◆劉備・関羽・張飛って本当の兄弟なの??
⇒義兄弟であり、本当の兄弟ではない。
この三人は 黄巾の乱 のムービーにもあるように、黄巾族討伐隊募集の立て札を見てその時に知り合い
意気投合して兄弟の契りを結んだ 義兄弟 なのである。
同時にそのとき 『われら3人は、姓も生まれも異なりますが、せめて死するときは同年同月同日たらんことを』 という誓いをたてた。
これが、劉備や関羽が撃破されたときによく言う 桃園の誓い である。
桃園(とうえん)と言うのは桃畑のことで、そこで誓いを立てたからこの名前がついたのである。
◆張角が言う『蒼天すでに死して黄天立つべし』とは何のこと??
⇒黄巾族が勝つ、と言っているのだ。
「蒼天」と言うのは、漢の天下のこと。「漢」は三国時代の中国の名前。
「黄天」と言うのは、黄巾族の天下のこと。「黄巾族」は張角が率いている族の名前である。
つまり、 蒼天すでに死して黄天立つべし と言うのは、"漢の天下はもう終わりだ。黄巾族の天下なのだ"と言う意味である。
◆貂蝉のいう、「お義父様」って、董卓の事でしょ??
⇒違う。"王允オウイン"という董卓の部下のことである。
貂蝉は、逆賊の董卓と、その筆頭の武将である呂布との仲を悪くするという作戦のためにわざと二人に近づいた。
(このことは説明書にも書いてある)
貂蝉の本当の父は袁紹・袁術の叔父の袁隗(エンカイ)だが、貂蝉の母が病死した為、子供のいない王允が引き取って育てた。
虎牢関の戦いで撃破された時に貂蝉がいっているのは董卓に言っているのではなく、王允に作戦を失敗したことを詫びているのである。
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