな? 主人公のアキラは心が読め、また最後は心の一つ、「怒り」により敵を倒す…。 これを描いている人は、マニアックなところをつくと「アニメ店長」描いている人です。 |
幕末編 |
◇ゲンズィ 全シナリオ中、一番ゲーム性の高いシナリオです。 非常にやりこみがいがあるシナリオです。 キャラクターデザインは「名探偵コナン」などで有名な「青山剛昌」が担当しています。 藩士の顔でなんとなくそれが分かるでしょう。 --------------------------------------------------------------------- ◇アーヴァニック …これRPGじゃないっしょ。 アクションゲームです!!63%アクションゲーム!! しかしこのシナリオはホントにやりこみ甲斐があります。目指す目標がやたら多い。 「カラクリ丸に全技を覚えさせたい!!」 「隠しボスが強すぎる!!勝ちたい!!」 「100人斬りたい!!」 「1人も斬りたくない!!」 「抜け忍になりたい!!」 「坂本様に仕えたい!!」 などなど、夢盛り沢山でございます。 しかしカラクリや隠し扉、塀を走る、水の中を竹筒一本で泳ぐなど、 やってて楽しい事ばかり!!まさに忍者!! そしてテーマは「自分の道」。 抜け忍になろうが、100人斬ろうが、全て自分の思うとおり、 自分の道を、自分を信じるのだ…!! |
中世編 |
◇ゲンズィ 中盤までは勇者と称されたオルステッドがさらわれたアリシア姫を助けに行くという RPGにありきたり過ぎるストーリーでした。 それが、一晩のうちに皆から「魔王呼ばわり」されるのですから驚きです。 共に戦った3人の勇者のうち、前勇者のハッシュは病で死に、最後までオルステッドをかばい続けた僧侶ウラヌスは魔力を使い果たして死に、よきライバルであったストレイボウはオルステッドの手によって・・・。 そして結局、オルステッドは本物の魔王になってしまい愚かな人間に制裁を加えることを決意する・・・という悲劇のストーリーでした。 中盤以降からゲームを進めるうちにだんだん不思議な気持ちになっていきます。 特にウラヌスが死ぬところは本当に悲劇です。 そして、このシナリオにもひとつ不可解なところがあります。 禁断の地から城へ戻り、部屋で休んだ後の部分です。 ・なぜ、オルステッドは王様を魔王と勘違いしたのか。 ・なぜ、夜中に王様が玉座の前にいたのか。 考えれば考えるほど謎が深まります。 --------------------------------------------------------------------- ◇アーヴァニック 勇者を愛する姫、そして勇者を信じる王、良きライバルである友。 ある一夜、蘇った魔王に姫をさらわれてしまう。 落胆を隠せぬ王、だが勇者は自分が姫を助けると言う。 町の人々に見送られ、魔王山へ行こうとする勇者。 途中、ライバルである友と合流し、再び魔王を打つ決意を固めた…。 そう…あの日まで彼は「勇者」だった。 昔の勇者、僧侶を連れ魔王を倒した。 だが魔王は偽者、アリシアは何処にもいなかった。 昔の勇者は病によりその場に倒れ、帰らぬ人となった。 その後、落盤により友が脱出不可能。 勇者はどうする事も出来ず、昔の僧侶と下山したのであった。 そう…この夜彼は「魔王」となった。 いや、「魔王」となったのは彼ではない。 昔の勇者が倒れた時、勇者の友が「魔王」となったのだ。 姫が何処にいるか自分だけ気付いた時、 勇者に対する怒り、憎しみが爆発し、彼を「魔王」に変えたのだ。 テーマは「憎しみ」。 「憎しみ」という感情は、ここまで人を変えてしまうのか…? |