千羽谷大学の2年生、河合 春人は、
映画作りという夢を目指して、小さな映画サークルに所属している。
だが春人は今、その夢をあきらめかけていた。
原因は、親友であり同じ夢を目指す仲間であった日名 雄介が
1年前に突然この世を去ったこと……。
最高のライバルだった雄介がいなくなたことで、
春人は夢への情熱を見出せなくなっていた。
そんな春人の前に現れた、仙堂 麻尋。
「一緒に映画を作ろう」
麻尋は、雄介が死んだときその場に居合わせていた。
「彼が死んだのは私のせい」
雄介の妹で春人の後輩でもある、高校3年生の日名 あすか。
「仙堂 麻尋が兄さんを殺した」
果たして麻尋と雄介の関係は?
麻尋が春人の前に現れた真意とは?
そして、あすかの言葉は真実なのか?
友の死。見失いつつある夢。
立ち止まったままの春人の胸にかけがえのない想いが宿るとき、
途切れたフィルムは静かに回り出す。
そこには、どんな未来が映っているのだろう……?
Memories Off #5 とぎれたフィルム
メモリーズオフ
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恋愛ADV
2005年10月27日
キッド
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