●Memories Off 1st
季節は秋…
主人公「三上 智也」は、私立澄空学園に通う、17歳の高校2年生。
日常の中で智也は、騒がしくも優しい幼なじみや、
気さくで明るい転校生など、
様々な女の子たちとのふれあいを通して、
自分の中の本当の想いを見出すことになる。
彼女たちとの出会いは、智也の心に何をもたらすのだろうか?
しかし、そんな彼の心の奥底には、胸を締め付けるような、
辛い過去が秘められていた……
様々な想いと共に、秋は深まっていく……
●Memories Off 2nd
うだるような暑さ、かしましい蝉の鳴き声。
季節は、まさに夏本番を迎えようとしている。
主人公「伊波 健」は、私立の高校に通う高校3年生。
半年前から同級生の「白河 ほたる」と子際している。
ずっと変わらないと、信じていた。
2人の関係も、今の幸せな状況も。
それなら何も考えずに、まるで空を漂う雲のように。
健は流れに身を任せていればよかったのだから……。
しかし、夏休みのある出来事を境に、健の日常に変化が訪れる。
些細な誤解……。
すれ違う心……。
小さな変化は、やがて取り返しのつかないところまで膨らんで……。
2人の間にある、数え切れぬほどの想い出。
けれど、その想い出を振り切ってでも、
一緒にいたいと思える女性が現れたとしたら……。
健は選ぶことができるのだろうか?
これから共に、かけがえのない想い出を築いていく、その人を――――。
●Memories Off Pure
まだ、好きという想いにさえも気づいていなかったころ……
オレたちはいつもと同じような生活を繰り広げていた。
好きという気持ちに気づいた時……
その時……オレはどうするのだろうか?
オレたちの関係は変ってしまうのだろうか?
●Memories Off2 雪蛍
今から1年半前……。
雪が降っていた。
ふわりふわりと綿毛のように舞い降りてくる。
天は一面のにび色で、まだ午前中だというのに光の片鱗さえ見当たらない。
風はなく、景色は静かに滞り、動くものといえばただ、
いつ果てるともなく降り続ける純白のカケラ、だけだった。
ほたるが浜咲学園に入学してから、初めて訪れた冬――。
その年一番の寒さを記録した、ほの暗い冬の日曜日。
その日……ほたるは初めて「伊波健」と出逢った……。
目の前で繰り広げられるサッカーの試合、そして乱闘……。
この時ほたるは彼の背中だけを見つめていた。
これが、恋に墜ちたキッカケ……。
彼女はまだ、彼の名前さえ知らなかった。
メモリーズオフ ~1st&2nd stories~
メモオフ
MemoriesOff
アドベンチャー
2003年3月27日
キッド
キッド