投稿者:『サポーターの人』さん


3年C組 富樫先生(前編)


初めて彼の授業を受けたとき、僕はビクッタ!!彼は『すばらしい先生』にはなれない。

イヤ、なれっこないのだ。



彼は部活をサボってる僕にこう言った。 「やる気あるのか!?」 僕は答えた。

「あります!」 彼はすかさずこう言った。 「じゃあ、今日の部活で見せてもらおうか。」

僕はこの日部活をサボった。

その次の日、僕は野球部に入った。なぜ僕は昨日の部活をサボったか?

それは、9月にある新人戦の練習で起こった。彼は僕に言った。

『リフティング、ずっとやれ。』 僕はボール技が苦手だったから、やらなかった。

『じゃあ、ロングパスの練習にまじれ。』 楽しかったけど、ロングパスは苦手だった。

・・・だから、「サッカー、下手じゃん。」と思い、辞めました。 富樫、ゴメンな!



彼はそれでも先生だ。勉強もできる。説教もできる。恋もできる。

この3つについて話そう。



★彼の授業の教え方はこうだ。

「できる人、いますか〜?」           ・・・・・・・・・・  @ 例題を出す。

「大変優秀ですね!」             ・・・・・・・・・・  A できたら、ほめる。

「ちょっと、ちがうな。」            ・・・・・・・・・・  B できなきゃ、けなす。

「では、班の形にして下さい。」         ・・・・・・・・・・  C みんなで解く。

「理解できた人は、手を挙げてください。」    ・・・・・・・・・・  D 彼の口ぐせだ!



★彼は説教もできるんだぞ〜。

「おい。」                   ・・・・・・・・・・  @怒る。少し。

「田中ァ――――!!」             ・・・・・・・・・・  A怒る。いっぱい。

「(   )じゃ、すまないんだよ。」      ・・・・・・・・・・  B怒る。けっこう。

「もし、(   )だったら、どうするんだ!?」 ・・・・・・・・・・  C例を挙げて怒る。



★彼は恋もするんだ。

去年、けっこん




                                                            前編・完