2002年6月20日 >>次の記事

モンスターファーム"%"

今週はプレステ時代の傑作育成シュミレーションゲーム「モンスターファーム」についての話題。
自分がプレステを買って、一番初めに購入したゲームでもある。
CDやプレステのCD-ROMからモンスターを誕生させられるシステムはとても斬新で、以後一年間は飽きなかった作品である。

しかしこのゲームにはひとつの欠陥と言っても過言ではない特徴がある。

モンスターを育てたなら当然戦わせるわけで、その戦闘システムは距離に応じたワザを「ガッツ(MPのようなもの)」を消費して繰り出し、命中率(%)の判定でダメージを与えるという、なかなかシンプルで面白くできている。
...と、ここまでは良いのだが問題なのはその命中率(%)にある。

やった事のある人はなんとなく分かるだろう。
それは、『命中率のパーセンテージが絶対に狂っている』という事だ。

ゲーム中に「ゴーレム」というモンスターが出てくる。
名前から想像できるように、パワーはあるがスピードが鈍く回避力や命中率が極端に低いというのがこのモンスターの特徴だ。
自分のモンスターが回避力の高いモンスター(プラント等)なら、当然のごとく相手の攻撃命中率は一桁になりこちらの命中率は90%を超える。
これなら多少攻撃力が低くてもワザ数で押せる!と思うのが普通である。

戦闘が開始しワザの当たりやすい自分のモンスターは、当然ワザを連発する。......が、1回...2回...3回と連続してワザがはずれる。命中率は85%前後といったところ。これはありえない。
距離が狭まり、相手がワザを繰り出す。大きな腕を上に振り上げ、瞬時に「チョップ」というワザだという事が分かる。
このワザは威力は最高レベルだが逆に命中率は最低レベル。このときの命中率はわずか2%。
次の攻撃のために○ボタンを連打していると、なんとも鈍い音が...。
なんと2%のワザが命中し、スピード重視のモンスターなどは一撃KO。
挙句の果てにはそのまま帰らぬモンスターになったという。

ちなみに自分が今やっている「ファイアーエムブレム 封印の剣」でも同じような事が起こる。