2003年7月31日 >>次の記事

〜忘れ去られたゲームキャラクター達〜

テレビゲームがこの世に姿を現した頃から今に至るまで、本当に数多くのゲームが発売されました。そして、例えそのゲームのストーリーを忘れても、操作方法を忘れてしまったとしても、いつまでも記憶に残るのが他ならぬゲームキャラクターでしょう。ですが、昔からいたのに今でも人気のあるキャラクターはそう多くはありません。今回はひと昔前はゲームをやる人なら誰もが知っていたのに、今ではすっかり姿を見せなくなってしまった代表的なゲームキャラクター達を挙げてみます。どれもこのまま風化させるには惜しいキャラクターばかりですよホント。

  ワギャン 主な作品:ワギャンランド1〜3、スーパーワギャンランド1・2、ワギャンパラダイス など
アクションとパズル・クイズなどのテーブルゲームが一度に楽しめるナムコ「ワギャン」シリーズの主人公。アクションで使う、敵をしびれさせる「ワッ」とか「ギャー」などの音波攻撃はあまりにも有名。情報によるとナムコのおもちゃがモデルらしい。見た目はロボットやブリキの玩具とかに見えるが多分生き物なのだろう。ちゃんとワギャン一族みたいものもいるうえ、ワギャンパラダイスでは妹も登場する。
ゲーム的に注目すべきはボス戦でのパネルゲームなどだろう。しりとりや数合わせ、神経衰弱といった教養にもなる内容でしかも面白い。最近このようなゲームが少ないような気がするので、GBAでリメイクされたら嬉しい。

  原人君 主な作品:PC原人1〜3、FC原人、超原人1・2、GB原人1〜3 など
ハドソンのはちゃめちゃアクションゲーム、原人シリーズの主人公。マリオのジャンプのように、原人君は頭突き(ただの頭突きではなく、ジャンピング頭突き)で攻撃する。しかも何かしら食べると、すぐに豹変。怒ったり、シケた顔したり、大きくなったり小さくなったり、なんだかよく分からない怪獣になったり・・・。原人君のコミカルなアクションはただ操作しているだけで面白い。特に超(スーパー)原人での無敵時はストレス解消にもなるほどのハチャメチャぶりが楽しめる。

  くにおくん 主な作品:熱血硬派くにおくん、熱血高校ドッジボール部、他くにおくんスポーツシリーズ など
今でも根強い人気を誇り、不朽の名作で名高いくにおくんシリーズの主人公、というかもうそのまま。アクションRPG「熱血硬派くにおくん」から始まり、ドッジボール・サッカー・ホッケー・バスケットボールなどのスポーツシリーズや4人同時に入り乱れての格闘アクション「熱血格闘伝説」、その他「くにおくんの時代劇だよ全員集合!」など、とにかく物凄いゲームバリエーションでシリーズ総計は25種類以上にものぼる。しかし製作元のテクノスジャパンが倒産してしまったため、くにおくんも自然に姿を見せなくなっていった。ちなみに「くにおくん」の名は、そのテクノスジャパンの社長の名前が由来らしい。

※そのくにおくんですが、近いうちに新作がでるようです。機種はGBAでアトラスから発売される模様。
※アイコンは『いんやんアイコン』さん他からお借りしました。